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2176号 効率化の対極にあるオタク化をはかる


■日経新聞に、私の大好きなインタビュー記事が
 あります。

 「インタビュー 領空侵犯」という記事で、

 それぞれの場で活躍している人が、
 その専門ではない分野について(つまり「領空侵犯」して)
 語るというものです。


■このような本


 【今日のお薦め本  生物と無生物のあいだ】

                    福岡 伸一 (著)  講談社


 【今日のお薦め本  動的平衡】

                    福岡 伸一 (著)  木楽舎


 【今日のお勧め本 世界は分けてもわからない】


                    福岡 伸一 (著)  講談社


 を書いておられる福岡伸一さんという方が
 いらっしゃいますが、

 福岡さんのインタビューが、
 少し前に「領空侵犯」に掲載されておりました。


 その内容が非常に印象に残ったものですから、
 遅ればせながらご紹介します。


■このような記事でした。


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  効率を追求する機運が高まっていますが、
  その対極にあるオタクを今こそ評価すべきです。

  (略)


  短期的成果が求められるのも仕方ありませんが、
  真の創造性がわかるには時間がかかります。

  (略)


  効率主義のもとに、
  1ヵ月、半年、1年と分節化した時間の中で価値をはかるのは、
  やめたほうがいい。(略)ロングレンジの評価軸を
  持つべきです。

  (略)


  すぐに役立つ人材だけを囲い込もうとするのは一種の
  効率化ですが、
  効率を無視したところでオタク社員を育てることも必要です。

  オタク社員が20年、30年後に爆発的な成果を上げれば、
  自社だけでなく業界全体、

  ひいては社会に貢献することになるかもしれません。

  自社の利益や効率化といった狭い視野で考えず、
  社会全体でオタクを許容すればいいのです。


                   (抜粋引用ここまで)
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■このところ、短期における効率化を求められる風潮を
 いたるところで感じます。

 このメールマガジンで、私もときどき、
 過度に効率化至上主義に走るのはいかがなものだろう、

 という問題提起をしてきました。

 つまり福岡さんと同じ趣旨のことを言ってきたのですが、

 (そしてその通りの行動も取ってきたつもりです。
  学校に通っているのもそうです。

  歴史や文化論、文明論を学ぶのと売上・利益等の
  短期的な成果とは正直なところ、まったく無関係です)


 ただ、経験ならびに言語能力の不足でうまく表現できず
 歯がゆく思っていたのを、

 このたび、福岡さんがズバリおっしゃっられた記事だと
 感じました。



■この記事を読んだら、あらためて思ったことが
 ありました。

 1回ぶんのメルマガでは収まりきらないので、何回かに分けて
 明日からお話しいたします。


 ちなみに、最新刊の


 【今日のお勧め本 世界は分けてもわからない】

  http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062880008/2ndstagejp-22/ref=nosim


 この本は、120%の同意、共感を持って、
 読ませていただきました。

 ここまで読んで、なにか感じられることのあった方で
 あれば、きっと得られるものがあるとおもいます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■とくに昨今、短期における効率化を求められる風潮がある。      極端な効率化に走るのははいかがなものだろう。          ■福岡伸一氏はこう言われる。                    「すぐに役立つ人材だけを囲い込もうとするのは一種の         効率化ですが、                          効率を無視したところでオタク社員を育てることも必要」      「オタク社員が20年、30年後に爆発的な成果を上げれば、        自社だけでなく業界全体、ひいては社会に貢献することに       なるかもしれません」                     ■そんな視点をもって自分を振り返ってみる機会をもってみても     よいかもしれない。                    

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