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3306号 人間国宝になりたい!


■もう一通、別の方から頂戴したご感想を
 以下に紹介させていただきますね。



 (ここから)
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■メールを読むのと、実際にお会いするのは、やはり違う。
 直接お話を聞けて本当に良かったです。

 たとえば

 ...システムに投資する
 ...時間を買う
 ...目標を公言する

 たしかに、すでにメールマガジンでも読んだ内容でした。
 巷にあふれるビジネス書/自己啓発書にある内容でした。

 中でもシステム化のお話です。
 これまでのところ、このお話が一番ささりました。


 「システム化」については「その通りだな」...を通り越して
 「あたり前の話だ」くらいに思っていたことでした。

 (決して自分を高くおいているのではなく、
  強い同意!です。)


 ところが。そんなにあたり前だと思っていたにもかかわらず、
 セミナーからの帰り道、いくつも思い浮かんできました。

 自分がまだシステム化をできていない事どもが!

 また、本日も勤務をしながら、次々と見つかるではないですか...。
 できていない事どもが!

 次から次へと見つかるのです。

 「こういうことなのだ」と思いました。


 自分は「システム化」(仕組化?)については、
 相当意識してきたつもりでした。

 そうした仕組化をすることが自分の趣味だ、
 というくらいに思っていました。

 ところが、出来ていないことが多すぎました。

 メルマガで、あれほど読んできたにも関わらず、
 実践の方は20点でした。

 その事に気がつけました。
 ...参加できて、よかったです。


■個人的には、「具体的な話」、「抽象的な話」も
 印象に残りました。

 私はセミナーの途中に少し思いました。
 「少し具体的な話が長いかも...」と。


 ところが、帰り道、そして本日...今もこうしてセミナーを
 振り返るとき、真っ先に思い出すのは

 「具体的なエピソード/お話」

 です。まず具体的な部分を思い出します。

 だからこそ、そのエピソードのポイントである

 「抽象的な部分」

 を思い出します。


 鮒谷さんが「タグ付け」と書いていたのは、
 このことなのだと、自らの体験を通じて思った次第です。


 そもそも私は具体的な事例を軽んじて、
 抽象的なポイントばかりを重んじる傾向が強い人間です。

 ですが、今回のセミナーは、

 「具体的事例の大切さ」

 について、私に教えてくれたように思っております。


■鮒谷さんは、たんたんとお話をされていました。

 この鮒谷さんのトーンは、私の予想外でした。
 もっと情熱的に、感情を込めて?お話をすることを
 予想していたのです。

 カリスマスピーカーのような...。
 ところがたんたんと話が続くではありませんか...。

 そして、私はこのトーンに、一つ鮒谷さんの哲学...の
 ようなものを見たような思いになりました。


 同じく「優れた工場は、淡々と稼動している」といった
 お話がありました。

 鮒谷さんのすごい所の一つが、ここにもあるように思った
 次第です。


 5年間か、それ以上、平成進化論にはお世話になってきました。
 昨日は、鮒谷さまに直接お会いできて本当によかったです。

 どうも、本当にありがとうございました。

 これからも、...これからはもっと!メルマガの配信を
 楽しみにできそうです!


                         (Y・Mさま)


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 (ここまで)


 Mさん、長文のご感想ありがとうございました!



■ご期待下さっていたような(!?)、

 カリスマスピーカーが話をするような感じでは
 なくて、どうもすみませんでした(笑)


 というか、実は

 重心を高くして、
 自分を過剰に演出するような演出は、

 (人それぞれだと思いますが)

 個人的には、あまり好きではないのです。



■理由としては、

 私のように、そういったことに適性のない人間が
 そんなことをやっても疲れるし、

 だから長続きしないし、
 バレるし、ボロが出るだけだと思うから。


 それよりも自分の地を出し、自然体のまま、

 身近な人に色濃く影響を与え、
 そして身近な人から影響を与えられる、

 という人間関係のほうに魅力を感じます。



■という前ふりをした上で、
 本日のテーマに入りたいのですが、

 最近、意識しているのは

 「重心を低くする」

 ということです。


 重心を低くとは、どういうことかというと、
 私の中の定義としては、


 ▼人を操るのではなく、
  自分を躾ける、陶冶する

 ▼「影響を及ぼそう」とするのではなく、
  「影響が波及的に広がる」ようにする

 ▼「~する発想」より「~になる発想」

 ▼本音と建前の乖離を極少化する

 ▼過剰な演出を行わない

 ▼できもしないことは語らない

 ▼極力、目立たないように

 ▼じわじわ口コミが広がるように

 ▼派手さは追わない

 ▼継続を大切に

 ▼逓増を大事にするということ

 ▼成長性より安定性


 といったこと。

 他にもまだまだありますが、
 とりあえずこれくらいで。



■重心を低くするという言葉とセットで

 「目線は高く」

 という言葉をつけています。

 重心を低くする、とは
 単に地べたを這いつくばればいいのだろう、

 ということではありません。


 あくまで掲げる目標は高く、
 日々の歩みは地道な亀のごとく、といった意味で、

 「目線は高く、重心は低く」

 なのです。



■重心を高くする、というのは、
 この反対を行うこと。


 ▼自己の陶冶は時間がかかるので、
  手っ取り早く人を操る方法を選ぶ

 ▼できる限り、影響力を最大化しようとする

 ▼本音と建前の乖離を極大化させる

 ▼過剰な演出を行う

 ▼できる限り目立つポジションを狙いに行く

 ▼派手にいこうぜ!

