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2566号 体のみを働かせる10年、心を用いて働く10年


■昨日は、

 元リッツ・カールトン日本支社長の高野登さんの
 こちらの新刊


 【 今日のお薦め本 リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート】


 から、

 日々ウェイターとしての「作業」をこなすA君、

 やはりウェイターとして働いていながら、
 日々スキルを磨いてプラスアルファを加えようとする
 B君の話をしました。


■いわば、A君は体のみを使って労働し、

 B君は【 心を遣う、心を用いる 】ことで価値を
 高めようとしたのですが、

 二人の差を、高野さんはどう見られたかというと、、、


 昨日の引用を続けたいと思います。


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 A君は3年間を毎日、「運び屋」という「作業」だけを
 しながら過ごしました。

 B君は食材などの知識を増やし、ワインエキスパートの
 資格を取り、

 お客様に何をどのようにおすすめしようかと考えながら
 「仕事」をして、3年間過ごしました。


 ふたりの成長には差が出たのでしょうか。


 おそらく物差しでいえば30センチと1メートル程の差に
 なっているだろうと思います。

 成長するためには何をしたらいいのかと考えて
 行動している人だけが、
 前には持っていなかった感性を身につけることができるのです。


 ここでもう一つ大事なことは、
 その成長は、3年程度ではまだ外には表れないということ。

 やはりどちらも同じようなホテルマンにしか見えないのです。

 しかし地道な努力を続けるB君は、
 ウェイターの業務を通して一歩一歩、仕事のプロへと
 成長していくのです。


 そして誰が見ても分かる程の大差がつくのが10年後。

 「ああ、自分のあの時、同じようなことを始めてさえいたらなあ......」

 10年後にA君が嘆いても、時すでに遅しなのです。


                      (引用ここまで)
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■おそらくB君は、表立った変化のない3年の間にも、
 この努力を継続してきたことで何かが変わりつつあるのを
 確信として掴むことになると思います。

 「このままいけば、やがてきっと内部の変化が
  自分の外側に現れてきて、評価される日が来るはずだ」

 と。

 そう確信しているから、ますます地道に、
 努力の継続と蓄積に邁進できもするはず。


■こういう、自己の内部変化は、

 心を遣って、心の変遷を遂げてきた人だけが感じられる
 ものです。


 A君の場合、終始、体を使っているだけ。

 心を動かしていないから、心の変遷も経験しないし、
 そこから生まれてくる自信の芽のようなものを
 感得することもできない。

 当然、自信の芽をもっと大きく育てる努力をしよう
 という気にもなれません。

 勿論、このことが将来に大きく影響してしまうことにも
 気付かない。


 まだ外面にこそ現れていないかもしれませんが、
 もうこの時点で、内面においては、埋めようのない差が
 ついてしまっているのです。


■以前、「マネーの虎」にも出演されていた
 株式会社生活倉庫の堀之内九一郎社長


 【 今日のお薦め本 一生お金に困らない 金儲けの王道】


 【 今日のお薦め本 どん底を生き抜く法】


 にインタビューしたことがあります。

 その時、非常に印象に残ったのが、

 「5年前にやっていたことが今の自分を形づくっている」

 という言葉でした。


 確かに、自身を振り返ってみても、
 まさしく5年前にやっていたことが今の自分を形成している、

 もっといえば、さらにその5年前、
 10年前からの蓄積が今の自分にそのまま直結していると
 感じます。


■10年たって、明らかな差が出たとき、

 そこで初めて後悔することになるのか、

 それとも、

 「自分なりに一生懸命やってきてよかった」

 と思えるようになるのか、


 まさに今、この一瞬一瞬の選択にかかっているのでしょう。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■体だけ動かしていればできてしまう仕事(普通の人は「作業」    と考える仕事)にプラスアルファし、心を砕く(=心を遣う、    心を用いる)人がいる。   ■心の動きは、目に見えない。    目に見えないからこそ、内面にとてつもない差がついてくる。    その差が、外側に現れ、見える状態になったときには、    もう勝負がついている。   ■10年後に振り返ったとき、自分なりの頑張りを讃えられるか、    取り返しのつかない時間が失われたことを後悔するか、    は、まさに今この一瞬一瞬の、自身の選択にかかっている。

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