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3332号 エコなシステムを体現した人


■このように毎日、メールマガジンを書いていると
 ときおり、

 「鮒谷さんは誰のためにメールマガジンを
  書いているのですか?」

 という質問を頂くことがあります。



■ぱっと思いつく回答としては、

 「自分にとって課題があり、その課題解決のため、
  自問自答の機会としてメルマガを書いている」


 そして

 「そんな過程を経て導き出した、
  様々なテーマの暫定的な結論(あるいは説)を、

  その内容に興味をお持ち下さる方々に
  お届けするために書いている」


 つまり

 「まずは自分のために、次に他者のために」

 というものとなりそうです。



■言葉を換えると、


 「第一義的には自分のために
  書いているものであり、

  それが結果として他の方にも評価頂けるようになる
  (もしくは、評価していただければいいな)」


 という流れになるのだと考えています。



■けれども、毎日書いているうちに

 「本当にそうなのかな?」

 と思うようにもなるものです。


 つまり、提供しているコンテンツに対して
 たくさんの好意的なフィードバックを頂戴することで、

 一定の評価をして頂けていることが分かると
 そこに喜びの気持ちが生まれます。

 (周りの人からの評価や賞賛は
  人間にとってなによりのご褒美です)



■そこで、

 読んで下さる方にもっと喜んで頂くためには
 どんな内容を提供すればいいのかな、

 (もっともっと、自分の思考を深める必要があるな)

 と考えるようになってくるのです。



■ここにおいて最初は

 「自分のために取り組んだことが、
  結果として他の人のためになればいい」


 と思っていたはずなのに、
 気がついたら

 「他の人に喜んでもらうことが
  自分の喜びとなっていた」


 という、逆転現象が起きるのです。



■つまり、この段階に入ると

 「他者の喜びと自分の喜びが一体化された世界」

 がイメージされるようになるのです。


 これは、よく聞かれるような

 「人に与えると自分にも返ってくる」

 という綺麗な事(≒綺麗事)に
 聞こえるかもしれません。



■でも、

 (うまく表現しきれないのですが)
 ここでお伝えしたいのは、

 そういった表面的な

 「人に与えると自分にも返ってくる」

 という話ではなく、


 もっと根源的なところで

 「人に喜んでもらえることをすることが
  自分にとって一番の喜びになる」

 という世界がありそうだ、
 ということなのです。



■そしてその世界は、
 とても幸せな境地なのではないか、

 というようにも考えられます。


 (別に「スピリチュアル系」の話をしている
  わけではありません。

  そもそも、そちら方面のことは
  全く知りませんし、分かりません)



■改めて考えてみると(たとえば)


 「デザインの世界を極めようとしている人」

 「建築の世界を極めようとしている人」

 「焙煎コーヒーの世界を極めようとしている人」

 「音楽の世界を極めようとしている人」

 「文学の世界を極めようとしている人」


 などにおいても、
 同じような構造があるのではないでしょうか。

 (それらの世界はほとんど知らないので
  あくまで憶測ですが)



■もともとは


 「デザイン、楽しいなー」

 「建築、すげーなー」

 「焙煎コーヒー、おいしいなー」

 「音楽、かっけー」

 「文学、深いなー」


 とか、なんだっていいんですが、

 そういう深いところから湧き上がる欲求に従い、
 興味関心の赴くままに突き進んでいくうちに、


 やがて、

 そこから生まれてきた成果物?アウトプット?に
 対して、好意的な感想を頂くことに快感を覚え、


 いつの間にやら、

 「他者の喜びと自分の喜びが一体化された世界」

 が生まれてきていた、

 ということがあるのではないかと
 私などには思われるのです。



■このような、

 「自分の喜びが他人の喜びであり、
  他人の喜びが自分の喜び」

 という世界は、

 「これで完結、これで行き着いた」

 ということのない世界ゆえ、
 厳しい世界ではあるけれども、

 楽しく、やりがいのある世界。



■この流れを自分の仕事、自分の生活の中に
 組み込むことができれば最高ですね。


 その人はシンプルで無駄のない、まさに、


 「エコなシステムを体現した人」

 (=自身の生活の中に、
   完結した生態系を作り出した人)


 ということになりそうです。


 そんな道を歩んでいきたいと考えている
 今日この頃。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■自分のためが他人のため、他者のためが自己のため、    という世界がある。    この世界は「自分の喜びと他者の喜びが一体化された世界」    である。   ■自分の仕事、自分の生活がこのようなものになれば、    その人はシンプルで無駄のない、まさに    「エコなシステムを体現した(とても幸せな)人」    といえるのではないだろうか。

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