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2504号 伝達力(コミュニケーションを成立させるものは受け手)


■最近、

 「どうしたら自分が考えていることを、
  他の人に、より正確に理解してもらえるだろう」

 と考える機会がありました。


■各種メディアで一定以上のメッセージを発信している人は、
 おそらく100%経験していることだと思われますが、


 「自分の発信した情報が思いもよらない解釈をされ、
  それが先様の脳内で一人歩きしてしまう」


 そんなことが、時に起こるもの。


■先日、

 「ストーリーはカネになる」

 というタイトルで文章を書いたとき、
 私にも久方ぶりにそのようなことが起きました。


 「少々、扇動的なタイトルのほうが人目を引くかな」
 「いや、この件名で配信するとちょっと危ないかも」


 という両者の感覚が混在していたのですが、

 最終的には、半ば「えいやっ」といった感じで
 このタイトルをつけて配信いたしました。

 (なので、以下、そういう捉え方をする方が
  いらっしゃる可能性があることは認識していたのですが)


■やはり危惧していた通りのことになった、
 というのか、

 ある方から


 「物語がカネになる、とか書いていたけど、
  何が何でもカネ儲け。

  カネ儲けのことしか考えていないのか、お前は」


 的な(かなり厳しい)お叱りのメッセージを
 いただきました。


■私としてはちょっとしたスケベ心を出して、
 注目を集めるためにつけた件名であり、

 件名で先入観を与えすぎたかも、
 といった意味での反省はありますが、


 書いた内容としては、
 読めばお分かり頂けると思うのですが、


 「ストーリーが金銭(カネ)に換わっているケースが
  たくさんある。

  それを意識して活用しているビジネス事例も
  たくさんある」


 という純然たる事実を述べたまでであり、
 世の中見渡してみてもそういう例には枚挙に暇(いとま)が
 ありませんね、


 みたいなことをお伝えして、その情報が何かの参考に
 なれば、新たな発想に資すれば、

 程度のつもりで配信いたしました。


■しかし、これは推測ですが、

 おそらくはこのような件名をつけて配信したがために、
 そのインパクトにより、読まれる方に予断を与え、
 直感的に、


 「使えるあらゆる手段を使って、カネに換えてしまえ!」

 ということを推奨する、あるいは実践している
 拝金主義の権化のように捉えられてしまったような(汗)


 感じを受けました。


 決してそんなつもりで書いたわけでは
 なかったんですけどね。


■とはいえ、いうまでもなく、

 この方に反論・論破するつもりもなければ、
 非難してやろう、

 などといった気持ちは全くありません。


 いつも書いている通り、
 コミュニケーションにおいては

 「受け手が受け取った内容こそが真実」

 であり、

 「何かを伝えたいと思ったけれども
  意図した情報が伝わらなかった」

 ということがあったとしたら、
 これは原則として発信者側の責任である、

 と捉えるべきだと考えるからです。


■ドラッカーが

 「コミュニケーションを成立させるものは受け手である。
  聞くものがいなければコミュニケーションは成立しない」

            (マネジメント-課題、責任、実践)

 といっている通り。

 またそのように解釈したほうが、
 人はより早く、大きく成長するもののようです。


■このことに関連して、よく、

 「大勢の人に情報発信していると、
  いろんな(マイナスの)感想とかもあるんじゃないですか?」

 という質問を多くの人から聞かれたり、心配されたり
 することもあります。

 情報発信したいけれども、そういう可能性を考えると
 躊躇してしまう、という話を聞くことも多いです。


■しかしながら、実のところ2500回を超えて
 メルマガ配信してきた私ですが、これまでに
 そういうことはほとんどありませんでした。

 厳密に数えたわけではありませんが、頂く感想のうち
 数百件に一件とかくらいの割合ではないでしょうか。


■そして時にそのようなメッセージを頂いても


 「何が誤解を生じさせたのか」

 「どうしたら自分が考えていることを、
  ほかの人に正確に理解してもらえるのだろう」


 ということを考えては、
 都度、予防策や解決策を模索する、

 この繰り返しで成長させていただける
 ありがたい機会でもあったようです。


■とはいえ「他者に自分の考えを伝える」ことは
 なかなかに難しいものですね(汗)

 あらためて、いろいろ参考図書も買い込みました。
 日々是勉強!です。


 【 今日のお勧め本 「伝える」系の本、各種
 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■ドラッカーは                           「コミュニケーションを成立させるものは受け手」          であると喝破している。                     ■発信した情報を相手がどのように受け取ったか、の責任は       原則として伝える側にあるのだ。                 ■もし意図せざる受け止め方をされてしまったということが       あったとしたら、それは相手の責任ではなく、発信者側の       責任であると認識すべきであろう。                ■また実際にそのように捉えたほうが、より大きく成長できる      もの。身の回り一切の出来事を自らの成長のためのエンジンと     させて頂きたい。                     

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