■過去最大の栄光を思い出せば、 「あんなことが私にはできたんだ。今回のことは、 あれと比べたらまだ簡単だ。必ずできる!」 と、自信を持つことができます。 その逆に、 過去最大の蹉跌(挫折)を振り返ることで、 「もう二度とあんな目に遭うのはゴメンだ!」 と、これまた爆発的なパワーを発揮することも 可能です。 ■そこで、この2つの強力な動力源に、 いつでも着火できるようにしておきましょう。 そのための方法は、いたってシンプル。 【 過去最大の栄光、または挫折を 思い出すための小道具を用意する 】 のです。 ■私の例で恐縮ですが、 私にとって過去の大きな蹉跌の一つが、 勤務先が倒産して、失業したとき。 勤務先の倒産を知ったときは、驚きました。 営業途上の駅の売店で、なにげなく目にした夕刊に デカデカと載ってたのを見て知ったのですから。(汗) ■以前にも書きましたが、 このとき私は、脳天をハンマーで直撃されたような 衝撃を受けたのと同時に、 瞬間的に 「この新聞は半永久的に持っていなければならない」 と思い、売店で売られている夕刊全種類を その場で買いました。 ■もうお分かりかと思いますが、 「人生過去最大級の危機の証拠品」 とするためです。 じつは今も、これらの新聞は手元に残してあって、 時折眺めてみては、 そのときの、そしてその後、しばらく続いた 驚きや痛みを思い返し、力を充填しています。 ■過去最大の栄光を浴びたときに 使っていた小物なり、 過去最大の蹉跌を経験した当時に つけていた日記なり、 人それぞれに記憶を甦らせる品々の種類は異なれど、 そのときの感情にアクセスできる小道具を、 あなたも常に触れられる身近なところに置いておかれては どうでしょう。 不思議とそれらの品々が 新しいエネルギーを与えたりしてくれるもの。 ■話は変わって、ご存知の方も多いと思いますが、 日経新聞の夕刊に 「こころの玉手箱」 というコーナーがあります。 このコーナーにはまさに各界で活躍されている方々の 栄光と挫折の記憶を甦らせてくれる品々(=こころの玉手箱) が日替わりで紹介されています。 ■「こころの玉手箱」を読んでいると、 「物と記憶」には密接不離な関係があると思わずに おれません。 物を見て、当時の記憶がふわぁ~と甦ってくることが あるのです。 ■最近、「捨てる」ことが一つのブームとなっているようで、 それらには勿論ある種の効果があることはいうまでもありません。 ただし、自身の記憶や経験に密着した 「栄光と挫折の品々」 だけは、間違っても捨てずに手元に留めおきたいもの。 そんな風に考えています。【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■過去最大の栄光から生まれる自信と、過去最大の挫折(蹉跌) からくる悔しさは、行動へと駆り立ててくれる。 ■そこで、過去の栄光と蹉跌を一瞬で思い起こせる小道具を 手元に置いてみてはどうか。 それに触れることで瞬間的にパワーをフル充填できる。 ■「栄光と挫折の品々」はあなたの感情にプラスのエネルギー を与えてくれるのだ。 ■更にそれらの品々には「思い出という宝」も付随している ことを忘れてはならない。
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2499号 こころの玉手箱(栄光と蹉跌の品々)
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