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2928号 人柄の良い人


■今日は、


 「あまりビジネスの世界で語られることのない、

  けれども、とても大切だと思われること」


 についてお伝えいたします。



■私よりはるかに年長の、私が大変お世話に
 なっている方があるのですが、

 その方が来年から、全国各地(100ヶ所)へ
 講演に赴かれます。


 この講演は、すべて自社開催ではなく、

 過去、お付き合いがあった個人に対し、
 主催を依頼されており、

 順次、予定が決まっていっている状況です。



■ここで私が注目したのが、

 その主催を依頼する方についての
 第一条件として、

 「お人柄の良い方」

 と挙げておられたところ。



■最初に、この話を聞いたとき、
 あまり深くは受け止めなかったのですが、

 考えれば考えるほど、深いなあ、
 と思わずにおれなくなってきたのです。


 普通、自社開催ではない形で講演依頼を
 行うのであるならば、お願いするのは、


 集客力があるひと、とか、
 影響力がある人、とか、

 責任感の強い人、とか、
 地域の顔役、とか、

 しかるべき役職、肩書きをお持ちの方、とか、
 実力のある人、とか、


 を真っ先に考えそうなものですが、
 そうではなく、まず第一に

 「お人柄の良い方」

 が前提である、といわれるのです。



■言葉だけを見ていると凄くシンプルですが、

 しかしとても広く、深い意味が包含されている
 ようにも思われます。


 一見、シンプルだけれども、

 やはり長年、ビジネスの第一線で活躍して
 こられた方ならではの、挙げられた要件、

 と思わずにおれなかったのです。



■どれだけ能力や影響力や権威や知名度が
 あったとしても、

 「人柄」

 が良くないのであれば、

 そういった人とは、極力関わらないように、
 関わるべきではない、


 という信念や姿勢の表れなのかもしれません。



■実際に、目先の欲得を求める気持ちに負けて、

 「これくらいならいいだろう」

 「多少は大目に見てもらおう」


 この繰り返しが、いずれやがて、

 「人柄(人格)」

 に大きく影響を及ぼしてくるのでは
 ないかしらん、

 と思います。



■そして、

 その行き着く先として周囲の人たちから、

 「あの人は人柄が良くない」

 といわれるようになると、

 いずれ、さまざまな報いを受けるように
 なるのは、必定です。



■私は同年代の平均的な人たちと比べると、
 おそらくは目上の年代の方とお付き合いさせて
 いただく機会の多い方だと思いますが、

 それらの方と接していると、
 一般社会においても、ビジネスの世界においても、
 時間をかけて、

 「人柄によって淘汰されるべき人が
  淘汰されていく」

 という側面がやはりあるのでは、
 と感じられてならないのです。



■どれだけ能力があろうが、実績があろうが、

 「人柄がよくない」

 のであれば、結局、長続きしない、
 ということなのではないでしょうか。



■自分自身がそんなことにならないよう、

 自分大事、の本能(?)に逆らうことで
 人間性の練磨を行おうとしても、

 一朝一夕にこれを身につけることは
 極めて難しい(というか、できない)

 ことだとおもいます。



■そして、

 知識や専門スキルについては、詰め込めば
 短期間で身につけることができたとしても、

 人間性については、促成栽培というわけには
 いかないため、長い年月がかかりそうです。



■従って、

 知識や能力を身につけることは大切で、

 そのための努力を惜しんではならないのは
 いうまでもありませんが、


 人柄を良くする、という点においても、
 出来るだけ若い時期から、
 より意識を向ける必要がある、

 そんなことが痛切に感じられるように
 なってきたのです。

 (既に私は手遅れかもしれませんが)



■ビジネスの世界において、

 「人柄」「人格」について語られることは
 昔と比べて少なくなりましたが、

 (昔は、もう少しそういうことについて
  言及される機会も多かったように思います)


 だからこそ、あえて、
 自省、そして自制の念を込めて、

 「鮒谷さんは、いいお人柄だなあ」

 と30年後くらいに言われるように、
 日々、少しづつでも努力していこうとおもいます。



■そのための活動の一環として、


 【今日のお薦め本 中国古典名言事典】


 この本(事典)を常に身近におき、
 長月にわたって、研究され続けてきた

 「人間学」

 を学ぼうと思います。

 日々、繰り読みしていこうとおもいます。


 (ちなみに、この事典の存在は、
  JASDAQ上場企業の株式会社エーワン精密

  ※創業約40年の売上高経常利益率が約40%という
   驚異的な経営をされている企業

  の創業者で、現在、取締役相談役をされている
  梅原勝彦さんに教わりました)



 今日も人生とビジネスを楽しみましょう!


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■長い時間を経ても「淘汰されない人間」として生き残る    ためには「良い人柄」になる必要があるのではないか。    堅い言葉でいえば「人格の陶冶が必要なのではないか」と    いうこと。   ■若いうちから意識して「良い人柄の人」といわれるように    修練を重ねることによって、即効性はないけれども、    時間の経過と共に、豊かで実り多き人生を送れるように    なるのではないか。   ■反対に「すぐに身に付けられるもの(知識・スキル)」のみに    過度に依存すると、短期的にはそれぞれの場面を糊塗し得た    としても、長期的に見たときに、いずれ淘汰の対象となる    可能性が出てくるだろう。(能力があっても、嫌われる)   ■そのためにも棺を覆うた人の人生を俯瞰する立ち位置にいる人    (たとえば歴史家)が見た、長期盛栄の秘訣(人生の本質)を    学ぶことを、若い時分から始めてみてはどうか。

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