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2839号 急がずば濡れまじものを旅人の後より晴るる 野路の村雨


■先日、メルマガでご紹介した、


 【 今日のお勧め本 奇跡の教室
             エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 】

                      伊藤 氏貴 (著)


 を早速読まれた、友人のNさんから、
 ご感想を頂きました。



■少々、長くなりますが、
 以下にご紹介いたします。


 (ここから)
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 お久しぶりです。

 今となっては幻の(笑)、「◯◯」で
 ご一緒しました□□です。


 実は、このようにメッセージをお送りするのは
 初めてなのですが

 (いつも色々と感じることはあるものの、
  手帳に響いた言葉と共に自分の感想を
  書き綴ることでとどめておりました)、


 今回ご紹介していただいた書籍があまりにも
 胸打たれた内容だったので、
 今こうしてキーボードを打っています。


 鮒谷さんのメルマガでお伝えしている通り、
 本書を読んだ感想を書くことは不可能に近い状態で・・

 読んでいて涙ぐみ、胸がずきずきし、
 とても懐かしい気持ちにもなりました。


 また、以前「◯◯」ミーティングの後に、
 ミーティング会場近くのタリーズでばったり
 お会いした際に相談、と言いますか、

 私が勝手に嘆いていた

「自分が一体何に向いているのかわからない」

 とお伝えした内容の答えが書き記されている
 ようにも感じました。


 そうか、寄り道してもいいんだ、

 効率化ばかり目指さなくてもいいんだ、

 他人と比較して焦る必要もないんだ、

 長期的なスパンで物事を見ていけばいいんだ、

 コツコツと目の前のことに集中することでも
 いいんだ、

 ということを読み取りました。


 あと数ヶ月で20代最後の年になるということで、
 今の環境に不安を持ったり、

 このままでいいのだろうか、
 と焦る気持ちが募っていたのですが、

 「本物を深く掘り下げていく」

 というポリシーを貫いていっていいんだ、
 とホッとしました。


 (中略)


 ◯◯さんが

 「毎日ブログやメルマガを書くことは
  本当に良いことづくめだよ」

 とおっしゃっていたので、10日前から始めました。


 自分の想いを言語化すること、
 しかも人にわかるように書くこと、は思った以上に
 ハードルが高いですね。

 特に毎日となると「何を書こう?」と腕組みを
 しちゃいます。


 と、脱線しましたが、

 とにかく、本書をお教えいただき、
 とっても感銘を受けたと共に、

 感謝の気持ちをお伝えしたく、
 感想を書き綴りました。

 ここまでお読みいただき、有り難うございました。

 引き続きメルマガを拝読するのを
 楽しみにしています。


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 (ここまで)



■毎日、

 こういったご感想をたくさん頂戴できるのが
 嬉しくて、


 やることが山積していて、
 心身ともに切迫しているときも、

 仕事やプライベートでの、
 心を煩わせる出来事があるときも、

 寝不足続きで眠かったり、
 お酒の飲み過ぎでフラフラしていたり、

 (そして吐きそうだったり 汗)

 したときも、書き続けられてきたのは、


 「私なりに、読んでくださっている方に
  『感動』を与えたい」

 と思っているから。



■実際のところは、どこまで


 「感情の変化」

 (=感動、発見、気付き、衝撃、やる気、
   危機感、共感、知的好奇心、興奮、感奮など)


