毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

2342号 緩慢なる死に対する危機意識


■昨日は、

 セイコー電子工業USA社長、
 デル株式会社の代表取締役を経て、

 現在、

 ・株式会社吹野コンサルティング代表取締役社長
 ・株式会社 ミスミグループ本社 社外取締役
 ・株式会社 ナノジオメトリ研究所 取締役会長
 ・株式会社 オレガ 取締役会長
 ・ボッシュ株式会社 非常勤監査役

 といった要職に就かれていらっしゃる吹野博志さんから
 伺った話をご紹介いたしました。


■いわく、

 今の日本は、ある種の平和ボケではないか。

 危機的な状況にあるのに、漫然とした行動しか取れない。
 その先に待っているのは緩慢なる死なのでは?

 今でこそ「スリーピング・タイガー」であるけれども、
 このまま眠り続けたなら「スリーピング・キャット」に
 なってしまうかもしれない、


 と。


■私はこの話を伺い、

 「まさしく今の日本はそうかもしれない。
  それと同時に、個人レベルでも同じではないか」

 と思い、恐ろしくなったのでした。


■今の日本は皆さんご承知の通り、さまざまな問題を抱え、
 それらが個人の生活にも影響を及ぼしています。

 ただ、

 「仕事が減った」

 「ボーナスが下がった」

 との不平はあっても、

 今すぐ何らかの行動を起こさなければ、
 いや、起こそう!

 といった危機感は、今ひとつ沸いてきていないような
 気がしています。


■やることといえば、多少、生活を切り詰めること、
 そして、ちょっとした副業を行ってみる。

 あるいは、これから日本はどうなるんだろうか?
 と自問自答するのみ。

 (真に危機感を伴った、真剣な行動にはつながらない)


 見方によっては、これも、ある種の平和ボケであり、
 その態度自体が緩慢なる死に向かっている、

 と捉えられるかもしれません。


■個人の内に今は「スリーピング・タイガー」的なる
 ものが横たわっていても、

 このまま冗長な生き方をしていると、

 いつしか「スリーピング・キャット」になっていた、という
 ことになりはしないか。


■私自身、日本という国家に対しても危機意識を
 持っており、

 それと同時に、自分自身に対しても、

 「本当にこのままでよいのか?」

 との思いを常に持っているつもりでした。


 しかし、ひょっとすると平和ボケに陥る危険を孕んでいる
 ようにも思える。

 (実際、そこまで真剣に危機感を持って行動してきたか、
  と問い直しています)


■「いま勉強しなくても何とかなるだろう」

 「1週間行動しなかったところで何が起こるか」

 「1ヵ月くらいサボっても」

 「1年、動かなくたって」、、、


 そんな「緩慢なる死への行進」を、いつのまにか
 していないだろうか?

 と、吹野さんのお話を聞いて、自戒したのでした。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■いまの日本は、ある種の平和ボケであり、緩慢なる死に        向かっている恐れがある、と、ある事業家は指摘する。       ■国と同様、個人レベルでも同じ問題を内在していると         自覚すべきではないか。                     ■今すぐ何らかの行動を起こさなくても、直ちにどうなるわけ      でもないだろう、と楽観しているうちに、              緩慢なる死を迎えつつある、といったことにならないよう、      常に自らを変革していきたいものだ。            

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。