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2629号 安定を得るため、不安定を求める


■満足のいく仕事や所得、

 必要な蓄えや、身につけたい能力・スキル、

 持ちたい知識・教養・資格、

 健康の維持・増進、

 人間関係、家族関係、

 時間的、精神的なゆとり、、、


 などにおける成功を、
 いちどきに得られたら、

 さぞかし人生に安定感が出てくることでしょう。
 しかし、そう、うまくはいきません。


 これら全てを均一に充足させていくことは
 なかなかに難しいものです。


■そこで、人生のなかで得たい要素を
 レーダーチャート


 (こういうチャート)


 の、それぞれの頂点にとったとき、

 バランスをとって、円形をうまく保ちながら
 全体を大きくしていくよりも、


 【 どこか一つの要素を突出させて伸ばしては、

     そこで獲得した資源を分配して歪みを補正する 】


 という行動を繰り返したほうが、

 結果としてレーダーチャートは、早く、大きな円に
 なるのではないでしょうか。


■そこで昨日は、ある社長さんが言われていた
 次の言葉をご紹介したのでした。


 「20代から少なくとも30代アタマのうちに、

  "一生涯のなかでもうあれ以上は働けません"

  といえる時期が、短くて3年、できれば5年くらい
  あったほうがいい」


 まったく私も同感です。


■私も、自身を振り返ってみると、
 そんな時期がありました。


 いまからあれと同じことをやれと言われても、
 正直、それは勘弁つかまつりたいのですが、

 しかし、その時期のおかげで、

 自分の体力・精神力の限界値はどの程度か、
 どこまでなら自分を追い込むことができるか、

 といったことを認識することが
 できたのです。


■当時は、


 あるときは「健康を害するかもしれない」と
 思ったり、

 時間的に全く余裕のない状況に陥ったり、

 ときに人間関係が疎かになったりと、


 レーダーチャートのバランスが
 大きく崩れたもの。


■けれども、

 そこまで仕事に打ち込むことによって得られた資源を、
 その後、チャートのへこんだ部分に割り当てることに
 よって、

 一回り大きな、より安定したレーダーチャートを
 作ることができたのではないかな、

 と、今にして思えるのです。


■今、小さくとも美しい円形ができていたとしても
 あえて、その一角を崩してみる。

 そして、破綻をきたさない程度にバランスを崩し、
 その過程の中で新しく獲得した資源を、
 足りないところを補填する。


 そうしたらまた崩しては、大きくし、
 また全体を丸める。


■そんな風に、


 崩して、大きくして、丸めて、

 崩して、大きくして、丸めて、、、


 とやっているうちに、
 レーダーチャートを膨らませていくのが
 良いのではないでしょうか。


■チャートの面積が小さいうち(若いうち)は、
 不安定感につきまとわれますが、

 行動しているうちに、いずれ安定感が
 出てきます。

 そんな年齢の重ね方をしていきたいと、
 私は思っているのです。


■繰り返しになるが、まんべんなく大きくするのが
 もちろん理想の姿でしょう。

 しかし、それで、均衡した大きな円を
 素早くつくろうというのは、

 ちょっと、ムシがよすぎるような気がします。


■すべてが破綻してしまうほどの
 無茶、無謀な行動までは要求いたしませんが、

 人生のある時期において、「多少の無理」までは
 してみてもいいのではないでしょうか。

 (あくまで自己責任の範疇で)


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ある社長いわく、「20代から少なくとも30代アタマのうちに    "一生涯のなかでもうあれ以上は働けません"    といえる時期が、短くて3年、できれば5年くらいあった    ほうがいい」。   ■仕事、所得、能力、スキル、知識、健康、、、と、求めたい    ものが複数あるとき、この社長の言に従うことで、    レーダーチャートは一度はいびつな形になるが、    そのほうが最終的に早く大きくなり、安定してくるだろう。   ■人生の安定感を得るために、あえて不安定を求めてみては    どうだろう。(くれぐれも自己責任の範疇で)

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