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2845号 信念形成のプロセス


■昨日まで、

 寄り道OKとか、無用の用とか、
 先人の叡智や人生を参考に、

 とか抽象度の高い話をしてきましたので、
 今日は少し事例の紹介など。



■まず最初に、


 寄り道が人生を切り開いてくれる、
 といっても

 「思いっきり、華麗な寄り道(越境)」

 ではありますが(汗)、


 それでも

 「どんどん違う世界に足を伸ばしていいんだ」

 と教えてくれた一人が、
 経済学者の青木昌彦さん。


 【 今日のお勧め本 人生越境ゲーム─私の履歴書 】


■青木さんは、

 この書籍の紹介文をそのまま引用すると、


 (ここから)
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 安保全学連=ブント、スタンフォード、霞ヶ関、中国、
 仮想空間、国際経済学界で七つの知的ベンチャーを試み、

 社会というゲームのルールに挑戦し続けてきた
 最先端の経済学者が明かす知の冒険録。


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 (ここまで)


 ということで、

 「あまりにも賢い世界過ぎて
  まったく参考にならないじゃないか!」

 とお叱りになる向きもあるかも
 しれませんが(笑)


 遠回りどころか、次々と越境し続ける
 青木さんの人生に学べる点は多いです。



■そしてお待ちかね(!?)

 ダメダメだったキャリアからでも
 大復活が可能、

 という事例も無数にあります。


 こういうものを大量ストックしておくと、

 勇気と元気とやる気が湧いてくるという
 ものです。(笑)



■メルマガでも過去、
 そんな事例をいくつも紹介してきました。


 <池田勇人の履歴にみるキャリア形成の一つのパターン>


 <組織を支えるトップ10とボトム10>


 <落第坊主の履歴書>

 <遠藤周作に学ぶ、落第坊主からの大逆転>


 ※実は故・遠藤周作氏も、


 【 今日のお勧め本 奇跡の教室
             エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 】


  の「エチ先生」の教えを受けて
  いたのだそうです。



■あと、

 何度もいろんなところで
 ご紹介してきましたが、


 【 今日のお勧め本 男たちの履歴書 】


 この本に紹介されている登場人物の軌跡などからも、
 どれだけ力をもらったことか知れません。

 不遇の時代?に何度も何度も、
 繰り返し読んだものです。



■昨日も書きましたが、

 こういうロールモデル(模範、規範)と
 なるべき人を、

 自らの内側にどれだけたくさん
 ストックしておくか、


 ということが、

 実のところ、いろんな局面で
 凄く効いてくるのだろう、

 「生きる力」につながってゆくのだろう、

 という確信めいたものがあります。



■「伝記」は往々にして、
 脚色があるのを承知の上で、

 それでもなお、積極的に読むことを
 お勧めしているのは、

 自分が岐路に立たされたときに、
 大きな勇気をもたらしてくれるから。


 具体的な実例ほど力を与えてくれるものは
 ないのです。

 (そういう意味では、よい脚色なら、
  どんどんしてもらったほうがいい、とさえ思う)



■さらにいうと、

 その事例が少ないと「偏り」が生まれてきますが、
 一定以上の履歴に触れ、自分の感性、感覚で

 「これは!」

 と思える人の事例が一定以上ストックされて
 くるようになると、

 いろんな場面で応用できるようになって
 いくはずです。



■たくさんの事例が帰納推論により
 パターン化され、

 今度はそのパターンを「私の今の状況」に
 演繹的に適用し、

 その結果を注意深く観察し、
 パターンを微調整する。



■この帰納と演繹と絶えざる繰り返しに
 よって、

 やがて自分なりのパターンが生まれ、
 それが自らの指針、信条となる。

 そして、最後には信念のレベルまで
 昇華されるのです。



■これが「生きるうえでの軸」と呼ばれるもの
 でもあるのでしょう。

 「軸がぶれない」

 というのは、信念レベルの確固たるパターンを
 持っている、ということ。



■日記を書き続けると、

 「軸が生まれる(信念が形成される)」

 とよくいわれますが、

 以上のように信念形成のプロセスを
 言語化してみると、

 それはしごく当然、当たり前のことと思われます。



■この繰り返しにより、
 私であれば、たとえば、

 「急がば回れ」「無用の用」

 を一つの大きな指針(信条、信念)として
 持つようになりました。



■ですから、昨日も申し上げたような、

 「向こう数年~10年くらい捨て去る覚悟で
  やりたいことに専念する、没頭する」

 ということも、

 (無謀に思えるかもしれないけれども)

 そのオプションを完全に
 排除すべきではない、

 と考えているし、お伝えしてもいるのは、
 必ずしも故なきことではないのです。



■かくいう私(鮒谷)自身も、
 実際に10年ほどの年月を捨ててかかり、

 その後、ようやく大きなリターンを
 得られるようになりました。

 メルマガでも書いてきたとおりです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■帰納・演繹の繰り返しが信念をもたらしてくれる。   ■自らの体験とたくさんの他者事例に触れることで、    人生がパターンとして認識できるようになる。   ■そのパターンを今度は自らの人生に適用し、その経過を    注意深く観察することによって、パターンに微調整を加える。   ■この絶えざる繰り返しによって、信条が生まれ、やがては    信念のレベルに昇華されていくのである。    (これが信念形成のプロセス)

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