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2563号 雑用をしない人はプロになれる


■昨日は、元リッツ・カールトン日本支社長の高野登さんの
 こちらの新刊をご紹介しました。


 【 今日のお薦め本 リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート】


■この本の中で高野さんは、


 「仕事には雑用や雑務と呼ばれるものはありません。

  自分の心が『雑』にしているだけ」


 「大事な用件を雑にこなすから雑用。

  大事な人材を雑に用いるから雑用。

  大事な役目を雑に務めるから雑務」


 と書かれています。


■よく言われることですが、

 コピー取りひとつにしても、それを「雑用」にする人と、
 そうでない人とがいます。


 コピーを雑用と思っていない人は、

 白黒資料の中にカラー資料が混じっている場合、
 そこだけカラーにすべきか、
 モノクロで統一しておくべきか、考えるでしょうし、

 写真や図表があれば、そのページは濃淡を調整するとか、

 片側コピーが適切か、両面が適切か、

 ムダを削減するために縮小すべきか、
 そのままの倍率にしておくべきか判断するでしょう。


■さらに、

 コピーした資料は、ホチキスで綴じたほうがいいか、
 クリップがいいか、
 それとも、がっつりファイルしておくのがいいか、

 綴じ終えたなら、
 あらかじめ会議室に配布しておくべきか、
 むしろ、まだ配らないほうがいいのか、

 配るのであれば、

 「どの順番で資料が使われるのだろう?」

 と考えて重ねていく、

 などなど。


 最終的には上司の判断を仰ぐことがあるとしても、

 自分の頭で考えようとすれば、
 考えることはいろいろあるのでしょう。


■反対に、コピーを雑用以外の何物でもないと
 思っている人は、

 「なんで私がこんなことを、、、あぁ面倒臭い」

 とブツブツ言いながらコピー機に向かい、
 タラタラとコピーを取り、
 出来上がった資料も手元に持ったまま。


 いざ会議が始まると、資料がないので、

 「すぐに配れ」と上司が指示。

 言われてからようやく配り始めます。


■そして、配られてみると、カドが微妙に折れていて、
 それをもらった参加者も、いきなり萎える。

 資料を開いてみると、
 1枚1枚、また微妙に角度がついていて、

 その角度が1枚めくるごとに変わり、

 出席者は、そのズレのほうが気になって、内容に集中できない、、、


 などとなります。


■昨日 引用した中で、高野さんが書かれていたように、

 雑用だと思うから
 「その仕事に愛着を持つというのはなかなか難しい」し、

 そこには「自信も誇りも湧いてこない」のでしょう。


■「気を配る」とか「気を遣う」という言葉の通り、
 大事なことは、まさに

 【 一つの仕事に対して気持ちを投下する 】

 ことだと思います。


 コピー取りのプロになれ! と言っているのではありません。

 昨日申しました通り、一事が万事で、

 こんな「気遣い」ができるようになると、
 他に何をやってもうまくいくようになるのでしょう。

 わたしも意識していきたいと思います。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■コピー取りひとつにしても、細部の細部まで、考えられる    ことは一通り全部考えて「仕事」する人がいる。   ■反対に、大事な会議で使われる大事な資料なのに、使い物に    ならないコピー取りをして、「雑用」にしてしまう人もいる。   ■小さなことに対して気を配る習慣を身につけた人が、    他のあらゆることに対しても、成果を残せるようになる    のだろう。

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