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3035号 乳幼児から引きずる精神性


■個人的に、自らに課しているルールが
 あります。


 それは、

 「疲れた、しんどい」

 および、それに類する言葉を発すること、

 そして、ため息をつくこと、


 を厳禁する、というもの。



■これらを行いながら、

 前向きに生きられる、
 自分の力を出し切れる、

 という人はいないはずです。

 (少なくとも私には無理です)



■本来の自分には、内からこんこんと
 湧き出る多大なエネルギーがあるはずなのに、

 そのエネルギーを上述の文句を口に出し、
 態度を取ることによって、

 せっかくの力を殺してしまうことに
 なるのです。


 なのに、見回してみると、

 この言葉と動作が(無自覚的に)習慣化されて
 いる人の如何に多いことか。



■この習慣によって、

 当人が損をするだけであればまだいいのですが、
 被害は周囲にいる人にまで及びます。

 すなわち、周りにいる人の気分を
 大いに害してしまうのです。


 四六時中、

 「疲れた、しんどい」

 そして

 「はぁぁ」

 という口癖を聞かされて、
 気持ちが萎えない人はいないはず。



■自分が損するだけでなく、
 回りにまで被害を拡大させ、

 誰に、どんなメリットが生まれて
 くるのでしょうか。

 まさに「誰得」です。



■考えてみると、

 唯一、メリットがあるとすれば、
 そのような姿勢をとることによって

 「周囲の視線、同情を集めることができる」

 ということはあるかもしれませんね。



■でも考えてみたら、これは、

 自分に注目してもらいたいがために
 駄々をこねたり、泣き叫んだりする幼児と
 本質的に変わりありません。


 乳幼児は泣くのが仕事、叫ぶのが仕事、
 親に手をかけるのが仕事、

 で自らの本分を一生懸命行っているだけ
 ですので罪はありません。



■しかし、いい大人になって、

 同じことをやっていたら成長していない

 (=子供と一緒、
   乳幼児から引きずる精神性)

 といわれても、否定できないのでは
 ないでしょうか。



■考えてみれば、

 「疲れた、しんどい」の口癖、

 ならびに

 「ため息」

 だけではなく、


 自分の置かれた環境についての
 愚痴を周囲に無差別にこぼすことも、

 上記の行為と同じ範疇に入れても
 よさそうです。



■もちろん、人間誰しも、
 つらいことや苦しいことはあるわけで、

 それを外部に吐露すること自体を
 否定しているわけではありません。


 しかし、

 自らがまず、問題を解決するために
 どれほど努めたか、

 が重要です。



■そのうえで、どうにもならず、
 人に聞いたとしたら、それは

 「相談」

 となります。


 反対に、

 その過程を経ることなく、
 一方的につらい、苦しいを垂れ流すだけ
 であれば、それは単なる

 「愚痴」

 となるでしょう。



■前者の態度・習慣は、自らの未来を
 建設的なものとするでしょうし、

 後者のそれは、自らの未来を
 破壊的なものとするでしょう。


 そして、たいていの場合、

 これらは無意識レベルで行われる
 思考習慣であり、態度習慣であるので、

 発動されそうになったときには、
 意識を強く持ち、何が何でも発動されるのを
 阻止しなければなりません。



■そして代わりに新たな習慣を
 インストールする必要があるのです。


 たとえば、

 無理やりでも笑顔になるとか、
 ため息の代わりに、気合を入れる言葉を
 発するとか、

 愚痴が出そうになったら、ありがたい修行の場
 だと自らに言い聞かせるとか。



■そのためにも、
 まず習慣の「バグ」の存在を認識し、

 次にそのバグを潰して、
 OSのアップデートを図らなければなりません。


 本稿の内容がその一助となれば幸いです。

 (前回セミナーのフォローアップでもあります)



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■マイナスの口癖、態度は本質的に周囲の迷惑を顧みない    自分勝手な行動であり、誰の得にもならないもの。   ■それでも行ってしまうとすれば、幼児性を引きずった    精神的未熟さを露呈しているものであると認識をあらたにする    必要があるのではないか。   ■これらの態度・習慣は無意識的なものであるがゆえに、    まずそのバグの存在を意識することが必要。次にバグを潰し、    OSのアップデートを図る必要があるのではないか。   ■相談と愚痴を隔てる違い目も、ここからくるのだろう。   ※(以上は鮒谷が常に自分に言い聞かせていること)

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