毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

2455号 好奇心と知識欲の無限循環


■日経新聞、2010年4月24日(夕刊)のインタビュー記事によると、
 建築家の安藤忠雄さんは、

 中学3年のとき唐招提寺と東大寺南大門を見て感動し、
 建築の世界に動かされていったそうで、


 「人生を組み立てるときに、感動からスタートする」


 と語られていました。


■安藤さんは24歳のとき、

 西洋建築を見ようと、
 ナホトカからシベリア鉄道経由で欧州へ一人旅に出ます。

 京都大学に進学した友人から
 「建築家を志したら古代ローマのパンテオン神殿を見ておけ」
 と言われていましたが、


 「だが、いざパンテオンを見てもよく分からない。
  好奇心が湧かない。知識も必要だと思った」


 と振り返る。


■知識ではなく感動で人は動く、
 だから知動とは言わず感動という、

 という話を昨日はしましたが、

 「感動を裏付けるものは知識である」

 こともまた、否めない事実でありましょう。


■同じものを見ても、
 その背景に関する知識の有無によって、
 捉え方が全く変わってきます。

 知識があり、その上で、関心を持ったものを見たならば、
 よく深く理解し、深く感じることができるように
 なるものです。


■安藤忠雄さんは

 「好奇心が持てれば、知識を得る力にもなるし、
  そうして得た知的財産の総量が、また新たな好奇心を生む」

 とも言われていました。


■つまり、


 【 好奇心 → 知識欲 → 好奇心 → 知識欲 → 好奇心 → 

   知識欲 → 好奇心 → 知識欲 → 好奇心 → ...... 】


 この無限循環によって、

 一分野を切り開き、時代を代表する建築家と
 なっていかれたのが安藤忠雄さんという人物なのでしょう。


■私たちも、最初の好奇心の芽を大事にし、
 知識で裏付けることで感動を深め、

 自分の世界を切り拓いていきたいものです。



 ※昨日のメルマガ
  (2457号「建築家・安藤忠雄氏に聞く、感動体験の大切さ」

  にて、

  安藤忠雄氏の生年を「1914年」と記載いたしましたが、
  正しくは「1941年」です。

  資料からの転記間違いです。お詫びして訂正いたします。
  ご指摘くださった大勢の皆さま、ありがとうございます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■感動がなければ人は動かないが、深い知識の蓄積が          深い感動体験を助けてくれる、ということがある。         ■感動すれば(好奇心が持てれば)、知識を得る力になり、       そうして得た知的財産の総量がまた、新たな好奇心を生む。     ■【 好奇心 → 知識欲 → 好奇心 → 知識欲 → ...... 】の       無限循環を回していった先に、突き抜けた世界が拓けるのだ。 

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。