■これから向かおうと考えている方向について、 以下、備忘のために記しておきます。 あくまで私の備忘ですが、 何かのご参考になるかも、 と思って、お送りします。 ■では、いきます。 「その1、 天下の大道を行う (横着しない、近道を探さない)」 「その2、 システムを整える」 「その3、 マーケティングに力を入れる」 この3つを 「(1+2)×3」 という形で組み合わせたとき、 世の中に本物の価値を 提供できるのではないか、 そんな風に考えています。 ■まず、 「その1、 天下の大道を行う (横着しない、近道を探さない)」 これはどういうことかというと、 今の時代、専門性を磨くのは言うまでもなく、 それ以外にも論理思考能力やら、 洞察力やらコミュニケーション能力、 さらには(私がいうのは口幅ったいのですが) 人格、品格、 そういった人としての総合点を高めていく 必要があり、その方向性で生きる。 ここで特に大事なのが「人としてのあり方」で あろうということです。 ■メッキはすぐにはがれます。 だから、そもそも、 はがれるということのないよう、 自らを「本物の金」に変えてやる、 そんな決意が必要だと思っているのです。 ■中でも大切なのは「人間性」だと 思っています。 いくら専門能力が高くても、 周囲の人から、 「彼は人としてどうなんだ」 と言われるような存在には (私は)なりたくありません。 ■といいつつ、自らを省みて、 「知的欠損」の大きさについて あるとき気づいて愕然としたのですが、 最近、「人間としての欠損」という、 さらに大きな穴があることを知らされ、 呆然とさせられる出来事がありました。 ■しかし、 気づかなければ、 そもそも改善することもできないじゃないか、 ということで前向きに(!?)捉えている のですが、 これを契機に「人間としての力」を 高めていきたいと思っているのです。 ■この修行(?)の際に大切なのは、 「葛藤すること」 だと思います。 これについて、まだうまく 言語化しきれてはいないのですが、 「生きていく上での葛藤を どうしたら遠ざけることができるか」 という質問を自分に投げかけるのは あまり適切ではないような気がしています。 ■そうではなく、 「葛藤があるから、人間が磨かれる」 くらいにおもって、 「自ら葛藤を求めていく」 ほうがいいんじゃなかろうか、 くらいに思われるのです。 ■「公に資する心」と「私を利する心」は どこまでいっても対立するものです。 そして私のような私心(=私欲を図る心) が滅法、強い者が、 もし、公(というのが大げさであるならば、 自分の周囲にいる人) に役立つであろう何かを行おうとすれば、 必ず、心の中に巨大な葛藤が起きるわけです。 ■そうして私の場合、これまで (きれいごとをいうのは嫌いなので 正直に告白しますが) 結局のところ、常に 「私を利する心」 が勝利してきました。 ■しかし、それでも両者を挟んで 一時的であれ、葛藤が生まれた、 ということは、 そこで多少なりとも思索する機会 (=人を大人にしてくれる機会) に恵まれたということなのでは ないかと考えているのです。 ■結局、 「私を利する心」 が勝つのであれば、 最初から、葛藤を避け、 「公に資する心」 なんかには背を向けておけば いいじゃないか、 いう考え方もあるでしょう。 ■しかし、 そんな「いっときの楽」を求め、 人間としての成熟を目指さないとすれば、 (今はわからないけれども)あとあと、 とんでもないしっぺ返しがくるのでは、 という恐怖がぬぐい去れないのです。 ※ここらあたりが、まだうまく言葉に 載せられないところ。 ■だからできるだけ、 「公」と「私」の関係について 見つめ、葛藤し、 (そして結局のところ、 私心に負けるわけですが) その過程において、一歩でも人間として 大人に近づくことができればいいなあ、 そんな風に思っているのです。 この決意を 「天下の大道を行う」 と表現いたしました。 ■長くなりました。 今日は冒頭に挙げた、 「その2」「その3」 について、触れれられませんでしたね。 機会があれば(覚えていたら!?)、 明日、お伝えいたします。 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■生きていく上で「近道を目指さない」ようにしたいと 思う。 言葉を換えれば「天下の大道を行う」ということ。 ■人間という生き物は、「公」と「私」(あるいは理想と現実と いってもよい)の狭間にあって、常に葛藤があるものである。 ■その葛藤から逃げようとするのか、あえて求めるのか、 その姿勢の如何によって、人としての成長・成熟は 止まりもすれば、早まりもするものなのかもしれない。
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3044号 天下の大道を行う
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