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2220号 知識の蓄積をインテリジェンスに高める


■上述のように、

 昨日は佐藤優氏へのプレゼン、講演、懇親会を通じて、

 これまでの自分が知り得なかった、
 たくさんの世界への、歴史への、社会への、人間への
 洞察を学ぶ機会を得ることができました。


■佐藤氏の話の中で、
 非常に印象に残ったのが、


 「インテリジェンスとは、生き残るために必要な知識」

 「インテリジェンスとは、知識の蓄積とは、また別のもの」


 という話。

 要は、私なりに解釈すると、


 「知識の蓄積は、生き残るために必要な能力と
  イコールではない」


 ということ。


■単に物事を知っている、というだけでは
 生き残る力につながらず、


 「知識をつないでいく力、その方法論がインテリジェンス。

  インテリジェンス能力を身につけることで
  知的な力は10倍くらい跳ね上がる」


 と話されるわけです。


■ある人の知識の総量と、その能力の関連性は、
 無関係ではないけれども、正比例するものではない、

 ことは以前からずっと感じていたことなのですが、

 この、うまく言語化できなかった感覚を、
 このように表現されたことで、私の中で、
 すっと落ちてくるものがあったのです。


  では、

 「インテリジェンスを身につけるには」

 という質問を佐藤さんに投げかけようとおもったのですが、

 今回はあえて自粛しました。(というか、思い留まりました)


■それは、一言で語れるようなものではなく、
 おそらくは、


 「圧倒的なインプットに加え、自分の頭で考える」


 という知的修行、知的格闘を徹底的に繰り返すことで
 身につけられるものであり、

 一朝一夕に、こうやれば身につく、

 と答えられる類の質問ではないことが、
 数多くの佐藤氏の著作


 【今日のお勧め本 佐藤氏の著作一覧】

 
 を通して、私なりに理解していたから。

 この質問は無駄な質問、稚拙な質問という判断が
 私の発声にブレーキを掛けました。


■と、ここまで書いて、

 これで終わったら不親切なので、数冊、
 佐藤氏の思考の断片がのぞき見られる書籍を
 紹介しておくと、


 【今日のお勧め本 功利主義者の読書術】


 【今日のお勧め本 獄中記】


 などの本を挙げておきたいと思います。


■上記のうちの「獄中記」は著者の徹底した思考遍歴を
 辿れます。

 (こういう生活も悪くない、なんてうっかり
  考えてしまいました(汗))


 その思索の一部が「功利主義者の読書術」に披瀝されています。


■「獄中記」は分厚く、背景理解がないと読みにくいかも
 しれませんが、Amazonのレビューにある、


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 多様な読み方ができるテキストはすごく重要──そう著者はいうが、
 この『獄中記』はまさにその典型。

 僕はこれをもっぱら「勉強法」のお手本として熟読した。

 凡百の"how to"ものよりも、はるかに切実な、著者自身の猛勉強の
 実践報告だ。なにしろ気合の入れ方が違う。

 獄中での毎日の時間を最大限活用し、1冊1冊の本を1行もおろそかに
 せず、なんとか自分の肉にしようとする姿勢は、ものすごく刺激的だ。

 たとえば、学術書は3回読む。再読のときは抜粋を作り、内容を
 再構成した読書ノートも作る。3回目には理解不十分な箇所をチェック。

 この読み方だと、10年経っても内容を忘れないという。
 (ちなみに著者の記憶力のよさは折紙つき) 

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 このコメントに完全に同意です。

 ご興味のある向きはぜひ一読されてみては。


 【今日のお勧め本 功利主義者の読書術】

  
 【今日のお勧め本 獄中記
 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■知識の蓄積が、生き残り、勝ち残る力に直結するわけでは       ない。                             ■あくまで「知識」は材料であり、それを相互に結びつけ、       理解し、活用するための「インテリジェンス能力」を         こそ身につける必要があるのである。               ■そのためには「徹底したインプット」に加えて、           「徹底した思考、思索」が要求されるのであろう。      

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