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2834号 退路を断っての起業の是非


■友人や後輩、(ときに先輩)から


 「起業しよう、起業しようと思いながら、
  なかなか踏ん切りがつかない。


  いっそのこと、思い切って会社を辞めたら、
  退路も立たれるので、

  『その気』になるのではないかと思う。


  どう思うか?」


 といった内容の相談を受けることが
 あります。



■この質問に対する、私の答えは、


 「そのくらいの気持ちなら、
  まだ会社は辞めないほうがいいと思います」


 です。


 なぜなら、

 勢いとかノリで会社を辞めても、
 しばらくしたら、肝心の

 「その気」

 が萎えて、結局、会社勤めに戻った人を
 過去に何人も知っているからです。



■本来、起業とは、


 「煮え切らない自分に鞭打って、
  無理やり行う」


 ような種類のものではないと
 考えています。

 そしてこの考えは、ほぼ間違いないと
 思っているのです。



■なぜなら、そういう思いで起業しても、


 【 人間の感情というのは、いい加減なもの 】


 で、

 やりたくて、やりたくて、

 やむにやまれぬ熱情を持って、
 立ち上がった起業ならいいのですが、


 そうでない場合、

 「背水の陣でやります!」

 といっていても、

 その気持ちは下手したら数日、あるいは、
 もって、せいぜい数週間しか続かなかったり
 するものです。



■会社を辞めれば、24時間自由の身ですから、

 「この仕事にすべてを賭ける」

 くらいの強い気持ちがなければ、


 だんだんと起床の時間が乱れ、

 あれをやろう、と思っていたことが
 明日からやろう、となっていく。



■その翌日になったら、

 ねじを巻きなおして、
 また明日からやろう、


 これを繰り返しているうちに
 一ヶ月経っちゃった(汗)

 という人が結構あるのです。

 (嘘のような、ほんとの話)


 最初は、そんな人のあることを聞いても
 信じられませんでしたが、、、


■私が起業したときは、
 楽しくて楽しくて仕方なくて、

 24時間すべてを仕事に捧げ、
 さらには、もっと時間を生み出せないかと
 研究工夫努力を重ねましたし、

 心の底から没頭、没入したものです。



■そういった、


 「制止されても、やらずにはおれない」

 「体力の限界まで、没頭せずにおれない」

 「ご飯たべるのも忘れるほど」

 「ギリギリまで、眠気を堪えながらでも
  やりたい」


 という心境に出ていないのであれば、
 起業はやめておいたほうがいい、

 と思っているのです。



■そもそも、


 ▼現状からの敵前逃亡であったり

 ▼国や社会や自分の将来に対する不安
  から逃げ出すためだけに

 ▼ちょっとした憧れ、程度だったり

 ▼友人が起業して成功したから俺も、私も、
  という軽い気持ちからだったり


 という気持ちでうまくいくほど
 甘い道ではありません。



■世の中に知識やノウハウは無数に
 出回っていて、

 それに従って行動すれば、
 ある程度のところまでは必ずうまくいきます。


 しかし、肝心の、
 それらを運用するための

 「決意と覚悟」

 だけは本人が用意してできていなければ
 始まらないのです。



■この気持ちがなければ、
 行動レベルに反映されず、


 「わかっているのに、動けない」

 それを繰り返すうちの

 「自尊心の欠如」

 「自信の喪失」


 そして最後は、

 「起業失敗」

 ということになりかねないのです。


 今日はちょっと厳しめに。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】  ■心の底からの決意と覚悟がなければ、起業するのは   辞めておいたほうがいい。  ■退路を断ったつもりでも、環境に慣れてしまうのが   人間という生き物。  ■心から、起業を楽しめる自信がないならば、   その状態がくるまで、早まらないほうがいい。

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