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3149号 お金を使うときに考えるべきこと


■冒頭に書きましたように、

 通勤・通学の時間を短縮するために
 部屋をもう一つ借りようかな、

 という話をすると、

 「たった30分前後の移動時間で部屋を
  もう一つ借りるの!?」

 という反応をされる方がほとんどです。



■けれども、考えてみてください。

 片道30分、往復1時間、
 一ヶ月に25日通うのであれば、

 移動時間だけで25時間かかります。


 それに対して、部屋を借りるのに
 その界隈のマンスリーマンションの値段を調べたら

 「月額およそ14,5万円くらい」

 ということになります。



■1時間あたりに換算すると、
 6000円ほどの金額になりますね。

 大切なのは、この6000円のコストを
 高いと感じるか、安いと感じるか、

 です。



■(以下、とくにメルマガ読者さんの中にも
  多数いらっしゃる経営者の方に対してですが)


 会社勤めの方であれば、すぐに投下資本を
 回収することは難しいけれども、

 経営者であれば15万円の投資で25時間浮かせ、
 その時間で1つ2つ、ビジネスのネタを考え、

 そのネタを行動に移せば、
 元などすぐに取れるもの。



■時間は有限なのだから、

 その限られた時間をお金で買うことができるの
 ならば、どんどん買っていけばいい、

 そんなことを今日はお伝えしたいのです。

 浮かせた時間をそれ以上の価値を
 生み出すものに投資すればいいのです。



■あることにお金を使うにあたって、

 ここで支払うお金は投資なのか、
 あるいは、浪費、贅沢、散財なのか、

 を判断するためには

 「もっと大きくなって帰ってきてくれる
  お金なのかどうか」

 を自らに問いかけるとよいでしょう。



■それが相当な確率でリターンをもたらして
 くれると思われるものであるならば、

 10万円でも100万円でも1000万円でも
 投下すべきであろうし、


 もし相当な確率でそのお金が戻ってこない、
 と思われるのであれば、

 1万円でも1000円でも100円でも投資しない、
 という「原則」を定めておくのです。



■もちろんこれはあくまで「原則」ですから、

 ときに原則から外れた「例外」を
 設けても大丈夫。


 けれども

 「これは例外、それも例外、あれも例外、
  全部例外」

 としてしまったら、
 どんどんお金が出ていくばかり。

 そうやって会社は左前になってしまうのです。



■反対に、

 この原理原則を忠実に実行していたら、
 ときに失敗することはあっても、

 基本的に右肩上がりで潜在資産、顕在資産が
 増え続けていくことでしょう。


 (当たり前の話です。

  もっと大きくなって帰ってきてくれると
  思われるものにしか投資しないのですから)



■何が言いたいかというと、
 何かお金を使うときに、

 「金額で判断してはいけない」

 ということ。


 高くても投資価値の高いものは積極的に
 お金を投下し続けるべきであるし、

 安くても投資価値の低いものについては
 決してお金は使わない、

 これを原理原則として下さい、
 ということなのです。


 (だから例えば、私がマンスリーマンションを
  借りるかどうかを判断するとき、

  そのような観点から「純粋な投資対象」として
  検討するのです)



■特に経営者の場合、

 意思決定と行動によって、すぐに売上が立ち、
 すぐに利益も確定できるので、

 この原則を導入しない手はありません。

 やればやるほど利益も生まれるし、
 ラクになる。



■ここまで書いてきて、

 「会社に勤めている俺は、私はどうなんだ?

  投資したって、いますぐリターン(給与)は
  増えないよ」

 という声なき声が聞こえてきそうです。

 けれども、そのような思い自体、
 今すぐ捨てるべき心根であるかもしれません。



■なぜなら、

 「もっと大きくなって帰ってきてくれる」

 ものは、別にお金に限らないからです。


 自分の能力であったり、人間関係であったり、
 知識であったり、知見であったり、

 という潜在資産となって
 帰ってきてくれる投資対象もたくさんあるのです。



■それらが時間の経過とともに、

 「評価」「評判」「信頼」

 といった更なる潜在資産を
 もたらしてくれることもあれば、

 それらがいずれ、

 「昇進」「昇給」「独立起業(⇒成功)」

 といった形で有形資産をもたらしてくれる
 こともあるでしょう。



■経営者と異なるのは


 【経営者】

 「帰ってきてくれるのが、早ければ数日単位。
  しかも、分かりやすい売上・利益の形で」


 【会社勤め】

 「帰ってきてくれるのは、数ヶ月から数年後以降。
  しかも、分かりにくい潜在資産の形で」


 といったところ。



■けれども、

 蓄積したものは決して無にならず、
 ずっと自分の中に残り続けていくのです。

 だからあとは、いつ発芽するか、
 楽しみにして待てば良い。

 (その時間を待てる人だけが、
  己の人生と運命を切り拓けるのです)



■反対に、

 投資しても今すぐリターンは見込めなさそう、
 帰ってきてくれるイメージもできない、

 といって投資を怠る人は
 いつまで経っても変わりません。

 だって「やることやってない」のだから。



■冒頭の

 「マンスリーマンション借りようか」

 というところから話が大きくそれたように
 見えるかもしれませんが、

 根っこのところでは


 「何かお金を使うときには、
  それが投資対象として適格かどうか」


 を常に問い、

 適切な投資対象(=帰ってきてくれるもの)

 にのみ投資いたしましょうよ、

 という話であったとご理解いただければと
 思います。


 (私は仕事における、あらゆる意思決定の場面に
  おいて、この問いかけをしています)



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■より大きくなって自分のもとに帰ってきてくれる可能性の    高いものに投資する。   ■自分のもとに帰ってきてくれる可能性の低そうなものには    投資しない。   ■どれだけ高くても投資するべきものがある一方、    どれだけ安くても投資してはならないものもある。   ■この原理原則に出来るだけ忠実に生きていけば、時間の経過と    ともに潜在資産も、顕在資産も右肩上がりで増えていく。    この原理原則に逆らえば、どんどん苦しくなっていく。   ■経営者と会社勤めの方は、時間軸が異なるだけ。    すぐに結果が見えないからやらない、という人は、    永遠に結果が出てくることはない。

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