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3450号 9つのプロセスで人生を遊び場に変える


■今日は、自身の備忘のために

 「(最小努力で最大の成果を生み出す)逓増システム」

 の作り方、行動の順序について以下に記します。

 読者の皆さんの参考になればと。



■昨日書いた、

 「フェイスブックページの改善プロセス」

 を通して考えたことで、
 あくまで個人的な考えですので念のため。



 【1、その気になった時にやってみる】


 やりたくなったときにやる。
 (心からやりたいと思えないことは初めからやらない)


 そんなにやりたくもないけど、やったほうがいい、
 とか、やるべきだろう、やらねばならぬ、

 といった感情で開始してもどうせ続けられないから、
 初めからやらないほうがいい。


 (少なくない人における英語学習とか、起業準備のお勉強とか。

  ほんとはやりたくないけど、やるべきだという程度なら、
  どうせ集中できないし、長続きしない⇒成果も出ない、

  ので労力の無駄遣い、やらないほうがいい)



 【2、やろうと思った時にすぐにやる】


 やりたくなった!という感情はパチンコでいえば
 チューリップが開いている時のようなもので、

 あっという間に閉じてしまう。

 だから閉じる前に球をぶち込む!
 (=考えるより前に、まず動く!)

 ことが大切。



 【3、可能な限りのエネルギーを叩き込む
   (資源を分散させない、ダラダラやらない)】


 可処分時間のすべて叩き込む。

 後述の通り、だらだらやってしまえば、
 勝つ(=成功体験を得る)前に飽きてしまう。

 そうしてやめてしまう。


 これが繰り返されると達成感のないまま、失敗体験だけが
 積み重なることとなり、自信や自尊心が喪失される。

 だから一刻も早く最初の1勝、という最低限の成功体験を
 得られるところまでやり続けること。



 【4、3連勝主義で脳に小さな快感を覚えさせる】


 最初の1勝を得たところで満足してはならない。

 達成の快感ならびにその余韻が残っているうちに、
 その喜びに力を得て、次の行動に踏み出すことが大事。

 こうして2勝目を上げ、さらに3勝目が上がる頃には、
 成果を出す自体が楽しくなってくる

 ことさらにモチベーションを高めよう!などと思わなくても、
 勝手にやる気が湧き上がり、体が動いてくれるはず。



 【5、ひと塊の成果(小規模プロジェクト)の成功体験を得る】


 ひとたび3連勝を経験すると、

 それはごくごく小さなものかもしれないけれども、
 一つの小規模なプロジェクトを成功させた、

 という実感、さらに自信につながる。

 そして次の小規模プロジェクトに取り掛かろう、
 という気にもなるだろう。



 【6、上記プロセスを繰り返し、複数の小規模プロジェクトを
    成功させ、一個のプロジェクトを完遂する】


 こんな風にして小規模プロジェクトを3~5つも回せば、
 その段階で、一つのシステム構築物的なものが生まれているはず。

 この成果物が、永続的に有形・無形の価値をもたらして
 くれるものであるならば、

 「(最小努力で最大の成果を生み出す)逓増システム」

 を一つ、自らの身に、あるいは自社のビジネスに
 組み込めたことになる。



 【7、逓増システムを一つ、また一つと増やしていく】


 以上に挙げた1~6のプロジェクトを繰り返し、

 自身や自社ビジネスにおける時間や金銭、精神、空間的余裕が
 生み出されるにつれ、どんどん楽になってくる。


 そこから生みだされる余剰資源をさらなる逓増システム構築に
 再投下し、拡大再生産態勢に入ることによって、

 ますます楽になってくる。



 【8、効率化を極め、非効率の世界を楽しむ】


 楽になってきたら、人が働いている間に休暇を取る、
 遊んでみる、これまで行ったことのなかった勉強をしてみる、

 あるいは誰もやらないようなことにチャレンジしてみる。


 こうして効率化を極めた後、

 今度は非効率の世界を徹底的に楽しむと、効率化の世界だけに
 生きていたときにはまるで見えなかった世界が見えるようになる。



 【9、非効率の世界を効率の世界に還元する】


 非効率の世界に入ることによって見えた認識や構造を、
 再び効率化の世界に持っていくことによって、

 「非効率世界と効率世界のアービトラージ」

 「非効率世界における経験に基づいた効率世界でのイノベーション」

 を行えるようになる。


 これがよく、

 「遊ぶほど儲かる」

 といわれるところの本質。


 (いわずもがなではあるけれども、両者の間で裁定取引しては
  いけないものがあることはいうまでもない)



