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3072号 学びの蟻地獄(ありじごく)理論


■先日、友人から

 「学びの蟻地獄(ありじごく)理論」

 という話を聞きました。


 それは、

 「学びは蟻地獄を作るように行うのが
  もっとも効果的」

 ということのようです。



■蟻地獄を作るところを想像してみると
 おそらく、こんな風。


 砂地で下に向かって真っ直ぐ穴を掘ると、
 壁面は崩れてくる。

 さらに掘ると、もっと壁面が崩れます。

 この繰り返しによって、穴が深くなるに従い、
 必然的に蟻地獄も大きくなっていく。


 こんな風に蟻地獄を作るイメージで
 自分の学びを深めていくとよさそうです。



■掘っていく場は、


 「自分自身が興味がある」

 「没頭出来る」

 「没入出来る」


 ところ。


 ここをひたすらに
 掘って、掘って、掘りまくる。



■すると、

 それに関連する周辺知識をも
 招き寄せてくるイメージ、

 と思っていただいたらよいかと
 思います。



■自分の興味関心のド真ん中に
 関連することに紐づいて学んでいくから、

 異なる分野のことであっても
 知識はぐんぐん定着していきます。

 そのような経験はないでしょうか?



■私の例で恐縮ですが、

 小学校1年生くらいの時に、
 たまたま本屋さんで

 世界の軍用機がたくさん掲載されている
 図鑑と出会いました。


 どういうわけだかとても興奮して(汗)
 自分のお小遣いでその図鑑を買ってきて、

 機種名と写真が一致するまで
 飽きることなく眺めていたことを
 思い出します。



■その過程において、

 軍用機のスペックについて
 興味が出てきたり、

 東西対立というものがあるのだと
 知ったり、


 さらに対立の歴史的経緯に注意が
 向けられることとなり、

 東西両陣営には軍事同盟と経済同盟が
 あることも知り、

 やがて、どの国が核を保有しているとか、
 偵察衛星をどれくらい持っているのか、

 といったことにも関心が向き始めます。



■さらに日本国内における軍事状況は
 どうかと各地にある基地に興味が生まれ、

 所有する兵器のことも気になり、
 各国の兵員数や兵器の数を比較するようになる。


 そこから国内の政治はどうなって
 いるのだろうとか、

 周辺国との外交はどうなっている
 のかとか、貿易の状況はどうかとか、

 各国の経済力はどうなのかとか、

 そのあたりで地政学という学問分野が
 あるということも知りましたし、

 孫子、マキャベリ、クラウゼヴィッツ、
 といった名前に触れることにもなりました。



■ここから世界の近現代史に目が向き、
 そのまた昔の時代も気になってくる、

 などなど、書き始めれば
 キリがありませんが、

 振り返ると、まさにこの分野においては

 「蟻地獄を掘る」

 ような学びを行なってきたような
 気がします。



■しかし、

 そういう分野に興味を持った
 そもそものきっかけは、

 小学校1年生の時に買った図鑑に
 載っていた

 「ロッキードSR-71」(偵察機)

 を見てカッコいいと思い、
 しかも断トツで速いじゃないか!

 と思ったところからなのです。

 (ほぼこれがスタート地点であることは
  間違いありません)



■この原体験から次々と放射線状に
 広がっていった興味関心の広がりは、

 もはや、それぞれの知識が
 どのように結びついていったか、

 説明することすらできなくなるくらいに
 広がりを持つようになりました。



■「ロッキードSR-71」から始まった
 知の系譜は、

 隣接分野、周辺分野を巻き込みながら
 今に至るまで、引き続き広がり続けていますし、

 これからもまた、
 そうであり続けることでしょう。


 本来の学びとは興味関心に従いながら、
 広がり、そして深まり続ける、

 そういうものではないかと思われるのです。



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■学びは「蟻地獄(ありじごく)理論」に従い、深めていくと    良い。   ■蟻地獄を深く掘れば、穴の直径も広がっていく。    そのように興味を持った分野を徹底的に深堀りしていくと、    関心の幅も広がっていき、結果として、広さも深さも伴った    知識がもたらされるのではないか。   ■覚えなければならないから覚える、学ばなければならないから    学ぶ、というのはなく、    楽しいから学ぶ、好きだから学ぶ、興味が尽きないから学ぶ、    それが本来の学びの姿なのではないだろうか。

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