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2557号 居飛車も振り飛車も知らなければ強くなれない


■服飾にしても、建築にしても、音楽にしても、絵画にしても、
 武道にしても、スポーツにしても、囲碁・将棋にしても、

 素人が見るとわかりませんが、
 専門家は何らかの「型」を持っているものです。


 それと同じで、

 ビジネスにおける無数の成功事例も、
 一つ一つが必ず何らかの「型」にのっとったものに
 なっているはずです。

 その型を読み取れる人は、ビジネスに強くなります。


■型の把握ができないと、どうなるでしょうか?

 将棋を例にとりましょう。


 将棋にも様々な型があります。

 攻めでは、まず飛車を「居飛車」にするか、
 それとも「振り飛車」にするかで戦い方が変わってきます。


 「居飛車」とは、

 飛車をもとの位置から横に動かさない(またはほとんど
 動かさない)で、戦場に飛び出させるやり方。

 対して、「振り飛車」とは、
 飛車を盤の左側まで動かしてから繰り出す戦法。


■次に、飛車を振ったか、振らないかに応じて、
 守りの型を決めることになります。

 「居飛車」であれば、戦いは盤の右側で行われるので、
 王の守りは左側に固めることになります。

 このとき使われるのが「矢倉囲い(やぐらがこい)」で、

 こんなふうに守ります。


 (矢倉囲い)
 

 この「矢倉囲い」は前面からの攻撃に強いのですが、
 横から攻められると弱いという特徴があります。


■「振り飛車」のときは、
 逆に盤の左側が戦いの場になりますから、

 王は右端に寄って守りを固めることになります。

 このときは「美濃囲い(みのがこい)」をするのが
 定跡で、

 こんなふうに囲います。


 (美濃囲い)
 

 こちらは横からの攻撃に強いものの、前面から
 攻められると脆い。


■一方、全方位に高い守備力を誇る
 「穴熊囲い(あなぐまがこい)」という型もあります。


 (穴熊囲い)
 

 しかも「居飛車」でも「振り飛車」でも使えます。


 しかし、欠点はこの型に持ってくるまでに
 手数がかかりすぎてしまい、
 囲いができる前に攻め込まれやすいところです。


■こうした「型」を意識しなければ、

 せっかくの勝負も、ただ「勝った」「負けた」で
 終わってしまい、次に活かせず、

 勝ったとしても同じ手を再現できません。

 また、人の戦いぶりを見ていても学びにつながりません。


 逆に、型を把握していれば、

 何度でも勝ちパターンを再現できるし、

 初心者でも型を知って戦ったなら
 より少ない労力で強くなっていくことが可能でしょう。


■ビジネスの世界で見聞する成功事例を自分に当てはめる
 ときにも、同じことが言えないでしょうか。

 すべての事例は、
 一つ一つが必ず何らかの「型」に従っている。

 その型を読み取らないままマネようとしても
 うまくいきませんが、

 型を抽出して参考にすれば成功確度が高まるのです。


■つまり、


 【 この「型把握の能力」があれば、

   人の事例を見て自分に適用しうる学びに変えることができ、

   勝てる確度の高い手法を用いて、何度でも再現できるようになる 】


 といえるでしょう。


■そして訓練すればするほど「型把握の能力」は
 身に付きます。


 だから私はメルマガを書くことを通して

 一つ一つの事例(読んだこと、聞いたこと、体験したこと)
 などを「型」に落とそうと意識して、毎日文章を書く事で
 この力を鍛えています。


■そして、その成果物を、皆さんはメルマガを読むことで
 受け取り、成長の肥やしにすることができる。


 「平成進化論」をそんな仕組みで回せていければ
 いいなあ、といつも考えています。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■将棋にも、居飛車、振り飛車に大別される攻めの型があり、    矢倉囲い、美濃囲いなど様々な守りの型がある。   ■型を把握できたうえで戦うか(または観戦するか)によって、    その戦いを自分の成長につなげられるかどうかが決まる。   ■日々見聞するビジネスの成功事例は、そのままでは再現性に    乏しいが、型を把握すれば自分に適用できるようになる。

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