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2179号 オタクを極めれば、高額請求が可能になる


■効率化よりも、むしろ「オタク化」をしてみては
 どうか、

 という話を先日からしています。


 さて、それで思い出したのですが、

 希代のコーヒーオタク(当然、褒め言葉で言っています)
 が店主をつとめておられる

 「北山珈琲店」

 に行ってきました。


■以前、コーヒーオタクの列伝を
 かなり長い連載として書いたことがありますが、
 覚えておられるでしょうか。

 この本を紹介しましたね。


 【今日のお勧め本  コーヒーの鬼がゆく ─吉祥寺「もか」遺聞】

                               嶋中 労 (著)  中央公論新社


■この本に登場していたお店で、
 そのとき、「ぜひ紹介したい」と思いながらも、

 あまりに連載が長くなってしまったので、
 あえなく見送った人物がいるのです。

 その人こそ、この「北山珈琲店」の店主です。


■お店には、入り口のドアにこんな貼り紙が
 してあります。

 「30分以上はお断り」

 貼り紙は他にもあります。

 「待ち合わせはお断り」

 「珈琲が主役のお店です」


■さらに店内には、

 「ケータイお断り」

 「大声でのおしゃべりお断り」

 「長時間の滞在お断り」

 など、

 他にも、喫煙ダメ、商談ダメ、写真ダメ、と
 貼り紙の嵐が吹いています。


■しかし、これでも穏やかになったほうで、
 ちょっと前までは、もっとすごかったのだとか。

 以前は

 「飲み残すと倍額いただきます」

 というものまであったそうです。


■店主は、いったいどれほどコーヒーを
 愛しているのでしょうか。

 ある本のなかで次のように語っています。


 「飲み残されたりすると、デッドボールを頭に受けたみたいな
  衝撃が走りましたね。

  これはいったいどういうことなのか、

  あれほど丹精込めてつくったコーヒーが飲み残されて
  しまった......

  これは何かの間違いではないのか?

  頭の中でいくら整理し理解しようとしても
  わかりませんでした」


 「私はね、コーヒーを愛娘のように思っているんですよ。

  その娘が目の前でぞんざいに扱われるのを見るのは
  いやだし、ゆるせないんです。

  ましてや15年寝かせた豆を飲み残された日には、
  みじめというか悲惨というか......

  言葉を失ってしまいますね」


 畏怖の念をこめて、コーヒーオタクと呼んで
 差し支えないでしょう。


■この北山珈琲店を先日、訪れてきたのです。

 それで、どうだったか。

 明日お話しいたします。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■もし、あなたがコーヒー店を開いていたとして、           「飲み残したら倍額いただきます」と言えるだろうか。       ■いまの自分の仕事にそっくり当てはめて考えてみよう。    

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