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2366号 あえてキレイじゃない万華鏡をつくってみる


■昨日までの内容を、軽くおさらいしてから、
 話を続けようと思います。


 決断力、理解力、判断力、洞察力などの能力は、
 過去に蓄積してきた知識・経験から生まれるもの。


 これら諸能力は、

 【 知識・経験の組み合わせの妙 】

 だと言えるでしょう。


■したがって、知識・経験のパーツの数が

 「A」「B」「C」「D」「E」・・・

 と増えれば増えるほど、


 「A + B」

 「A + C」

 「A + D」

 「A + E」

 「B + C」

 「B + D」

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・


 というように

 組み合わせのパターンが豊かになり、
 理解力、認識力などの力が増していきます。


 ちょうど、万華鏡をのぞいたとき、
 筒の中に入っているチップの数が多いほど
 複雑な模様が見えるのと同じです。


■さて、では、

 「自分という万華鏡の中に
  どんなチップを入れていったらいいのか?」

 を、今日は問題にしたいのですが、


 これは、


 【 無駄と思えるものがあってもいいから、

   興味を覚えるものをどんどん入れていったらいい 】


 のです。


■ともすると、


 「これを学んでおいたらいい」

 「あれはいちど経験しておいたほうがいい」


 と言われるものはやる。


 けれども、


 「こんなことを知っていても足しにならない」

 「そんな体験はビジネスに無用」


 と聞いたことは、やらない。

 そんな態度になりがちです。


■しかし、

 役に立つであろうと大勢の人が思っている
 「最大公約数的なるもの」しか身に付けていかなければ、

 そんなチップで一杯になった万華鏡をのぞいてみても、
 また「最大公約数的なるもの」しか見えません。

 そこには何の面白みも生まれてこないでしょう。


■反対に、

 「こんなチップを入れたら、
  あんまりキレイじゃない万華鏡になってしまうのでは」

 と心配になるような素材をこそ、
 大いに詰めこんでいくべきです。


■これまでにも何度も書いていることですが、

 効率化は不可欠なことではあるけれど、
 極限まで効率化を進めていくと、

 この「最大公約数」に収斂(しゅうれん)してしまわないか、
 そんな危惧を持っているのです。


■みんなに読まれている本しか読まない、とか、

 人と違う、人のやらない経験はやめておこう、とか、

 必要な知識だけ入れ、役に立たないと思うものは切り捨てる、

 といったことをやればやるほど、

 型にはまった、ありきたり、面白みのないアウトプットしか
 出せなくなってくるでしょう。


■万華鏡でいうなら、

 いつかどこかで見た模様が、
 この万華鏡の中にも見えるね、

 みたいなことになってしまう。

 そこには何の飛躍も面白みもありません。


■そこで、


 【 あえて効率化に背を向ける 】

 【 あえて非効率にチャレンジする 】

 【 あえて役に立たないことに取り組む 】

 【 あえて無駄なことをやってみる 】

 【 あえて人と違うことに挑戦してみる 】

 【 あえて遠回りと思える道を選んでみる 】


 ことがあっていいと思うのです。


 明日に続けます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■最大公約数的なるものをいくら集めても、そこからは         最大公約数的なるアウトプットしか生み出せない。         ■「役に立つものはやる、無駄なものは切り捨てる」という態度     からは、平々凡々、平均的、ありきたりなアウトプットのみが     生み出されることとなるだろう。                  (それでよければ問題ないけど)                 ■効率化は大切。しかし、あえて非効率な学習・経験を求める      ことが、時にあってもよいのではないか。          

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