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2562号 高野登さんホテルスクール時代の「違和感」


■最近のメルマガでも少し書きましたが、

 私がいつもお世話になり、勉強させていただいている
 元リッツ・カールトン日本支社長の高野登さんの新刊、


 【 今日のお薦め本 リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート】


 を先日、拝読したのですが、素晴らしい本でした。


■高野さんは、


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 1953年、長野県戸隠生まれ。
 ホテルスクール卒業後、ニューヨークに渡りホテル業界に就職。

 82年、念願のNYプラザホテルに勤務後、LAボナベンチャー、
 SFフェアモントホテルなどでマネジメントも経験。


 90年にリッツ・カールトンでサンフランシスコをはじめ、
 マリナ・デル・レイ、ハンティントン、シドニーなどの開業を
 サポートし、同時に日本支社を立ち上げる。

 93年にホノルルオフィスを開設した後、翌94年、日本支社長として
 日本に戻る。

 リッツ・カールトンの日本における営業・マーケティング活動を
 しながら、97年にザ・リッツ・カールトン大阪、
 2007年にザ・リッツ・カールトン東京の開業をサポート

                           (同著より)

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 してこられた方。


 上記のとおり、主体的に数々の場数を踏み、経験を重ね、
 学ばれたことをこの本の中で紹介下さっているのですが、

 一読後、特に、


 1、自ら体験し、

 2、その体験を表現するために考え抜かれた
   オリジナルの表現は人の心を打つ


 そんなことを感じました。


■今日から、この本の中で印象に残った箇所を
 少しご紹介したいと思います。


 同著の24ページには、


 【 仕事には雑用や雑務と呼ばれるものはありません。

   自分の心が「雑」にしているだけ 】


 とのタイトルで、次のような一節があります。


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 自分の経験と反省もふまえてですが、

 私たちは仕事を進めるとき、ごく軽い気持ちで、
 「雑用」とか「雑務」という言葉を口にします。

 例えば新入社員やアルバイトに対し、

 「君たちはまだ研修生なんだから、人前には出せないな。
  とりあえず裏に雑用がいっぱいあるから」

 「今日の宴会、やたら雑務が多いね。
  バイトが多くて助かったよ。
  これとこれ、手分けしてやっといて」


 ホテルスクール時代に都内のホテルで研修をさせて
 頂いたときに、一度ならず耳にしたフレーズです。

 当時は「そんなものか」と思った程度でしたが、
 何となく心に違和感が残った記憶があります。


 ではそもそも、「雑用」「雑務」とはどのような
 仕事なのでしょうか。


 大事な用件を雑にこなすから雑用。

 大事な人材を雑に用いるから雑用。

 大事な役目を雑に務めるから雑務。


 どうやら違和感の原因は、このあたりにあったのでは
 ないかと思います。

 「雑用という名の仕事」がきたときに、
 その仕事に愛着を持つというのはなかなか難しい。

 それを任された自分自身に対して、自信も誇りも
 湧いてこない。新人の心のなかで、

 「よっしゃー! やるぞ!」

 という雄叫びが上がることは、まずないでしょう。

                      (引用ここまで)
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■私自身、社会人になって駆け出しのころ、
 どれほど

 「大事な用件を雑にこな」し、

 「大事な役目を雑に務め」て、

 多くの仕事を「雑用」「雑務」にしてしまっていた
 ことでしょうか。


 いや、「雑用」「雑務」以下の扱いで、
 面倒くさいと「放置」さえしてしまったこともしばしば、、、


■いまにして分かるのですが、

 そんな心的態度でいると、
 一事が万事、全部がいい加減になっていきます。

 (いまだにそういう心の習性を引きずっていて
  それを矯正するのに苦しんでいるのですが)


 「こんな仕事だから、おれは真剣にやらないのだ」

 「もっと価値のある仕事を与えられたら、力を発揮してやろう」

 なんて気持ちでいると、

 いざ大きな仕事、価値ある仕事がやってきても、
 充分な結果が出せません。


■目の前の一つ一つの仕事に全力で取り組む姿勢が、

 人生全般への取り組みに影響してくるのでしょう。


 明日に続けます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■元リッツ・カールトン日本支社長 高野登さんの言。    「仕事には雑用や雑務と呼ばれるものはありません。     自分の心が『雑』にしているだけ」    「大事な用件を雑にこなすから雑用。     大事な人材を雑に用いるから雑用。     大事な役目を雑に務めるから雑務」   ■雑用をしている人とは、雑用でないのに雑用と思って    仕事をしている人のこと。   ■そんな気持ちで仕事をしている限り、    何をやっても一流の出来に達しないし、大きな仕事を与えら    れても、力を発揮することはできないだろう。

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