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2587号 一流たちの修業時代


■先日、こちらの本を読みました。


 【 今日のお薦め本  一流たちの修業時代 】

                    野地 秩嘉 (著)   光文社


 著者の野地 秩嘉(のじ つねよし)さんとは、
 ある方のご紹介で何度か食事をご一緒させて
 頂いたこともあるのですが、

 ユニクロの柳井さんやソフトバンクの孫さんなどとも
 面識を持つとても顔の広い方。

 わたしの大学学部の大先輩でもあります。


■実はその筋(?)では非常に有名で評価の高い、


 【 今日のお薦め本  成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝】

         レイ・A. クロック (著), ロバート アンダーソン (著),
         野崎稚恵 (翻訳), 野地秩嘉, 孫正義, 柳井正  プレジデント社


 の監修・構成をされていたりもします。


 (この本は、マクドナルド創業者レイ・クロックの自伝ですが、
  ユニクロ会長兼社長の柳井正さんや
  ソフトバンク社長の孫正義さんが

  「ユニクロ、ソフトバンク成長の教科書」

  として絶賛されています)


■同時に、

 「一隅を照らしている人たちにも焦点を当てる」

 そんな本をたくさん出されているところも
 野地さんが好きなところです。


 例えばこの本では、


 【 今日のお薦め本  サービスの達人たち 】

                    野地 秩嘉 (著)   新潮社


 ロールスロイスを売りさばく辣腕営業マン、

 接客の真髄をみせる伝説のゲイバーのママ、

 オードリー・ヘップバーンをも虜にした靴磨き、といった、

 市井の人ながら知る人ぞ知るプロフェッショナルに
 スポットライトを向けられています。


■その野地さんが、今回は、


 ▼株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)会長兼社長
  柳井正さん、

 ▼カレーハウスCoCo壱番屋 創業者特別顧問の宗次徳二さん

 ▼一休社長の森正文さん

  (当社のインターン生のHくんが来年からお世話になります)

 ▼ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー元日本支社長
  高野登さん


 また食事やラン、その他の機会でご一緒させて
 いただく機会も多い


 ▼株式会社イデアインターナショナル社長の橋本雅治さん

 ※ちなみに余談ですが、私もよくイデアさんのお店

  でお買い物しています。

  楽しく美しいライフスタイルの提案をされている会社で
  おしゃれで洗練された製品が多いです。


 など、

 無名というよりは、すでに成功され、
 世の中に知られた人たちの


 【 修業時代 】


 にフォーカスを当てて書かれたのが
 『一流たちの修業時代』。


■実はこれは最近自覚したのですが、私は、


 「成功者」


 ※必ずしも有名になった人やお金のある人のことではなく、、
  自分なりの「所を得た」人、こそが成功者なのだと
  私は考えます


 が、下積みのころ何をしていたかというエピソードに
 異常な興味・関心があるようです。


■そういった人たちに焦点をあてて、
 じっくり時間をかけてインタビューされているのがこの本。
 これは読まずにはおれません。


 執筆されるにあたって、インタビューは一度ならず、

 「人によっては時間を置いて4回、お目にかかり、取材した」

 のだそうです。


■この本が特に興味を引くのは、
 単に、どんな苦しい修業時代を送ったかだけでなく、


 「修業時代を脱したと自覚したのは、いつのことか」


 との問いを投げかけられているところ。


 「──自分がそれなりの結果を出したと感じたのは、いつの時か。

  ──自分が一皮むけたと思ったのは、いつだったか。

  インタビューした方たちには必ず、その点を確認した」


 とのことなのです。


■また


 「ひとつでも難関を脱すると、不思議と自分自身の姿が
  見えてくるものだ。

  それは、他人の目、すなわち第三者の視点を持って、
  そこから客観的に自分を評価するだけの力がついたためだと思う」


 とも書かれていますが、
 この第三者的視点をそなえた書籍はあまり見られないように思います。

 そういう意味でも興味深く読ませていただきました。


■「下積み時代」と「そこを抜けだした後」とがセットに
 なった、15の事例に自分を照らし合わせることで、

 自分はどれくらい頑張っているのか(あるいは頑張っていないのか)、

 あるいは今の努力の延長線上にあるだろう突破体験とは
 こういうものであろうか(なかろうか)、

 と考えながら、
 自分の立ち位置を捉え、人生いかにあるべきかを
 改めて考え直すきっかけが得られるのではないでしょうか。


 この本を読んでそんなことを感じました。


■そしてこういう本(広義の伝記か?)をたくさん読み、
 ロールモデルとなりうる人を広く探す、

 ことが人生を切り開く上で大きな力となってくれる
 ようにも思われます。


 例えばこの本の中にも出てきますが、

 29歳にして料理の修行を始め、
 ミシュランで星をとるまでになったという


 <御料理 山さき>

 http://www.zooom.jp/selection/detail.do?id=406


 の山崎美香さんの話など、

 人間、いつからだって修行を始めることができ、
 進みたい道に進むこともできる、

 という自信を与えてくれるでしょう。


 【 今日のお薦め本  一流たちの修業時代 】

                    野地 秩嘉 (著)   光文社


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■私にとって、一流人の経歴で最も注目したいのは、その    修業時代。    突き抜けた人たちが下積み時代におこなった努力と、現在の    自分を比べることは有意義だ。   ■加えて、一流たちが「修業時代を脱したと自覚したのは、    いつのことか」も知ることができれば、さらに効果大。    今の努力の延長線上にどんな突破体験があるのか(あるいは    このままでは無いのか)も分かり、ヤル気の源になるだろう。

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