毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

2836号 損得勘定を捨てる勇気


■昨日まで、

 商売したり、起業するにあたっての
 大切なキーワードは


 「内発」「没頭」「没入」


 であるとお伝えしました。



■これらの言葉について、
 イメージつけやすいよう、私の事例で話します。


 私の場合、
 「没頭」「没入」と聞くと、


 小学生の頃、

 夕日が沈む直前まで学校のグラウンドやら、
 空き地、河川敷などで野球をしたり、

 冒険?したりして、遊んだことが
 思い出されます。


 そこには義務感など、
 どこにもありませんでした。



■時代は下りまして、
 中学、高校の頃の話。


 (通学に1時間半ほどかかりましたので)

 朝も早いので、読みかけの小説を閉じ、
 早く床に就かなければならないのに、


 「あと一章」

 「あと○ページ」

 「上巻を読み終えるまでは」


 と夜中の1時、2時、3時、、、

 となってしまったこともたびたび。
 (というか、ほぼ毎日)



■この繰り返しだったので授業中、
 とても起きていられず、

 あっという間に落ちこぼれて
 いったんですけどね(涙)


 ここにも義務感など、
 どこにもありませんでした。

 純粋に小説を読むことが
 楽しかったのです。



■社会人になってからも、
 読書好きは続きます。


 さらには、

 日記、メモの習慣が加速し、

 セミナー、講演通いが日常化し、

 会食が日課となり、


 友人あてのメール(平成進化論の原型)
 配信が趣味となり、

 これらに没頭する日々が続きます。



■営業職なのに営業しないから、

 あっという間に社会人として
 不適合者になっていったんですけどね(涙)


 ここにも義務感など、
 どこにもありませんでした。

 純粋に上記もろもろをしていることが
 楽しかったのです。



■しかし、

 こういう感情は、大人になったら
 消えていくことがほとんど(らしい)。

 これは本当に残念なこと。


 その状態においては、

 内発的な動機も、
 没頭も没入もないのだから、


 集中、専念、専心といったこと
 もなければ、

 喜び、感動、発見、創意工夫、
 といった喜びも生まれてこない。



■さらには、

 圧倒的な時間の投下も
 起きようがないし、

 魂を込めることもないから、
 質の向上も見込めない。

 そこには何も生まれません。



■そんな状態になりたくなければ、

 あるいは

 そんな世界から脱却したいと
 思うのであれば、


 どこかの段階で、損得勘定を度外視し、

 視点を「短期」から「長期」に
 切り替える必要があるでしょう。

 そして本当にやりたいことに
 エネルギーと時間を叩き込むこと。



■一時的に報いが小さくなる、
 あるいはなくなることがあっても、

 心の中から迸(ほとばし)る情熱を
 ぶつけられるところにエネルギーを
 投下すべき、

 そのように私は思います。



■もちろん、それでうまくいくかどうか
 なんて、私には分かりません。

 すべて自己責任の世界です。


 しかし、

 「義務感、やらされ感、やっつけ仕事」

 で生涯を終えるくらいなら、
 自分の欲望、欲求に忠実でありたい、

 そんな風に私は考えているのです。


 (繰り返しますが、

  それを信じて、うまくいかなくても
  私は責任とれませんし、とりません。念のため)



■幸か不幸か、冒頭に記したとおり、

 欲求に忠実に生きてきたせいで、
 私の人生は大きく回り道しました。

 本当は、このように歩みたい、歩むべき、
 と思っていた像があるのですが、

 そこから大きく踏み外しもしました。



■しかし人生を10年、20年のスパンで
 振り返ってみたときに、

 そうやって没入・没頭して、

 「大量に本を読んできた」

 ことが今になって活きているわけだし、


 (上には書きませんでしたが)

