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2526号 超一流の皮膚感覚


■昨日は、

 ヴァイオリニスト・千住真理子さんの
 驚くべきプロ意識をお話ししました。


 優れた演奏家は、自分と楽器が一体になっている
 感覚を持つそうですが、

 千住さんはコンサートホールと一体になっていて、

 しかも

 「自分とホールが一つにならなければ
  お客様に入っていただくわけにはいきません」

 とまで言われているのです。


■それで思い出したことがあります。

 少し前に、ゼロ戦のパイロット・坂井三郎さんことを
 書きました。


 ゼロ戦を駆って200回以上の空戦に出撃、
 大小64機もの敵機を撃墜し、

 名実共に日本のエースパイロットとして
 「撃墜王」の名をほしいままにされた方ですが、

 その坂井さんも同じようなことを
 言われていました。


 「戦闘機の両翼端が両手を伸ばした自分の手の、
  中指の先端というような感覚になる」

  とか、

 「飛行機の先頭部分が自分の鼻先であるように感じる」

 といった意味のことを書かれていたと記憶します。


■これは、決して比喩表現などではなく、
 本当に坂井さんは飛行機と一体になっていた、

 千住さんはコンサートホールと一体に
 なっているのだろうと思われます。

 この皮膚感覚が、一流を越えた超一流の世界なのかも
 しれませんね。


■千住さんは決して、これを
 天性の才だけでやっておられるのでないことが、

 次のことから分かります。


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 自分とホールが一つにならなければ
 お客様に入っていただくわけにはいきませんので、

 演奏会の開始時刻の4~5時間前にホールに来て、

 まず弾いて自分とホールが一つになるように
 修正していきます。


 一つになったときに、
 ホールは自分の心の中になるので、

 心の中に入ってきてくださるお客様が二千人いても
 三千人いても、

 いらしたお客様すべての方と一体になれる可能性が
 出てくるのです


      (Management Law Letter No.87より 引用ここまで)
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■お客様のことを思い、一途に打ち込んだ結果、
 身に付いた皮膚感覚なのだと想像します。


 千住真理子さんのCDはこちらです。
 わたしも取り寄せて聞いています。


 【 今日のお薦めCD ドルチェ】


 【 今日のお薦めCD 心に残る3つのソナタ
       ~フランク、フォーレ&モーツァルト・ヴァイオリン・ソナタ集~
 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■一流を越えた超一流の人々は、「飛行機と一体」とか    「コンサートホールと一体」といった超絶した皮膚感覚を    語る。   ■さらに、それは天才だからそうなのではないようだ。   ■千住真理子さんは「演奏会の開始時刻の4~5時間前に    ホールに来て」「自分とホールが一つになるように修正    してい」くという。   ■一途に、そして真剣になれることが超一流の条件といえよう。

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