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2847号 人生における全体最適


■この数年、考え続けているテーマが
 あります。

 それは

 「人生における全体最適」

 をどのようにして実現するか、
 ということ。



■私は、人生を生きるにあたって常に、

 自覚がありつつ、
 あるいは自覚なく、

 「部分最適」

 に陥っていることが多々あるのでは
 ないか、

 と思っています。



■いうまでもなく、

 「部分の総和が全体ではない」

 わけですし、

 「あちらを立てればこちらが立たず」

 となる非常に難しい(ときに解のない)
 問題に日々直面しているのが私たち。



■私自身もそういう状況に直面したことが
 ありましたし、今も本質は変わりません。

 そして、同じ状況に陥った人もまた
 たくさん見てきました。


 ちょっと抽象的な話になりましたので
 具体的なことを述べると、

 一つの例として多分、凄く分かりやすいのが、

 「詐欺、あるいはそれに準ずる行為により、
  手っ取り早く、不当な利益を獲得する」

 といったこと。



■「お金を稼ぐ」という一点においての
 部分最適といえば、

 たしかにこれ以上、最適化されたものは
 ないかもしれません。

 振り込め詐欺であれば、電話一本、数百万円。

 この本については、以前、


 【今日のお勧め本 職業"振り込め詐欺"】


 を読んだ所感として、


 <人との絆や所属感は共同体で得られる>


 と記したことがあります。



■しかし、以上の例は人生における、

 「最高の部分最適」

 なのかもしれませんが、

 「最低の全体最適」

 であることは、言うを待ちません。



■詐欺に手を染めた瞬間から、
 起きてくるであろうことは、たとえば、


 信用をなくす、友人を失う、

 永遠の閉ざされたコミュニティで
 常に疑いながら生きることを強いられる、

 表に出られない、自由を束縛される、
 後ろめたい気持ち、、、


 といった数々のデメリット。



■瞬間の数百万、短期間での数千万という
 部分最適で得たお金が、

 人生全体を俯瞰したときに、
 全体最適に見事に失敗する事例、

 といってよいのではないかと
 思われますが、いかがでしょうか。



■これは極端な例かもしれませんが、

 相当程度、濃度を薄めた
 同様の事例というものは世の中でも
 よく見聞きします。

 どころか、私も何度か(何度も)遭遇して
 きました。



■そうやって、

 短期的な利益と引き換えに、
 長期的に信用をなくす人、

 一時的な儲けと、
 生涯にわたっての損失、

 そういう観点で人生を高く、広い視点で
 捉えることが必要だな、

 と思うようになってきたのです。



■実はこれは単純にお金のことだけでは
 ありません。


 (イメージつきやすいので、
  一つの事例として用いましたが)

 お金以外の、たとえば健康状態とか、

 自身を取り巻く人間関係とか、時間とか、
 精神的な余裕とか、自尊心とか、満足感とか、


 言葉を換えると、
 さまざまな側面における


 【 人生のコントロール感 】


 をどうやってバランスさせるのか、
 が凄く重要だと考えているのです。


 長くなりそうなので明日に続けます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■人生における全体最適、について思いをめぐらせてみては    どうか。   ■ついつい、人はたとえばお金、たとえば肩書き、たとえば    名誉、たとえば人間関係、とある一つの点について    フォーカスしすぎてしまう。   ■何かを成し遂げるときには、集中、焦点を合わせるのは    非常に重要ではあるけれども、同時に、ほんの少しでも    いいので、人生を俯瞰し、    「今取り組んでいることは全体最適に寄与するのか、     マイナスに作用するのか」    について考えてみたい。   ■ひょっとすると、究極の部分最適化が、最悪の全体破壊に    つながっているかもしれない。   ■今のパラダイムを疑ってみる。怖く、恐ろしく、勇気が必要な    取り組みであるかもしれないが、現在のパラダイムを破壊した    その向こう側にしか、新しい世界、認識がないのもまた真実。

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