 「高校3年間は博打に没頭」

 してきたがゆえに、
 人間心理、確率統計に詳しくなったのです。


 「駆け出し社会人時代は
  読書、記録、講演、会食、執筆に没入」

 してきたがゆえに、
 メルマガの原型がうまれてきたのです。



■それらで身につけたスキル?能力?が

 何倍、何十倍、にもなって、
 巨大なリターンをもたらしてくれた
 わけですから、


 本心に逆らい、いやいや勉強して、
 本心に逆らい、いやいや仕事して、

 「義務感、やらされ感、やっつけ仕事」

 の人生を送るよりも、
 はるかによかった、

 そんな風に思っているのです。



■したがって、

 短期よりも中期、中期よりも長期、
 長期よりも、超長期、

 を考えたとき、

 これをやるのは、損か得か、みたいな
 チンケで陳腐でチープなことを考えるのではなく、

 「やりたいからやる!」


 ある段階から、
 これ一本でいこうと思ったのです。



■そして、社会人になって大学に通いました。

 そして、海外に行き「まくり」ました。

 そして、「もしドラが流行る前に」、
 ドラッカー全集を読了しました。

 そして、私の履歴書全集を、読み進めて
 いるところ。

 いずれもビジネスも、お金儲けとも
 まったく無関係。



■さらに、今、参加しているセミナーも
 まさに、それ。

 損得勘定でみたら、古典を学んで、
 何か儲かるわけでもないでしょう。


 残念ながら、夏目漱石読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、紫式部読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、平家物語読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、孟子読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、プラトン読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、パスカル読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、カント読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、シェイクスピア読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、ヒポクラテス読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題図書)

 残念ながら、ゲティスバーグ演説読んでも儲かりそうに
 ありません。(セミナーの課題)


 でも、この一ヶ月のうちの、
 少なからぬ時間を、これら課題図書を予習する
 ために費やしました。

 全部、「やりたい」ことだったから。



■たとえ、

 「そんなこと勉強しても儲からないのに」

 なんて言う人があったとしても、


 「内発的動機は、儲けに勝る」

 「内発的動機は、儲けに優先」

 ですから、私に言わせれば、


 「そんなのしらねーよ」

 なのです。

 (関西人なので、口が悪くてごめんなさい、、、)

 これまでも、そうやって
 人生を過ごしてきたのです。



■ここで学んだことが
 どういう形で反映されてくるのか、

 数年先、あるいは10年、20年経っても
 反映されてこないかもしれませんが、


 しかし、超長期で見たとき、
 いつか必ず、自分に返ってくるのです。

 なぜなら、自分の意思で、
 没頭・没入している世界だから。



■ここまでの話はいうまでもなく、


 小説読みましょう、
 博打しましょう、
 古典を読みましょう、


 ということを推奨しているのでは
 ありません。

 たまたま、私の軌跡はこうですよ、
 という、ひとつの事例紹介に過ぎません。



■本当にお伝えしたいことは、

 「義務感、やらされ感、やっつけ仕事」

 に縛られていないか振り返り、


 時に、損得勘定を離れ、

 その呪縛から逃れるために、
 冒険してみることを考えてもいいのでは、

 という一つのご提案。



■ここで起業の話に戻ってくるのですが、
 起業も一緒なのです。


 表面的な感情で「起業しよう」と
 思っているだけなのか、


 もっと根源から来る
 「やむにやまれぬ動機」から、

 寝る時間ももったいない、
 と思えるような世界で戦いたいと
 考えて取り組もうとしているのか、


 (起業志望の読者さんに向けて)

 自分自身を問い直す必要があるのでは、
 というお話をしてきたつもりです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「内発的に」、「没頭」「没入」しているか、振り返って    みてはどうか。   ■「義務感」「やらされ感」で、「やっつけ仕事」をして    いないか、振り返ってみてはどうか。   ■ときに、短期よりも中期、中期よりも長期、長期より超長期、    の時間軸で、損得勘定を捨てる勇気を持ってみてはどうか。   ■長い目で見れば、寝る間も惜しんで没頭し、集中し、    創意工夫を行い、磨き上げた能力が組み合わさることにより、    途方もない価値をもたらしてくれる世界や可能性がある。   ■すべては自己責任。が、宝くじを買わなければ当たることも    ない。安定を取るか、冒険するか、個人個人の判断、決断で。

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。