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2619号 知性を感じさせる小論文作成の2大ポイント


■昨日は、

 中学高校の大先輩でもいらっしゃる
 警視総監・池田克彦さんのこちらの本


 【 今日のお勧め本  うんちくコラム〈総集編〉
                    事情がわかれば世界がみえる 】

                       池田克彦(著)  立花書房


 に紹介されている、
 小論文の書き方を引用しました。


■小論文では、必ずしも「起、承、転、結」が適して
 いるのではないとして、こう言われています。


 「大事なことは、
  いかに読者、つまり、採点者の心をつかむかです。

  そのためには、起承転結ではだめなのです。

  『転』を最初にもってくる、これがうまい手です。

  読者に『おや』と思わせる話を冒頭にもってくる、
  これがコツなのです」


■文章を毎日書く身としては、

 なるほど、これは大ヒントを得たぞ、
 よかったよかった、

 と思ったのですが、

 これで安心するのは早かった。


■池田さんは、さらに、こう続けられています。


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 しかし、これで納得しないでください。

 問題は、どうしたら、課題にあわせて、そのような話を
 もってくることができるかです。


 やみくもに話題性のある話をもってきても、
 うまくまとめられなければ、失敗です。

 そんなことになるぐらいなら、
 ごくありきたりの話を書いている方が無難というものです。


 いかにして、課題に即した、うまい話を前フリにするか、

 これは、実は、話のストックを多くしておくしか
 手はないのです。


 だからこそ、柔軟にそのような話を操るテクニックに
 知性を感じさせることができるのです。


                      (引用ここまで)
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■知性を感じさせるに程遠い文章しか書けない
 私が言うのも大変恐縮ですが、

 平均的な人よりは、おそらくは多くの文章を書いて
 きた人間として、

 これは確かにその通りだと思われるし、
 かくありたいものだとも考えているのです。


■これで、小論文作成のポイントは、
 昨日の話と合わせると2つになりました。


  ▼「転」を冒頭に置いて、「おや」と思わせること

  ▼しかもそれが内容に即した冒頭になるようにすること。
   それには、話のストックを多くしておくこと


 以上です。


■実際に私は、池田さんの講演を伺ったことがありますし、
 またこの本を読んでいても感じるのですが、

 本当に「話のネタ」を豊富にお持ちで、

 そのネタから引き出した「転」から始まり、
 人の心をグッとつかむ、座談の名手ぶりに脱帽です。


■池田さんは、

 「今の世の中、人間の知性を測るのには、
  論文が最適だというふうに動いているようです」

 と言われています。


 また

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 本書は、元々は、小論文に資するという目的で書かれた
 ものではありませんが、読み方によっては、
 そのような活用もできるのではないかと思います。

                      (引用ここまで)
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 とも、本の「はじめに」に書かれています。


■知性のにじみ出る小論文を書くための、
 一つの参考とされてみられてはいかがでしょう。


 【 今日のお勧め本  うんちくコラム〈総集編〉
                    事情がわかれば世界がみえる 】

                       池田克彦(著)  立花書房


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■短い文章で相手を惹きつけるときには、起承転結よりも    「転起承結」が効くが、やみくもに「転」を前に出せば    いいのではない。    内容に即した、うまい前フリでないと逆効果となる。   ■知性を感じさせる小論文を書くための2大ポイントは    ▼「転」を冒頭に置いて「おや」と思わせること    ▼しかもそれが内容に即した冒頭になるよう、     話のストックを多くしておくこと    である(池田克彦著『うんちくコラム〈総集編〉』より)。

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