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2403号 たくさんの本と人物によって編集された私


■よく、

 「鮒谷さんの『これはという1冊』は何でしょうか」

 と尋ねられます。

 お答えできるものなら、お答えしたいのですが、
 それはできません。

 挙げられないのです。


■以前、資生堂の名誉会長・福原義春さんが
 その著作の帯(だったと記憶しているのですが)、

 「たくさんの本によって編集されてきたのが私だ」

 という主旨のことを書かれているのを見て、

 (上から目線的な表現であれば恐縮ですが)
 なるほど、言い得て妙なりだな、

 と思わずにおれませんでした。


■実際、私(鮒谷)自身も、過去に読んできたたくさんの本によって
 自分がつくり上げられてきたのを感じます。

 ですから、「これはという1冊」を問われても、
 特定の書籍名を挙げることができないのです。


■ちなみに、

 たくさんの本に加え、
 多くの人によっても私は編集されてきました。

 これまでに出会ってきた全ての本、全ての人が、
 私を「編集」してくださってきたのです。


 そのうちの1冊が欠けても、
 1人との出会いが足りなくても、

 絶対に、今の私になることは、できなかった。

 そう考えてみると、
 じつに不思議な気持ちがいたします。


■ところで話は変わりますが、

 映画でもテレビでも、新聞でも雑誌でも、
 何においても編集をするときには、

 【 素材 】

 が豊富であればあるほど
 編集の可能性を広げることが可能になります。


■例えば、1つの記事を書くにしても、
 写真が1枚しかなければそれを使うしかありませんが、

 2枚あれば、どちらかを選ぶことができるし、
 両方を使うこともできます。

 さらに写真が10枚、50枚、100枚と増えるに従い、
 どの素材を採用するか(あるいはしないか)によって、

 記事の見え方は全く違った印象になってくるでしょう。


■同じことで、

 1冊の本を読むのと、10冊読むのと、100冊読むのと、
 1000冊を読破するのとでは、

 編集結果としての私は当然、全く変わってくるし、


 1人の人に会うのと、
 10人に接するのと、100人と出会うのと、1000人に会うのとでは、

 これまた、出来上がる私は異なってくるものです。


■従って私は、これからも新しい素材を吸収し続けたいと
 考えています。

 そしてそれらの「編集プロセス」を経て、
 継続的に自分自身をつくり変えていきたいと思っています。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■「たくさんの本によって編集されてきたのが私だ」とは、       資生堂名誉会長・福原義春氏の言である。             ■私(鮒谷)も、多くの本(と人)との出会いによって         つくり上げられてきたのを感じる。                ■素材が豊富であるほど、さまざまな編集が可能になる。        より多くの可能性を求めて、より多くの出会いを求めたい。  

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