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2209号 ムダに見えて役立つ勉強、ほんとにムダになる勉強


■いつも私(鮒谷)がお世話になっている
 弁護士の高井伸夫先生が、

 このたび出された新刊


 【今日のお薦め本 高井式 一生使える勉強法
                   -成長モードにスイッチする】

                          高井 伸夫 (著)


 に、「『無用の用』も大切に」

 と書かれています。


■本の言葉をそのまま引用してご紹介します。


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  一見すると何の役にも立たないように見えるものが、
  かえって大切な役割を果たすことがあり、
  このことを「無用の用」といいます。

  荘子の、

  「人は皆有用の用を知るも、
   無用の用を知るなきなり」

  からきた言葉です。

  私はこの言葉を肝に銘じています。


 (中略)


  なかでも思い出深いのが日本盲導犬協会の仕事に
  関わったことです。


  2001年秋から、
  前任の羽田孜元首相の後任として理事長になり、

  盲導犬訓練士の養成学校と日本盲導犬総合センターの
  設立計画に携わりました。


  とても片手間でできる仕事とは思えない状況で、
  全力で取り組む仕事だったのです。

  でも、それが楽しいし、
  またいろいろアイデアを得るのに役立ちました。


  何かひとつのことに真剣に取り組んで、
  「一切よそ見をしない」
  というのも一つの生き方です。

  職人さんにそういうタイプがよくいます。

  そういう人でも、自分が住む世界とは全く別のところから、
  大きなヒントを得ることがあります。


  このようにアイデアやヒントは、思いつきの一端で、
  いつどこから生まれるかわかりません。

  だから、常にアンテナだけは高く張っておく必要があります。


                    (引用ここまで)
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■では、役に立つのかどうか分からないことを
 片っぱしからやればいいのでしょうか。

 そうではありません。

 高井先生は、続けてこう言われています。


 「一見ムダに見えることにも効用はある。

  だから、ムダと思われることでも、
  ピンときたら、やってみたらいい」


■ここでいわれている


 【 ピンときたら 】


 という言葉が非常に大事だと私は捉えています。


 「無用の用」が大事だからといって、

 ピンともカンともこないことでも、やりましょう、

 という話ではないのです。


■言葉にはできないけれども、

 「なんとなく自分のアンテナに引っかかってくる」

 というものがあったら、それを追いかけていく。

 そんなふうにしていかれたら良いのでは
 ないでしょうか。


■そして高井先生は次のように書いておられます。


 今日のお話は、ここまでです。

 どうぞ噛みしめて、お読みいただければと思います。


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  車のハンドルに遊びがあるようなもので、
  無用の用はすぐに役立たないかもしれないが、
  決してマイナスにはなりません。


  (中略)


  「何がどこでいつ、どんな形で役に立つかわからない」
  という意味を持つ「無用の用」も、

  多様性の時代だからこそ価値が出てきたのだと思います。


  (中略)


  勉強家はとかく、
  勉強の意味や価値を考えたがります。

  「これだけ勉強すれば〇〇の資格が取れる」

  「これをマスターすれば評価が上がる」

  それを否定することはできませんが、

  「これは勉強しても何の役にも立たないよ」と思える勉強にも
  取り組んでほしい。


  いまのように、「有用の用」ばかりではつまりません。

  刺激はどこから来るかがわからない時代なのですから。


                    (引用ここまで)
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 【今日のお薦め本 高井式 一生使える勉強法
                   -成長モードにスイッチする】

                          高井 伸夫 (著)


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■無用の用が大事だからといって何でも片っぱしからやれば       いいという話ではない(人生は有限だ)。             ■「一見ムダに見えることにも効用はある。だから、ムダと       思われることでも、ピンときたら、やってみたらいい」        というのが高井伸夫先生の回答。                 ■アンテナに引っかかってくるものを選んで追いかけていった      なら、「すぐに役立たないかもしれないが、決してマイナス      にはならない。どこかできっと役に立つ」ということだろう。 

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