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3064号 学びて思わざれば、則ち罔(くら)し


■論語の一節に、


 「学びて思わざれば、則ち罔(くら)し、

  思いて学ばざれば、則ち殆(あやう)し」


 という言葉があります。



■これは、


 「本を読み、たくさんの知識を蓄えても、
  自ら考えなければ、

  本物の(活きた)知識にはならない」


 また反対に、


 「いくら考えていても、それを支える知識を
  身につけなければ、独善に陥る可能性がある」


 といった意味です



■よく、

 たくさんの本を読み、
 講演やセミナーに参加し、

 学んでいるけれども、
 一向に成果が出ない、

 と言われる人があります。


 心当たりのある人は、

 「学びて思わざれば、則ち罔(くら)し」

 の状態に陥っている可能性が
 あります。



■ここで言う、

 「学びて思わざる」

 というのは、

 当事者意識の欠如について
 述べているのでは、

 と思われます。



■目的意識の欠けた、


 「勉強しなければならないと思うから
  勉強する」

 「学ぶことの大切さは分かっているから
  人から薦められる分野を学んでいる」


 という状況でどれだけ学んでも、

 その学びをどのように適用するかの
 イメージが希薄であるから


 「読んで読まず」

 「聞いて聞かず」

 「学んで学ばず」


 ということになるのでは
 ないでしょうか。



■特段の問題意識も持たずに行う、
 このような学習で得られるものは、

 (クイズ的知識、とでもいうべき)
 見せる知識ではあっても、

 活かせる知識ではなく、

 それゆえ、実生活に反映されることは
 ありません。



■自分を取り巻く世界と
 正面から向き合い、

 「もっと、良くなりたい!」

 と強く心から願うことによって、

 始めて当事者意識が
 生まれてきます。


 その意識があってこそ、
 学んだ知識が活きてくるのです。



■次に、

 「思いて学ばざれば、則ち殆(あやう)し」

 について。


 これは、当事者意識を持って
 考えてはいるけれども、

 肝心の実践を支える知識を得ようと
 する努力を怠れば、


 せっかく行動を起こしても、それが
 独りよがりになる危険性がある、

 ということをいわれているのでしょう。



■そのようなことに
 ならないよう、

 目的意識をハッキリと持った上で、

 必要なことは必要なこととして、
 きちんと学ぶ必要がある、

 ということです。



■こう考えると、
 上に紹介した論語の言葉は

 「古くて、それでいて、とても新しい言葉」

 のように思えてきます。


 改めて今一度、皆さんとともに
 味わいたいと思います。


 「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、

  思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■論語の一節に、    「学びて思わざれば、則ち罔(くら)し、     思いて学ばざれば、則ち殆(あやう)し」    という言葉がある。   ■当事者意識なく、学んでも、それは実生活に反映されず、    目的意識を持って考えても、学ばなければ独りよがりになる、    という意味である。   ■「古くて、それでいて新しい言葉」と言えないか。    今一度、深く、味わいたい。

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