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3114号 校舎が燃えてくれれば、と願った夜


■一昨日は、


 【 「起きてほしくない、だから起きない」

                 という思考停止 】


 と題して、


 私たちは生きていく中で、
 無数のリスクに晒されていることを理解し、

 平時より、未来に想定される危機への
 対応策を講じる必要があるのでは、

 そんなお話をいたしました。



■これについて、常に意識していることが
 あります。


 それは、


 「起こって欲しいと願うことは、大抵起きず、

       起きて欲しくないことは、結構起きる」


 という考え方。


 この考えにのっとって人生も仕事も
 計画する必要がある、

 そんな風に昔から考えているのです。



■なぜそう考えるようになったかというと、
 誠にお恥ずかしい話なのですが、

 このメルマガで何度も書いてきたとおり、
 私は中学・高校時代を通して、

 長い間、学業不振に喘(あえ)いで
 おりました。



■先生の話を聞いていても、
 なんにも分からないので、

 授業中はずっと昼寝していて、
 元気になるのは放課後になってから。

 そんなわけで、もちろん成績は常に
 退学すれすれラインといったところ。



■やがて、

 約160名(中学)、そして約210名(高校)の
 同級生の中で、

 学年下位1~2%の場所が
 私の指定席となっていったのでした。



■そんな状態でしたから、
 甚だ不謹慎な話ではありますが、


 定期試験(中間考査、期末考査)の時期が
 来るたび、


 「あー、また白紙で答案出すのか」

 「うー、また50分、何も書くことないのに
  机に向かい続けなければならないのか」

 「また先生に叱られる」

 「また親を悲しませるなあ」


 という思いが入り交じり、
 それはそれはとても憂鬱な気分となり、

 試験前日の夜ともなると、

 「明日、学校に行ったら、校舎が燃えて
  なくなっていてくれたらなあ、、、」

 と心の底から願ったりしたものです。

 (特に当時の中学校舎は木造建築だったので)



■「たとえ子供であったとしても
  そんなことを考えるなんて不謹慎だ」

 と怒る人があるとすれば、
 全くもってその通りなのでしょう。


 けれども、おそらくその人は

 「絶望感と、将来の不安を抱えるという
  苦しみを経験したことがない」

 幸せな人なのでしょう。

 放課後、元気に振舞っていたのも、
 不安感、絶望感をそうでもしなければ
 ごまかしきれなかったから。



■長じて大学に入ってからも、
 前期試験、後期試験が終わるたび、

 これまた不謹慎な話ですけれども、
 やっぱり成績表が戻ってくるたび、

 「記録されている自分の成績データが
  コンピューター障害で全部消えてくれないかな」

 とか、そんなことばかり考えておりました。

 (変わってない 笑)



■けれども、そういった都合のいいことは
 もちろん起こってくれずに、

 結果として同級生よりも長い間、
 大学に在学することとなりました。



■その後、会社に入ってからは、
 営業をやっていたのですが、

 その週の、あるいはその月の売上目標の
 メドが立たず、

 翌日のミーティングで詰められることが
 確定しているときなど、

 またまた不謹慎な話で恐縮ですが
 (もう想像つきますね 汗)


 「今日の夜にでも、突然、上司が高熱を発して
  一ヶ月くらい入院してくれないものだろうか」

 などと心の底から願いました。
 (Kさん、ごめんなさい)


 ところが、当然のこと、Kさんは元気そのものと
 いった感じで朝の会議に登場され、

 徹底的に詰められたものでした。



■万事こんな調子で、

 自分にとって都合のよい、
 起こりそうにない願望を抱いてみたところで、

 それが叶ったためしはなく、


 そんな願望(というよりも妄想)に依存し、
 現実の中で何も行動しなかった報いとして、

 起きて欲しくないことばかりが
 次々と自分の身に起きるようになったのです。



■長年にわたり、

 こんな社会不適合一歩手前の人生を
 歩んできた私ではありましたが、

 あるとき、遅ればせながら
 ようやく目が覚め、気づきました。



■自身の安逸を棚に上げ、


  ▼起こって欲しいと願うことは、大抵起きない

  ▼起きて欲しくないことは、結構起きる


 すなわち、

 「結局は自助努力しかない」

 という事実に気がついたのです。



■そうして、

 荒唐無稽な妄想に
 我と我が身の運命を委ねることを止め、

 腹を括って、前を向いて
 一歩一歩、生きるしかない、

 と決意したときから、
 私の人生は好転し始めました。



■ここまでお読み下さった皆さんの中にも
 実のところ、口には出して言わないけれども

 私(鮒谷)と同じように、
 不謹慎なことを思ったことがあるぞ、

 と思い出された方も少なくないかもしれません。



■そんな同志の方であればすでに身体で

 「結局は自助努力しかない」

 ことが知らされていらっしゃると思います。


 希望的観測(妄想)は大抵、というよりは
 まず決して起きてくれないと覚悟を決め、

 日々、当たり前のことを当たり前に、
 愚直に積みつつ生きていくしかなさそうです。


 <第15回 3日間セミナーご感想>


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!



 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■自身の安逸を棚に上げ、起こって欲しいと願うような、    そういった事態は大抵の場合、まず起きることはないものだ。   ■であるならば、希望的観測(あるいは妄想)は今すぐ止め、    覚悟を決めて、眼前の現実と正面から向き合って生きていく    しかないだろう。   ■ウルトラCも起死回生も奇跡も願わず、当たり前のことを    当たり前に、日々、愚直に積みつつ生きるのが良さそうだ。

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