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2833号 ありのままに、正直に


■ここしばらくのメルマガでは、


 「人間関係を築く上で、
  情報発信の引力、斥力を上手に用いるべし」


 というお話をしてきました。


 そして昨日で一旦、このテーマについては、
 広げた風呂敷を畳みました。



■が、実は、

 ここまで長々と続けてきた話は、
 今からお話することの「補助線」のような
 役割を果たし、

 今からお話しすることが、
 本当にお伝えしたかったことなのです。



■自分の内面を開示すればするほど、


 ▼共感を覚えてくれる人

 ▼特段の共感を覚えることなく
  フェードアウトされる方


 が明確に分かれてくる、
 とお伝えしましたが、

 実のところ、これは個人だけではなく、
 組織にも当てはまります。



■この世の中には無数の会社が存在します。

 ベンチャーでイケイケ系の会社もあれば、
 超保守的、前例踏襲を原則としている会社も
 あるでしょう。


 イケイケ系の会社に
 イケイケな人が入社すれば、

 あるいは、

 超保守的な会社に、
 超保守的な人が入社すれば、


 「彼は(彼女は)素晴らしい逸材だ!」

 という最高の評価が得られることでしょう。



■しかしながら、

 前者の会社に、堅実、超保守的な人が
 入社したら、これは不幸の極みですし、


 反対に、

 後者の会社に、自創し、自走する
 (自ら創り、自ら走りだす)

 人が入社してしまったら、これもまた
 大きな悲劇でしょう。



■同じ人物であるにもかかわらず、
 働く会社を間違えてしまったばかりに、


 「あいつは、ダメ社員だ(怒)
  誰だ、あんなのを採ったのは」


 と罵られ、肩身の狭い思いをするかも
 しれません。

 そうなれば数ヶ月、あるいは数年で会社を
 退職することとなるのは目に見えています。



■この例でいうと、

 世間にたくさんの会社があるといっても、
 その会社に合うか、合わないかは、

 【 双方のマッチング次第 】

 なのです。


 ▼Aさんにとって最高の会社は、
  Bさんにとって最低な会社かもしれないし


 ▼Cさんにとって素晴らしい会社は、
  Dさんにとって最悪な会社だったりする


 のです。



■とするならば、

 求人側も、求職側も、最初から
 ありのままの自己を開示していれば、

 ミスマッチという不幸と摩擦とロスを
 最小限に留めることができるのではないか、

 と考えることができるはず。



■(求人側にとって)

 いくら表面的な、綺麗事だけを並べて、
 優秀な人が採れたとしても、

 その人物が自社の理念や哲学とマッチして
 いない人であったならば、

 長期的には、会社にとって大きな損失と
 なるでしょう。


 もちろん、求職者側もまた、
 大きな損失を被ってしまいます。



■そう考えると、

 開示する手間暇とか時間とかは、
 初期のコストとして乗ってくるものかも
 しれないけれども、


 求人サイドから見て、
 求職者サイドから見て、

 適切なマッチングが
 なされなかったが故に発生する、


 「また採用しなくちゃならないのか、
  また教育しなけりゃならないのか」

 「また就職(転職)活動しなければ
  ならないのか」


 という無駄なコストを考えると、
 最初から、お互いに、


 【 ありのままに、正直に 】


 自分のことを公開しておいたら
 良かったんじゃないのかなあ、

 というように思われるのです。



■この、

 【 ありのままに、正直に 】

 語るためには、

 作ろうととしても作りきれない、
 自らの内面に思いを致さざるを得なくなるし、

 とくに長期にわたって、
 発信し続けていくと、滲み出てくるもの。



■長期間、発信を続けた人は
 分かられると思いますが、

 他者に対して、自らを偽り続けることが
 不可能なのです。

 (自分の中で一貫性が保てなくなるから)


 以前、このことを


 <偽ることを諦める>


 と題して、記したことがありますね。



■とするならば、

 取り繕うことを諦め、
 自分の深いところから来る、

 「信条、信念、理念、思想、哲学」

 を自ら磨き上げるしかない、

 と腹を決める必要が出てきます。



■同時に、

 その過程まで(恥ずかしながら、、)
 開示することを決意し、実際に行い、


 「そこに共感される方が集い」

 あるいは、

 「共感を覚えない方は離れていかれる」


 という現象が起きてくるように、
 あえて誘導してみてはどうか、

 ということになってくるのです。



■それは冒頭に挙げたような、


 ▼Aさんにとって最高の会社は、
  Bさんにとって最低な会社かもしれないし


 ▼Cさんにとって素晴らしい会社は、
  Dさんにとって最悪な会社だったりする


 という状況の中で、

 ミスマッチを極小化させるための、
 せめてもの知恵であり、誠意であり、


 そしてまた、

 自らを守るための専守防衛、

 であったりもするのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】  ■イケイケの会社にイケイケの人、保守的な会社に保守的な人、   これが人材のベストマッチング。  ■反対に、イケイケの会社に保守的な人、保守的な会社に   イケイケの人、が配属されたら、これは不幸の極みと   いって良いだろう。  ■双方にとって無駄なコストを発生させないためにも、   取り繕うことを諦め、   「信条、信念、理念、思想、哲学」を磨き上げるしかない、   と覚悟を決め、その過程を開示するべきではないか。  ■それがミスマッチを極小化させる、せめてのもの知恵であり、   誠意であり、さらには、自らを守るための専守防衛策で   あったりもするのかもしれない。

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