 をもたらすことが出来ているか、
 定かではありませんが、

 でも、どんな状態に置かれていても、


 「気合を入れ直し」

 「発信しよう」


 と思えるのは、ひとえに、嬉しいご感想を
 頂戴したい、の想いからなのです。



■で、ご感想を頂いて改めて考えさせられたのは、


 ▼そうか、寄り道してもいいんだ

 ▼効率化ばかり目指さなくてもいいんだ

 ▼他人と比較して焦る必要もないんだ

 ▼長期的なスパンで物事を見ていけばいいんだ

 ▼コツコツと目の前のことに集中することでも
  いいんだ


 というところ。



■今日、和田裕美さんと一緒にランチして
 たんですが(うなぎ 笑)、

 まさに、ご感想頂いた反対のこと、

 「やるべきだからやる」

 という思考法は疲れるよね、
 なんて話をしていました。



■世の中が忙しくなりすぎて、
 気づかぬうちに瑣末的な事象に

 「囚われる」

 ことの危険性を自覚したいと思います。


 昨日ご紹介した、


 【 今日のお勧め本 人生論としての読書論 】

                  森 信三 (著)


 にも、これに関連することとして
 読める部分がありました。



■その箇所とは、以下のとおり。


 「社会が複雑多様になるということは、
  内容的には豊富になるということであるが、

  統一的には、その純粋さが乱され、
  脆弱化してゆくことを意味するともいえる」


 「かくして人類が歴史的社会的に進歩するという
  ことは、逆にこれを他の半面からいえば、

  これに対するわれわれ人間の統一力が、
  しだいに弱まってゆくと言ってもよい」


 「それゆえ又われわれ人間は、つねにこうした
  矛盾と分裂に打ち克って、その統一力を回復する
  ように努力しなければならぬわけであって、

  これわたくしが上来述べてきたところの、
  自己超克の問題と言ってよいのである」


 と記されています。



■外の世界に自らを適合させようとする余り、

 自らの心の内側から湧き上がる
 本当の感情を殺してしまうことのないよう、

 ときに、

 (Nさんの文章の完全引用ではありますが 汗)


 ▼そうか、寄り道してもいいんだ

 ▼効率化ばかり目指さなくてもいいんだ

 ▼他人と比較して焦る必要もないんだ

 ▼長期的なスパンで物事を見ていけばいいんだ

 ▼コツコツと目の前のことに集中することでも
  いいんだ


 ということを考えることで、
 肩の力も抜けるのではないか、

 と考えさせられたのです。



■そしてそのほうが、長い人生において、

 「人間の統一力」

 を回復することができ、


 ひいては、社会に合わせた形で生きねば
 ならぬという、囚われの身からの脱却が可能に
 なるのでは、

 そんな風に思われるのです。



■まさに、


 「急がずば 濡れまじものを旅人の

         後より晴るる 野路の村雨」


 であり、

 「急ぎすぎる弊害」

 とでもいうべき問題があるのではというのが、
 最近の認識です。

 急ぎすぎて、精神を疲弊させている人を
 見かけることが、あまりにも増えているからです。


 以上、何かの思考、思索のきっかけとなれば
 幸いです。



■Nさん、感想ありがとう!

 (おかげでメルマガ一本、できました 笑)


 時間をかけて、急がず、慌てず、

 自分独自の幹・枝を大きく成長させて
 いって頂ければと思います。

 遠からぬ将来、その蓄積は
 きっと大きく実を結びますよ!


 ではでは!


■ご興味ありましたら、ぜひ、以下の二冊、
 合わせてお読みください。

 きっと「本物」を体感いただけるはず。


 【 今日のお勧め本 奇跡の教室
             エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 】

                      伊藤 氏貴 (著)


 【 今日のお勧め本 人生論としての読書論 】

                  森 信三 (著)


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■世の中が忙しくなりすぎて、うっかりすると自分を見失い、    誰のために、何のために、生きているのか忘れてしまう    ことがある。   ■「急がずば 濡れまじものを旅人の            後より晴るる 野路の村雨」    ではないけれども、急ぎすぎて、精神を疲弊させるくらい    なら、寄り道OK、遠回りOK、時に非効率もOK。   ■それどころかむしろ、「人間の統一力」を強化するためには    そういう余裕、ゆとりが絶対的に必要なのではないだろうか。   ■『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち』や、    『人生論としての読書論』を通して、考えたこと。

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