 【10、効率と非効率の世界を行き来しながら、
    最後は陶淵明の世界へ】


 こうして効率世界と非効率世界の往還を繰り返しながら、

 最後は陶淵明の有名な詩「帰去来兮」に帰っていくのも
 悪くない。


 ※以下の現代語訳は『陶淵明(角川ソフィア文庫  ビギナーズ・クラシックス中国の古典』釜谷 武志 (著)より引用


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 帰去来兮      帰去来兮(かえりなんいざ)

 田園将蕪胡不帰   田園将に蕪胡不帰(あれんとすなんぞかえらざる)

 既自以心為形役   既に自ら心を以(も)って形の役(えき)と為す

 奚惆悵而独悲    奚(なん)ぞ惆悵(ちゅうちょう)として而 独り悲しまん

 悟已往之不諫    已往之不諫(いおうのいさめざる)を悟り

 知来者之可追    来者之可追(らいしゃのおうべき)を知る

 実迷途其未遠    実(まこと)に途(みち)に迷うこと其れ未(いまだ)遠からず

 覚今是而昨非    今の是(ぜ)にして而 昨(さく)の非なるを覚(さと)る

 舟遥遥以軽※    舟は遥遥(ようよう)として以って軽(かろ)く甄(あが)り

 風飄飄而吹衣    風は飄飄(ひょうひょう)として而 衣を吹く

 問征夫以前路    征夫(せいふ)に問うに前路(ぜんろ)を以(も)ってし

 恨晨光之熹微    晨光之熹微(しんこうのきび)なるを恨む


 (中略)


 歸去來兮      歸去來兮(かへりなんいざ)

 請息交以絶遊    交りを息(や)め以て遊びを絶たんことを請ふ

 世與我以相遺    世我と以て相ひ遺(わす)れ

 復駕言兮焉求    復た駕して言(ここ)に焉(いづく)にか求めん

 悦親戚之情話    親戚の情話を悦び,

 樂琴書以消憂    琴書を樂しみ以て憂ひを消す

 農人告余以春及   農人余に告ぐるに春の及べるを以てし

 將有事於西疇    將に西疇に於いて事有らんとす

 或命巾車      或は巾車に命じ

 或棹孤舟      或は孤舟に棹さす

 既窈窕以尋壑    既に窈窕として以て壑(たに)を尋ね

 亦崎嶇而經丘    亦た崎嶇として丘を經(ふ)

 木欣欣以向榮    木は欣欣として以て榮に向かひ

 泉涓涓而始流    泉は涓涓として始めて流る

 羨萬物之得時    萬物の時を得たるを羨み

 感吾生之行休    吾が生の行くゆく休するを感ず


 (後略)

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■大意は以下の通り。


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 さあ帰ろう、

 田園は荒れ果てようとしているのにどうして帰らないのか。

 自分から精神を肉体のしもべにしてしまったのだ、

 どうしてそれをひとり嘆き悲しんでいてよいだろうか。

 過去は訂正できないと悟り、

 未来を追い求めるべきだと知った。

 まことに道には迷ったがそれほど遠くへは行っていない、

 (引き返してみて)今が正しく昨日までが間違っていたことに気づいた。

 舟ははるばるとした水面をかろやかに船首を上げて進み、

 風はひらひらと我が衣を吹く。

 旅人にこれから先の道のりを聞いてみる。

 朝の光がうっすらとおぼろなのがうらめしい。


 (中略)


 さあ帰ろう、

 世間との交遊をきっぱり断ち切ろう。

 俗世とわたしとは互いにむき合っているのに、

 もう一度仕官していったい何を求めようか。

 親戚の者たちの心のこもったことばにうれしくなり、

 琴と書物を楽しんで憂いを消そう。

 春がやってきたと農夫がわたしに知らせてくれた、

 西の田畑でいよいよ仕事が始まる。

 幌車を命じてそれで行くこともあれば、

 一艘の小舟に棹さして行くこともある。

 舟では奥深い谷川をたどりゆき、

 車では険しい丘を通った。

 木はうれしそうに生き生きと花を咲かせようとし、

 泉はちょろちょろと流れ始めている。

 万物が春のよき時節を得たのを喜び、

 (それにひきかえ)自分の生命が死に近づきつつあるのに心を痛ませる。


 (後略)

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 このような世界に帰るのもまた一興(かも)。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「(最小努力で最大の成果を生み出す)逓増システム」を    作り出すための方法論はすでにある。   ■9つのプロセスを繰り返し、効率化と非効率の世界を行き来    することによって、楽しく楽ちんな、仕事と遊びの一体化、    道楽化の世界に到達する。   ■終の棲家は効率化の世界に留まるもよし、非効率の世界に帰る    もよし。二つの選択肢を持てるようになる。

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