 ▼逓増よりも一攫千金

 ▼安定性より成長性


 というような姿勢が挙げられるでしょう。



■ちなみに私は自分が絶対にそうでありたくない、
 と思っているのは、

 「目線は低く、重心は高い」

 という姿勢。


 言葉を換えれば、

 「目指すところは低く、性急な結果を求める」

 という生き様。

 (あくまで個人的な考えです、念のため)



■そういう姿勢は私の美学に反するから、
 いまの私は、

 「最低限の見せ方」

 はもちろん考えますが、
 それ以上はあえて積極的に追求いたしません。


 「包み紙よりも、中身が大事」

 と思っている古い人間なのです。



■けれども、案外、今の時代にあっては
 そういう姿勢のほうが

 「目線は低く、重心は高い」

 方々がよく用いる言葉であると思われる

 「生存戦略」

 的にもかえってよいのでは、
 とも思えます。



■なぜなら、みんながみんな、
 包み紙の綺麗さを競いあうようになったら、

 その包み紙に幻惑されて、ダメな商品を購入し、

 「ふざけるな」

 「二度と包装紙にはだまされないぞ」

 という教訓を得て、知恵が付いてくる人が
 多数派になっていくでしょう。



■そのときに、

 「包装紙はしょぼいけれども、中身は本物」

 という評判を得ている商品があるならば、

 それは口コミを呼んで、勝手に広まっていくに
 決まっているのです。



■人の持つ時間資源は一定ですから、極論すると、

 「商品のクオリティを上げるのに用いる時間」

 と、

 「包装紙のデザインを考えるのに使う時間」

 の

 「配合比率」

 を、



 「(商品に注力→)0:(デザインに注力→)10」

 ※敏腕マーケター、一歩間違うと悪徳詐欺師


 にするのか、

 「1:9」

 にするのか、

 「3:7」

 にするのか、

 「5:5」

 にするのか、

 「8:2」

 にするのか、はたまた、


 「10:0」

 ※腕は人間国宝級、作る商品は天下の逸品、
  けれども売り込むことは全くできない

 にするのか、


 どのスタイルをとるのかを選ばなければ
 なりません。

 両方を同時に高めていくのは難しい、
 (というか、ほぼ不可能)

 といってもよいでしょう。



■正直に告白すると、

 私も起業した当初は、売り込む力こそが大事だろう、
 と考えていました。

 しかし、やがて


 「『売る』のではなく、
  『売れていく』にはどうしたらいいだろう」


 という風に考えが変わってきたのです。



■つまり、提供する商品を本物にしなければならない。

 小汚いパッケージであってでも、
 分かる人にだけ買ってもらえればいい、

 そして口コミでじわじわと広がっていけばいい、
 と思うようになったのです。



 そのときから、

 「(商品に注力→)95:(デザインに注力→)5」

 というような、

 「人間国宝的生き方」

 を志向するようになりました。



■ほんとうの本物は

 「100:0という狂い方」

 で取り組めるのでしょうが、

 小心者の私はまだ、そこまで思い切れません。

 でもいずれその境地に達せれば最高だろうな、
 とも思っています。



■この考えが正しいかどうかは知りません。

 でも現実に、

 「包装デザイン」にこだわるよりも
 商品(=私であれば自分の経験や言語化能力など)

 に注力することによって、

 おかげさまでほとんどなんにも営業しなくても、
 仕事やお金に困ることは一切なくなりました。

 営業活動で日々、苦戦されている皆さん、
 ご苦労さま、といったような。(ごめんなさい、、)



■反対に、起業した時に志向していたような、


 「包装紙デザイン業界」
 (いうまでもありませんが、あくまで比喩ですよ!!)


 に今もまだ、身を置いていたならば、
 時間の経過とともにどんどん競合が増えていき、

 いまごろはきっと顧客の奪い合い、値引き合戦、
 といった修羅場で戦っていたことでしょう。



■ということで(?)、

 Mさんの一言から素晴らしい閃きが生まれ、
 なんとメルマガ一話分のお話ができてしまいました。

 Mさん、ありがとうございました!

 私も「人間国宝認定」を目指して、
 これからも日々、精進していきます!


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■目線は高く、重心は低く。    「売る」のではなく、「売れていく」にはどうしたらよいかを    考える。   ■敏腕マーケターを志向するのか、商売ベタの人間国宝を    目指すのか。   ■包み紙を綺麗に装飾するのが大切なのか、商品のクオリティを    徹底して高めていくのが重要なのか、    真に大切なことについて、今一度、考えてみてはどうだろう。

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