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2488号 ロールモデルが身を助ける


■「芸は身を助ける」といいますが、
 それに加えて私は、

 【 ロールモデルを数多く持つことが身を助ける 】

 と考えています。

 ここでいう「ロールモデル」とは
 行動の手本、あるいは規範となる存在、といったような意味。


■困難や挫折に見舞われたとき、

 「人生のロールモデル」

 が大きな力となってくれるもの。

 私たちが経験している多くの苦労は、
 先人もまた経験し、乗り越えてきた道なのです。


■それらの人たちがいかに苦難を克服してきたかという
 体験談をたくさん見聞きすることで、

 知らず知らずのうちにロールモデルが自らの内に
 蓄えられていくことでしょう。


 自信をなくし、未来への希望を失いそうになったとき、
 この蓄積が何よりの励みともなるのです。


■先人たちの人生の、
 具体的な軌跡に数多く触れることで、

 「大変なのは自分だけではないのだ」

 「逆境を跳ね返して活躍した人がいる」

 と心を強く持てたりするものです。


 困難を見事はねのけた人が数多(あまた)ある、
 という事実そのものが、何より

 「心の安定剤」

 となるでしょう。


■さらに、

 「こういう場面ではこんな風に心がけたらいいよ、
  このように対応したらいいよ、
  こうすれば問題は解決出来るよ」

 という

 <危機回避>

 あるいは

 <チャンスを掴むための具体的なヒント、方策>

 といったことまで教えてくれるケースもあったりします。


■そんな強力な力を持つロールモデルの恩恵を、私が初めて
 こうむったのは、大学受験を迎えたときのことでした。


 私の在籍していた学校は、関西圏でも有数の進学校と
 いわれる中高一貫校。


 今もそうなのか分かりませんが、私の在籍していた当時、
 同級生の約半分は東京大学・京都大学に進学し、

 残り半分のうちの相当数のクラスメートも、
 他の旧帝大や国公立の医学部などに進学していきました。


 それらに届かなかった人間が早・慶・上智などへ
 ちょろちょろと。


■そんな学校に、私が中学受験を経て入学させてもらった
 ときこそ、真ん中あたりの成績でしたが、

 中学2年に上がる頃には下位10分の1にランクイン、

 中学3年で下位数%が定位置へ、

 と順調に駒を進め(?)、


 高校に上がるに及んで、下から2~3番目あたり

 (=いくらなんでも、このクラスになると大学に行きたいと
   思っても、ほとんどどこにもひっかかりません)

 を堂々、「不動のポジション」として確保するように
 なりました。


■中学時代から既に学業放棄(授業に出ても分からない)、


 同級生と毎日のようにゲーセンに通い、

 やがてパチンコ、パチスロ、マージャン、競馬などの
 賭け事に打ち興じるようになり、

 高校に上がって、ついには学校サボってフリー雀荘、

 平日開催の競艇、競輪、
 公営競馬場(兵庫県の園田競馬場 まだやってるのかな)


 などにも足を運ぶようになりました。

 (そしてお巡りさんのお世話になったわけですが、、、汗
  その話はまた機会があれば)


■定番の競馬、パチンコ、パチスロ、マージャンのみならず、

 トランプ(ポーカー、ブラックジャックからババ抜きまで)

 チンチロリンやら、賭けゲーム(ゲーセンのゲームで勝敗を競う)

 賭けビリヤード(ビリヤードをプレーし、その勝敗を賭けにする)

 (以下、自粛)


 など、およそ賭けられる対象は何でも賭けの対象にする。

 夜、床につき、目を閉じればスリーセブンの赤い文字や
 赤ウーピンが眼前をぐるぐると回り続ける。

 そんな毎日を過ごしておりました。


■ときあたかもバブル真っ盛り。

 その恩恵?は、高校生だった私たちにも及び、
 少なからぬバカボン達も在籍していた我が校のこと、

 中間・期末テストが終わった後の泊りがけの
 マージャン大会では、

 ときに一晩で10万円単位のお金が動いたものでした。


■そうこうしている間にも月日は流れ、高校3年になり、
 いよいよまわりの同級生はみんな受験の臨戦態勢に。

 さすがの私も、遅ればせながら

 「これはまずいかも」

 と気が付いたのが、10月~11月にかけて(遅ればせすぎ)

 秋も深まりゆく頃のことでありました。


■入学以来5年半、まったく勉強してこなかった人間が、

 受験本番まで数ヵ月というところで
 なぜヤル気が出てきたかというと、

 周囲が受験モードに入ってきたという危機感に
 駆られたこともありますが、

 忘れもしません、この本に出会ったからなのです。


 【 今日のお薦め本 井川方式 早大マル秘100%合格作戦】

                    井川 治久 (著)  新声社



■この著者の方は、中学から開成に入られたそうですが、

 ゲーセン三昧に明け暮れ、高校3年の初めに
 生まれて初めて「全国総合模試」を受けたとき、

 「4科目平均で偏差値40に満たなかった」

 ことに衝撃を受け、猛勉強して早稲田に合格した、
 という経歴の持ち主。


 たまたま書店でこの本に目を通し、
 自分とかなり近しい境遇にあった人だと思い、

 その場で購入。


■そしてその人が、同著の中で、まさに

 「ダメな人が再起した、生々しい具体例」(失礼)

 を見せてくれたのです。


 いくら勉強せよといわれても、5年以上の長きにわたり
 まったく火がつかなかった私ですが、

 不可能を可能にしたとも思われるこの事例に触れ、
 初めて、

 「よし、オレもいっちょやってやるか!」

 という気になったのでした。


■つまり一つのロールモデルに触れることによって、
 私も再起の糸口を掴むことができたように思えたのです。


 明日に続けます。


 ※折も折、本稿において賭け事の話が出ましたが、
  上記の出来事ははるか大昔、分別の付かなかった
  未成年時代の頃の話であって、大変反省しており、

  また高校卒業後は一切の賭け事に手を染めておらず、
  いうまでもなく、賭け事を礼賛、推奨しているもので
  ない

  (どころか、まかり間違うと身の破滅を惹起させるもの
   であると強く主張したい)

  ことを念のため申し添えておきます。

    くれぐれも反面教師となされたく。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■ロールモデルを数多く持つことが身を助ける。           ■自分の人生に指針や方針、示唆を与えてくれる、           たくさんのロールモデルに触れることにより、            不遇な境遇から大逆転するエネルギーが注入される          ことがあるのだ。                     

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