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2564号 自ら「頂門の一針」を求める


■自分が大きく影響された、尊敬する人物。

 いわゆる師匠とか先生、メンターといわれる人を、
 きっと皆さんもお持ちのことでしょう。


 幸いに私も、そんな方に多く恵まれています。

 その中のお一人が、
 元リッツ・カールトン日本支社長の高野登さん。


■高野さんに初めてお目にかかったのは、
 今から7,8年くらい前のこと。


 当時は、まだ東京にリッツ・カールトン・ホテルはなく、
 大阪だけにあり、

 また高野さんが本を出しておられないころから
 ご縁を頂いていたのですが、

 これまでに何度も食事をご一緒し、お話を伺い、
 数え切れないくらい、講演やセミナーに参加し、

 そして時に、私のセミナーにお越し下さったりと(汗)


 そんな中で、様々なことを学ぶ機会を頂戴いたしました。


■中でも、特筆したいのが、

 【 気配り、心配りの精神 】

 です。


 常に裏表なく、純粋に周りの人を思われるご様子に、
 素晴らしいホテルマンである以前に、素晴らしい人間性を
 感じ、尊敬しているのです。


■このような方と間近に接すると、

 自分の醜い心性が照らし出され(汗)
 (良い意味で)苦しくなってきます。


 こちらの本


 【 今日のお薦め本 リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート】


 を読んでいても、それは変わりませんでした。


■これは、先日、食事をご一緒したときに
 高野さんご本人に直接申し上げた、

 そしてその後、メールをお出ししたときにも
 書いたことなのですが、


 「あまりに(心が)痛くて読み進めることが困難になり、
  しばしば立ち止まりました」


 というのが、率直、正直な感想でした。


■本自体は、平易な言葉で書かれているし、
 真剣に考えながらでなければ読み進められない内容でも
 ありません。

 軽く流し読みしようと思えば、
 そのように読めてしまえそうでもあります。


 それなのに、

 ページを繰るごとに、忘れていたことが想起され、
 できていなかったことが反省させられ、

 とにかく思い当たる節が多すぎて、
 胸が苦しくなってくるのです。


■しかし考えてみると、こうして痛みを覚えなければ
 改めようと思うこともないし、

 しかも改めようと思ったからといって
 1度や2度くらい痛みを覚えたくらいでは
 なかなか自分を変えることもできないもの。


■やはり

 「継続的に痛みを覚える」

 ことによって初めて改善する努力を
 始めるものなので、

 私にとって、(良い意味での)痛みをもたらしてくれる
 高野さんのような方と接し、合わせて書籍を通しても、
 痛みを覚え続けさせて頂ける、

 という機会は本当に有り難く、貴重なものなのです。


 同時に自惚れがちな自身を戒める

 「頂門の一針」

 ともなるものです。


■もちろん、

 師匠との一度の邂逅で、
 その場ではっ!と気づいて行動が変わることもありますし、

 メンターとの一回の対話で
 パラダイムシフト(世界に対する認識の転換)が起きる
 といったケースもあるでしょう。


 しかし、そんな機会を大切にしたいのと同時に、

 自分の在り方を反省し向上する機縁を与えて下さる方と
 継続的にお付き合いさせていただくことも、

 私は大事にしたいと思っています。


■そんなわけで、高野さんの今回の新刊、
 読んだときにも痛かったのですが、

 明日から再び、読んで辛かったところをご紹介して、
 皆さんと内容をシェアしながら、

 再度、苦痛を覚えることで、自身への戒めとも成長の糧とも
 したいと思っています。


 ぜひ明日以降もお付き合い下さい。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■自分よりも優れた人物から(できれば直接、かなわなければ    本などを通して間接に)影響を受け続けるようにしよう。   ■継続的に痛みを覚える環境を得て、そこから起きてくる    同じく継続的な反省と向上は、なかなか変われない自身に    対する、変化を希求する強烈な原動力となるし、    同時にまた、油断してしまいがちな人生において、時に    「頂門の一針」の役目も果たしてくれる。

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