毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論

日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。

メールマガジン「見本」はこちら

2288号 思考の鋳型


■昨日は、

 「おサイフケータイ」のクレジット発案者として
 世界的に著名であり、

 「ミスターおサイフケータイ」の異名を持つ
 超優秀なビジネスパーソン、平野敦士カールさんの


 【今日のお薦め本 たった一人で組織を動かす
                 ─ 新・プラットフォーム思考】

  
 この本を読んでの「プラットフォーム思考」についての
 所感を書きました。


■今日はこの概念について、

 もう少しだけ考えたこと、感じたことを
 ご紹介したいとおもいます。


 社会人経験でいうと(いちおうの目安として)
 10年選手以上の方ならほとんど実感として、

 この10年間で、ビジネスパーソンの認識や考え方が
 大きく変化したことを感じていらっしゃることと
 おもいます。


■具体的には、

 忠誠を誓う相手が所属する組織から、それよりも一段緩い、
 ネットワークやコミュニティにシフトした、

 ということ。

 (少なくとも、その傾向が強まっているということ)

 組織という塊から、個人という分子、あるいは原子に、

 というイメージ。


■ただ、人間は一人では生きられませんから、

 組織から漂流した分子は、より近い感性を持つ人同士が
 集まる、組織を超えたネットワーク、コミュニティのなかで
 緩やかにつながりはじめた、

 ということなのかもしれません。


■この流れについて、

 私が記憶している中でも一つの象徴的な出来事だと
 思っているのが、


 松下電器産業(現・パナソニック株式会社)が
 1998年入社の新入社員から導入して注目を集めた、

 「退職金前払い制度」

 を実施したこと。


■これは、

 退職時に受け取る予定であった退職金を
 月給や賞与に上乗せして前払いする制度で、

 従業員サイドから見ると、退職金を前払いで受け取る
 ことになります。


■このニュースが報じられた時、

 終身雇用を前提として一致団結を旨としてきた、
 日本を代表する大企業、

 それも、あの「松下」でこんなことが行われるように
 なったのか、行わなければならなくなったのか、

 と一種、なんともいえない気持ちになったのを
 今でも覚えています。


■ただ、それから10数年の歳月が過ぎ、
 もはや、よしあし、ではなく、

 塊から分子・原子へ、
 堅いつながりから柔らかいつながりへ、

 という流れはますます加速しているように感じます。


■個のレベルに分解されつつあるにせよ、
 どういう形でかで、再結合なされなければ、

 上述したとおり、人間は孤立し、生きていくことが
 できません。

 したがって、

 「どのように結びつきなおすのか」

 を真剣に考えることは、

 これからの時代を生き抜こうと思っている人にとって、
 重要かつ深刻な課題となっているのではないかと
 思うのです。


■そんな背景から、そして自分(鮒谷)の実体験からも


 平野さんが

 「たった一人で組織を動かす─ 新・プラットフォーム思考」

 この本の中で書かれた

 「新・プラットフォーム思考」

  ※ここで「新」とつけられていることには意味が
   あるのですが、詳しくは同著で。


 が、まさにこれからの時代を生きる我々にとって
 必要な概念であり、考え方であると改めて感じた次第。


■いつもこのメルマガでも書いていることですが、

 私は時代の変化に応じて、その時代に適応するための
 考え方は変わってくるものと考えています。


 取り巻く環境が大きく変わった現在、
 新たに事業を運営する、あるいはキャリアを伸ばすために、


 【 その環境に適合する概念、思考の鋳型(金型)を

   既に実践して、結果を出し、

   それを言語化している人から学ぶ 】


 というのは、大切なことと思います。


 【今日のお薦め本 たった一人で組織を動かす
                 ─ 新・プラットフォーム思考】


 ※いつもお伝えしていることでありますが、

  本メルマガでは書籍紹介を行うことはあっても
  あくまで「勝手紹介」で行っているものです。

  当メディアは書評メルマガではありませんので、
  現在、一切の献本、書評依頼をお断りしております。

  なにとぞ、事情ご賢察いただけましたら幸いです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■時代の変化と共に、時代に適合する概念・思考も変化する。     ■時代の流れに適合している実践家の思考の鋳型を学ぶことは      細かな仕事上のテクニックといった、枝葉を学ぶことよりも      実のところ、はるかに重要。                

カテゴリ:



※現在、20万1602名が購読中。