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2474号 隣り合う異世界、アメリカとキューバ


■これまでに何度か書いてきましたが、

 去年、アメリカの首都ワシントンを、

 そしてキューバの首都ハバナを訪れました。


 ワシントンでは、

 シンクタンクの研究員の方、
 あるいはビジネスの世界で活躍されている方々に
 インタビューしましたが、

 (たまたま)そのほとんどは共和党員でした。


 かたやキューバでは、

 在日本キューバ大使館の方や
 政府の経済研究所の方などから話を聞く機会があり、

 いうまでもなく、みなさん共産主義を信奉する人たち。

 両者の価値観は、まるで逆。


■どんなふうに逆なのか、極端に言うならば、

 アメリカの、新自由主義を信奉する人々は、


 「アメリカは機会の均等を保証されている国であるから、

  同一条件のもとで競争し、そこで格差が生まれることも、
  場合によってはセーフティーネットからこぼれ落ちて
  悲惨な生活をする人があっても、やむを得ない。

  すべては自己責任だ」


 (と、ここまで明確に言うかどうかはともかくとして)
 このような思想に生きている人々が存在する。


 一方、キューバでは、

 貧しくとも、医療と教育という人間にとっての
 根源的なニーズへの保障が

 (少なくとも建前上は)約されている。


■キューバに最も接近するアメリカのマイアミと、
 キューバ共和国とは、

 距離にして百数十キロ程度しか離れていません。

 対極ともいうべき価値観の人々が、
 隣同士で暮らしているのを体感してきました。


■そんな中、日本は、ちょうど中庸(!?)とでも
 いうべき価値観の中にあって、

 「自由」を追求するかたわら、
 「平等」に憧れているところもある、

 (そしてこのところ「平等志向」に振れているような)

 そんな立ち位置にあると感じます。


 色んな国に行き、様々な人の話を聞くことによって、

 相対的に世界を捉えるある種の基準、尺度と
 いったものが自分の中に形成されてくるようです。


■昨日まで、歴史に学びましょうという話をしてきましたが、

 「古今」に加え、「東西さまざまな世界」

 を訪れ、彼の地の人から話を聞くことも大切。


 つまり、


 【 古今東西にわたって(=時間軸と空間軸と双方の)

                視野を広げることが重要 】


 だと感じた次第。


 まだ書き足りないので、明日に続けます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■アメリカ新自由主義の信奉者は、機会均等であるかわりに       大きな格差が生まれることもやむを得ないと考える。        ■すぐ隣のキューバでは、全体は貧しくとも国民平等の社会保障     を希求する。                          ■両者の価値観を知ると、その中庸を行く日本の立ち位置も       見えてくる。                          ■歴史を越え(古今を知り)、地理を越えて(東西に学ぶ)       様々な人の話を聞くことによって、より確かに世界を捉える      尺度、基準が自分の中に形成されてくる。          

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