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2853号 川尻包丁ができるまで


■このところ、よく考えていることが
 あります。


 それは、

 「自分(自社)は何によって、
  他の人に役立っているのか」

 ということ。



■いくらブランディングだ、マーケティングだ、
 セールスだ、

 といってみても、

 ビジネスパーソンとして、
 あるいは経営者として、

 果たしてどんなお役立ちをしているのか。



■そんな「価値提供」を加速させるための、

 ブランディングであったり、
 マーケティングであったり、
 セールスであったりするわけで、


 それらの以前の問題として、
 あらゆる活動の基盤に

 「お役立ちの精神と実態」

 が必要だと思うのです。



■関わる人やお客さんに対し、

 どんな価値提供を行うのが
 自分(自社)らしいのか。

 自分(自社)の強みが活かされるのか。


 そういったことを、生涯を通じて、

 深く、深く、そしてさらに深く、
 考え続ける必要があると思います。



■この「深化」の過程が、
 「進化」となるのでしょう。


 この繰り返しによって、
 ぶれない軸を作り、

 思いを信条、さらには信念のレベルに
 まで高めたい、

 そんな風に考えているのです。



■このプロセスはひょっとすると、

 「鍛造(たんぞう)」

 という言葉で喩えられるかもしれません。


 鍛造という言葉を調べてみると、


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 鍛造(たんぞう、forging)とは、
 金属加工の塑性加工法の一種。


 金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、
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 金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、

 結晶の方向を整えて強度を高めると共に
 目的の形状に成形する。


 古くから刀工が日本刀など刃物や火縄銃の銃身の
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 製造技法として用いており、
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 刃物の品質を向上させる努力に伴い技法が
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 発展してきた。
 ^^^^^^^^^^^^


 金属の素材を金型などで圧力を加えて
 塑性流動させて成形する。

 鍛流線 (fiber flow) が連続するために
 組織が緻密になり、

 鋳造に比べて鋳巣(空洞)ができにくいので、
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 強度に優れた粗形材をつくることができる。
 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

      (ウィキペディアより 下線は筆者)

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 このようにありますが、

 要は、

 「金属をハンマー等で叩き、圧力を加える
  ことによって、より強度を増すことができる」

 という金属加工の方法の一つ。



■実際にどのようにして行われているのか、
 いろいろ動画を調べてみたのですが、


 <熊本県伝統工芸指定「川尻刃物」>


 の動画が非常に分かりやすかったので
 ご紹介いたします。


 <川尻包丁ができるまで(第1~第4工程)>


 この動画の、

 3分7秒くらい、そして、6分45秒くらいからを
 ご覧下さい。



■さらに


 <川尻包丁ができるまで(第5~第6工程) >


 の1分37秒あたりからも。


 「鍛造」の名に恥じぬよう、とばかりに、
 まさに叩きまくり、鍛えまくってます。


 おもわず全編通して見てしまいました。



■この動画を見ているだけで、


 「川尻包丁」、ちょっとやそっとのことでは
 折れたり、曲がったりしなさそう、

 と思われます。


 料理することはないのに、

 この動画を見て、鍛え上げられた
 川尻包丁が欲しくなりました(笑)



■この川尻包丁と同様に(?)

 私たち信念も、いろんなところに出向き、
 大勢の考えや意見を聞くことによって、

 同じように鍛えられていくのではないか、
 そんな風に考えてもみたのです。



■外部の人の意見と、自分の思いや信条と
 繰り返し、ぶつけ合わせることにより、

 「鍛造」

 されるものなのかもしれません。


 そうして、

 信念とか確信といったところまで
 鍛えられ、磨かれ、高められていくのでは
 ないでしょうか。



■一生、このプロセスを継続することにより、


 「自分(自社)は何によって、
  他の人に役立っているのか」


 という、自分自身への理解を
 より深化(そして進化)させていきたいと
 思うし、


 だからこそ、より深い教育機会を
 生涯、自らに施し続けたい、

 そんな風にも願っているのです。



■刃物と同じく、人間も「鍛造」することで
 強度を増すことができるはず。

 先の動画を見ながら、そんなことを
 考えてみたりもしたのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「川尻包丁ができるまで」という動画を見た。    何度も何度も叩くことで「鍛造」し、金属の強度を    増しているが、人間も同じく、さまざまな人の意見や考えに    触れ、自らの思いとぶつけ合うことで、強度が増していく    ものなのではないか。   ■「自分(自社)は何によって、他人の役に立っているのか」    について、より見聞を広げ、より深い教育機会を求め、    より深く掘り、確固たる信念のレベルにまで昇華させたい。

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