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2817号 ポジショントークに翻弄されない


■昨日は、


 「水を得た魚と、陸に上がった河童」


 すなわち、


 「適材適所で仕事が出来ている人と、

  そうでない場所で働いてしまう人」


 あなたは、どちらの世界を目指しますか、
 そんな問題提起をいたしました。


 <水を得た魚と、陸に上がった河童>


 今日も続けます。



■これから繊細な内容に入っていくので、

 読まれる方(特に本の著者さんとか)
 から誤解を生じないように、

 慎重に書いていきます(汗)


 くれぐれも他意はありませんので
 悪しからず、、、


■さて。


 昨日は、著名人や実績のある人が、


 「これからの時代は、
  ◯◯を学びなさい、

 とか、

 「□□の世界に可能性がある」


 といっているのを聞いても、

 自分がその世界に適性があるのか、どうか、
 自身の頭で考える必要がある、

 という話をいたしました。



■たとえそういう人たちが推奨されている
 世界に将来性があったとしても、

 「私にとっての、適所にはならない」

 と思ったら、その著名人のいうことを
 聞く必要はありません。



■なぜなら、勧めている人にとって

 「水を得た魚」

 になれた世界であっても、


 別のある人にとっては

 「陸に上がった河童」(悲惨ですね)


 にしかなれない、ということが
 往々にしてあるからです。



■さらにいえば、ある人が

 「◯◯すべし」

 ということを言っているときには、


 ほとんどの場合、

 当人が自覚している、
 していないに関わらず(⇒ここ、重要)

 ポジショントーク的な要素が
 絶対に入っているはずなのです。



■ポジショントークとは、
 ウィキペディアによると、


 「和製英語。

  ポジショントークとは、株式・為替・金利先物
  市場において、

  買い持ちや売り持ちのポジションを
  保有している著名な市場関係者が、

  自分のポジションに有利な方向に
  相場が動くように、

  市場心理を揺さぶる発言をマスメディア・媒体などを
  通して行うことを指す。

  (後略)」


 とある通り、
 もともとは金融の世界で用いられますが、

 他の世界においても、
 往々にして見受けられるものであります。



■要は、

 自分のいる立場(あるいは自分の過去)を
 肯定したいがために、

 あるいは、

 それを伝えることで金銭的、非金銭的な
 メリットがその人にもたらされるから、


 といった理由で、伝達するメッセージが

 「(広義の)ポジショントーク」

 と呼ばれるのです。



■といっても、
 悪気があろうが、なかろうが、

 ポジショントークに走ってしまうのは、

 「人間の習性」
 「人間の性(サガ)」

 なのだと思われます。


 そもそも、

 (広義の)ポジショントークと無縁の人など
 この世に一人も存在しないから。



■就職・転職活動も、恋愛するのも、
 その他の人間関係も、営業も、経営も、

 ポジショントーク抜きには成り立ちません。


 「自分をよく見せよう」という思いが
 そのきっかけとなるのです。



■ちなみに言っておくと、

 たとえば私がメルマガ上で、


 「情報発信すると、いいことありますよ」


 と、時折書いてきましたが、
 それは

 (ここまで読まれたあなたは
  既にお気づきのとおりw)

 ポジショントークの一種となります。


 「情報発信することで住む世界を
  作り替えてきた、

  そんな私自身の過去を肯定したいがための」


 言葉の発露と言ってよいのかも
 しれません。

 (いっちゃった 笑)



■閑話休題。


 話が大きくそれましたが、
 そんなわけで、

 各界著名人のいうことを真受けし、

 自分にとって適性もなければ、
 興味も持てないような所で、

 仕事を選んでしまったらどうなるでしょう。



■きっと大変なストレスの中で
 苦しむのは容易に想像がつきますね。

 自分の力が最大限、発揮できないところで
 戦うことになるわけですから。


 だから


 「適性のある場所で戦いましょう」

 「自らにとっての『適所』を探しましょう」

 「そのためには、自分の強み・価値観・やり方、
  について、哲学する必要がある」


 という話を、これまで散々してきたのです。



■とはいえ、

 ここまでの話とは矛盾するようですが、

 いろんな人の推奨する学び
 (=ポジショントークであることが多い)

 に触れることには大きな意義があります。



■ただし、

 それは、あくまで自分の可能性を
 押し広げてくれる選択肢を増やすための

 「参考事例、参照材料」

 としてでありますよ、

 ということをお伝えしたいのです。



■いろいろな材料を集めて、参照して
 自分に適性がある、使える、役に立ちそう、

 と思ったら取り入れればいい、
 そういう用途で用いるべきなのです。


 使える!と思ったら、

 初めてそこで彼、彼女の
 ポジショントークに乗ってみればいいのです。



■なんでもかんでも、
 人の言うことを聞いていたら、


 「ぐるんぐるんに振り回されて」

 「あっちへフラフラ、こっちへフラフラ」

 「結局、なんにも物にならず」

 「適所を得られず」


 最悪の場合、

 「喰い物にされてしまう(言い過ぎ!?)」

 可能性まであるということも
 合わせてお伝えしておきましょう。



■だからどこまでいっても、


 「自分の人生は自分の責任で」

 「自分の頭で考える」


 必要があるし、

 「他者の意見や提案に人生を委ねない」


 という、

 常に自立した自己を目指すことが
 大切であるとも強調しておきます。



■そういう意味で、

 このメルマガ「平成進化論」も
 ただの

 「参考事例、参照材料」

 に過ぎません。


 いうまでもありませんが、
 念のため、改めて。


 今日も人生とビジネスを楽しみましょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■著名人や実績のある人が◯◯しなさいと推奨していることは、    「ポジショントーク」であることが多いことを理解する。    (意識的に用いられている場合もあれば、無意識的なケースも     ある)   ■それ自体は「人間の習性、性(サガ)」であるとしても、    その推奨に乗るかどうかは、あくまで「自分の頭」で    考える必要がある。   ■たくさんの人の意見を聞くことは「参考事例、参照材料」を    集めるという意味において、有効に機能するけれども、    同時に、それらの情報を盲目的に信じず、    自己責任で、自身の「適材適所」を考える必要があるだろう。

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