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2565号 仕事を通してプロになれる人、作業員で終わる人


■昨日の続きになりますが、

 読んでいて、大変「痛かった」こちらの本。


 【 今日のお薦め本 リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート 】


 元リッツ・カールトン日本支社長 高野登さんの
 新刊ですが、

 開く前から、私にとって苦しいことが書かれているのは
 分かっていましたので、おそるおそる読み始めました。

 そしてやはり、ページを繰るたびに心が痛みました。

 (その理由は、昨日詳しく書きました)


■自分の至らなさを反省しつつ、
 何とか時間をかけて読み通し、読み返したのですが、

 さらに今後、何回かに渡って、
 特に印象に残った部分を皆さんとシェアし、

 もって自身の戒めにしたいと考えています。


■今日ご紹介したいのは、38ページのこの部分。


 【 作業員で満足していると

   いつまでたってもプロにはなれない 】


 とのタイトルで、次のように書かれています。


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 ホテルの仕事も単純作業が多いので、作業の流れさえ覚えて
 しまえば、それをこなすのは難しくありません。

 ウェイターの仕事を例にとりましょう。


 レストランに配属されたA君とB君。

 オーダーの取り方や水の出し方、
 オーダーのキッチンへの通し方や料理の運び方を教わります。

 これをひと通り覚えてしまえば、「運び屋」としての作業は
 できるようになります。


 A君は3年間を毎日、「運び屋」という「作業」だけを
 しながら過ごしました。

 B君は食材などの知識を増やし、ワインエキスパートの
 資格を取り、

 お客様に何をどのようにおすすめしようかと考えながら
 「仕事」をして、3年間過ごしました。


 ふたりの成長には差が出たのでしょうか。


 おそらく物差しでいえば30センチと1メートル程の差に
 なっているだろうと思います。


                      (引用ここまで)
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■ここもまた、読んでいて辛さを感じたところなのですが、

 先日書いたコピー取りの話と同じで、
 差がつくポイントは

 【 心を遣っているかどうか 】

 なのでしょう。


■注文を取り、必要なものを運ぶという「作業」だけを
 するなら、心を遣わなくてもできます。

 このA君は、体だけを使っているわけです。


 一方のB君は、

 おそらく毎日知識を増やし、
 日々、現時点で持てる能力のすべてを使って、

 お客様によりよい提案をできるように
 心を砕いていたものと思われますが、


 これは神経を張りつめる「仕事」であって、

 おそらくこんなことをしていれば、
 一日が終わったらグッタリくるでしょう。


■求められている仕事に対して常にプラスアルファを
 加えようとする人は、

 その心がけを持った時点で、

 すでに作業員ではなく、プロの入口に立っている人といって
 過言でないといってよいのではないでしょうか。


 明日に続けます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■仕事には「最低限、これだけやっておけばよい」という線が    あり、そこさえクリアすれば、誰からも何も言われない。    しかし正確には「誰も何も言ってくれない」。だから怖い。   ■その最低ラインよりもどれだけの価値を「上乗せ」できるか    で勝負が決まる。   ■勝負とは、作業員で終わるか、プロとして羽ばたけるかの勝負    である。

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