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2555号 おいしくて強くなるビスコ型情報発信


■昨日の話を続けます。

 私が「平成進化論」で意識して行っていることは、


 <日々収集している「無数の具体的な成功事例」を、
  万人に適用できるかたちへ「抽象化」して提示すること>


 なのですが、

 そのとき気をつけているのは、
 あまりにも「抽象化」の度合いを高めすぎないこと。


■米は、おいしい白米部分だけ食べていても
 栄養が不足するし、

 栄養がある糠(ぬか)だけ食べていてもおいしくありません。


 それと同じで、

 おもしろい「具体的事例」だけを聞いていても
 汎用性に欠けるし、

 反対に、

 完全に「抽象化」された成功方程式を見聞きしたところで
 イメージがつけられず、魂も揺さぶられない。


 白米と糠がいい感じに混ざり合っている状態状態で
 学ぶのが良いと思っているのです。


■すなわち、私がメルマガ発信に際して
 留意しているのは、

 単なる体験談や聞いた話を羅列することでもないし、

 それらを純粋な抽象概念に昇華させてしまうこと
 でもありません。


 白米に糠を薄く残した、分搗き米(ぶづきまい)のかたちで、
 ほどよい具合に精米することです。

 舌においしく、体に滋養ともなる、

 「味と栄養のバランスがとれた精米」

 を心がけているつもり。


■これがすなわち【 抽象化しすぎない 】ということで、

 これは、他者に何か身に付けてもらいたいことを
 伝えるときの、

 極意、と言えば言い過ぎかもしれませんが、
 非常に大事なことではないかと考えます。


■理論化・体系化することなく、
 体験だけを語っていると、

 「居酒屋で過去の武勇伝を語るだけ語った後、
  広げた風呂敷を畳もうとしない(畳めない)オヤジ」

 と大して変わらないことになってしまいます。


 かたや、

 体験の味つけが施されていない理屈は、
 無味乾燥の、どこかからの受け売りにも聞こえる、

 そして、

 イメージも湧かないため、現場に適用しようとしても
 できない机上の理論としてしか通用しないかもしれません。


■ドラッカーは、


 「コミュニケーションを成立させるものは受け手である。
  聞くものがいなければコミュニケーションは成立しない」


 と言っています。


■あくまで受け手側に立ち、受け手が成長するように、と
 心から思い、体験と教訓を伝えたいと思っている人であれば、


 (すなわち
  一定以上のキャリアを積んだ全てのビジネスパーソンは)、


 具体と抽象、体験と理論を絶妙のバランスで組み合わせた
 情報発信を心がけるべきだと思います。


■そのための手本はこれ。


 (おいしくて強くなるビスコ)


 私も、

 食べておいしく(読んで楽しく)、
 栄養もとれる(ためになる)

 そんなメッセージを送れるよう、気を配っているつもり。


 いわば「おいしくて強くなるビスコ」ならぬ、

 【 楽しくて役に立つ情報発信 】

 を目指しているのです。


 明日に続けます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■ドラッカーいわく「コミュニケーションを成立させるものは    受け手である。聞くものがいなければコミュニケーションは    成立しない」とのこと。   ■理論化・体系化されていない体験話だけでは汎用性に欠ける。    かといって純粋な成功原理だけを聞かされてもイメージできず    やる気もでない。   ■好まれるのは、「ビスコ」流のおいしくて強くなる話    (楽しくて役に立つ情報発信)だ。    そんな情報発信を心がけたいと思う。

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