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2282号 あなたが接する情報には偏りがある


■先日、

 東京大学大学院 総合文化研究所教授の
 山内昌之先生からお話をうかがったのですが、

 そのとき、非常に役に立つお話を頂きましたので
 ご紹介します。


 それは

 【 情報の三角測量 】

 という概念。


■世の中に流出している情報は、
 すべて何らかのバイアスがかかっています。

 すなわち、偏り、歪みが加わっている。

 まずこの大前提を知ってかからねばなりません。


■すべての情報には、
 発信者側の何らかの意図が織り込まれているものです。

 一見、中立に見える(かもしれない)テレビやラジオ、

 新聞、雑誌、

 インターネットに流れている情報、

 あるいは対面コミュニケーションにおける
 情報流通も含め、

 バイアスのかかっていない情報は存在しません。


■「何かを伝えている」ということは、

 「何かを伝えていない」ことを同時に意味します。


 情報を集め、編集し、発信するというプロセスの中において、
 必ず発信者側のバイアスがかかるのです。

 (これは意識してやる場合と、意識せずにやっている場合
  の両方がありますが)


 もちろん「平成進化論」も例外ではありません。

 「バイアスのかかっていない情報は存在しない」

 このことを、情報の受け手はよく知っていなければ
 ならないのです。


■と、ここまでは、このメールマガジンでも何度か
 お伝えしてきたことなのですが、

 山内昌之先生は


 【 情報の三角測量をしなければならない 】


 と言われており、

 なんと絶妙な表現なのか、と
 感動したのです。


■三角測量とは、
 「三省堂大辞林」によると、


 「地形図などを作成する際、
  精密に長さを測った基線と、その他いくつかの測点を設け、
  それらを結びつけることによって多くの三角形の網をつくり、
  三角法によって計算する測量法」


 のこと。


■このような三角測量をするがごとく、

 自分に届けられる情報について、
 おのおのが各人の責任でもって検証を加え、判断すべき、

 そう考えています。


 明日に続きます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■日ごろ接するすべての情報には、発信する側によるバイアス      がかかっている。(これは全ての発信情報にいえる          「構造上の問題」であって、よい悪いということではない)      ※たとえばあなたが発する言葉自体にも、自覚の有無に         かかわらず、いうまでもなく偏りが加わっているはず。      ■問題なのは、それを受ける側。どの情報にもバイアスが        かかっていると知ったうえで情報を受け、三角測量をするが      ごとく検証を加え、判断しなければならない。        

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