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2182号 「オタク道」を極めれば競争とは無縁の世界に出られる


■先日、

 東京・上野にある「北山珈琲店」に行ってきたのですが、

 狭い店内に続々とお客さんが入ってきては、

 そのほとんどが、1500円クラスのコーヒーを
 頼んでおりました。


■お店は(見たところ)

 店主と従業員の二人しかおられなかったので、
 ビジネスとして見ても、たいへん成功されているのでは
 ないかと思います。


■推測ですが、店主はおそらく営業活動もしていないし、
 まして効率化を図ろうとはしていないでしょう。

 効率化とは対照的な、
 オタク化の道をひたすら突っ走って、

 気がついたらこうなっていたのではないか、と。


■そして、

 私がこうやって書くことによって、もしかしたら、
 また「北山珈琲店」に新しく行ってみようと思われる方が
 あるかもしれません。

 営業もせず、マーケティングもかけていないのに、
 クチコミがクチコミを呼ぶのはなぜかといえば、


 オタク道(コーヒー道)を極めたがゆえに、

 目的としてではなく結果として、
 商売的な成功(と見受けられる)結果につながったのだと
 思います。

 これは本当に幸せなことではないでしょうか。


■このようなことは、効率化をはかって半年や1年で
 できることではないでしょう。

 好きなことに没頭し、「オタク道」を極めれば、

 競争とは無縁の世界に出ることができるのです。


■そういえば、先日もご紹介しましたが、

 長谷川 和廣先生の本に、差別化の話をされて
 いましたね。

 こんな話でした。


 (ここから)
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   【 平均点が取れたといって
      安心しはじめたら後退の始まりだ。

     「差別化」こそライバルに打ち勝つキーワード!  】


 私が企業の立て直しのときに躍起になることは、
 ライバル会社との差別化です。

 商品開発をする場合は、その商品に平均点は求めません。

 むしろ欠点もあるが、何か決定的に差別化できている商品を
 開発するように命じます。

 市場で生き残るのは、必ず後者の商品だからです。


 人も同じです。

 無難な平均点社員より、欠点はあってもひとつ得意技がある
 社員のほうが生き残るチャンスが多いのです。


 専門や得意技があれば

 「あ、あの仕事はあいつに任せておけば安心だ」

 と積極的な気持ちで抜擢しますが、
 平均点の社員に同じ仕事を任せる場合は

 「まぁ、あいつでも何とかできるだろう」

 と、かなり後ろ向きな気分を感じてしまいます。


 商品でも人でも、労力やコストは、
 平均点を全体的に引き上げるためより、

 他が決して真似できないレベルまで差別化を進めるために
 使うべきなのです。


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 (「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」より、引用ここまで)


  【今日のお薦め本  2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート
                                        仕事に大切な「気づきメモ」】

                               長谷川 和廣 (著)   かんき出版


■この「北山珈琲店」で行われていることも、
 ある種の差別化ではないでしょうか。

 (ご本人は、きっとそのようなことは思われていないと
  おもいますが)

 「好き」を仕事にし、オタク化の道を進み、

 結果として差別化がはかられ、ビジネスとしてうまくいった
 という、とっても美しいモデルではないかと思ったのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■効率化でなく、「オタク化」することによって、           営業もせずマーケティングもかけずにお客がお客を呼ぶ        こともある。                          ■効率化も一つの方法論。「オタク化」もまた、一つの道。   

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