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2159号 真実は現地・現場にある


■昨日まで、数日間にわたりアフリカで感じたことを
 縷々、書き連ねてきました。

 そこで知らされたことを、あと一つだけお伝えしたいと
 おもいます。


■ちなみに、
 今回のアフリカツアーの詳細は下記の通りでした。


 ▼アフリカ訪問前の、
  日本における事前調査、会食・インタビュー

 ▼ピラミッドをはじめとするエジプトにある世界遺産

 ▼アフリカの大自然

  (数千頭から1万頭を超す?ヌーやシマウマの群れ、
   ライオンの狩り、キリンや象、カバやサイといった
   動物たちを間近に眺めたり、

   圧巻の星空、360度見渡せる地平線、上空(気球)から
   眺めるアフリカの大地、

   美しいキリマンジャロ、
   地球が生きていることを実感する大地溝帯)

 ▼少数民族との接触(マサイ族の村、マサイ族の学校訪問)

 ▼街頭インタビュー

 ▼現地で活躍されている日本人の方との会食、インタビュー

  (日本大使館の公使、職員の方、
   JICA、JETROといった組織の所長さんや職員の方、

   研究機関に属されている方や、青年海外協力隊の皆さん、
   総合商社の支店長さん、現地の起業家の皆さん、

   さらには、

   4000人のケニア人を雇用するケニアナッツ社
   ※ケニア最大の食品グループ企業で日本人が創業された
    企業です

   の工場訪問、社長取材・会食)


 などなど。

 実りの多い、そして非常に密度の濃い
 時間を過ごさせていただきました。


■2週間の間に飛行機に8回乗り、

 その合間に、車で毎日、舗装されていない数百キロの
 悪路を砂埃にまみれながら進んでいく。

 かなりハードなスケジュールでしたが、
 既述の通り、相応の成果を得て帰ってきました。


■そんな旅行で、気付いたことの中でも、
 とても価値ある学びだったのが、

 「本で読むことと、現地で体感することはまるで異なる」

 という当たり前に見えて、ついうっかり忘れそうに
 なる事実。


■たとえば中国の外交について。

 資源権益の確保のためもあり、
 アフリカ諸国において中国化が猛烈に推し進められている、

 といった話は皆さんも様々なメディアで
 既にご存じのこととおもいますが、

 現実に中国の(たとえばケニアにおける)プレゼンスの大きさを
 体感してみると、一人の日本人として大きな衝撃を受けました。


■具体的な話はここには書きませんが、

 最前線の外交現場に立たれている方から現実に日々、
 起きていることを聞き、

 また実際に、それら目に見える存在感を感じ、

 あるいは日本、欧米諸国、中国はアフリカにおいて
 外交レベルでどのようことを行っているのか、

 などの話を聞くにつれ、本や雑誌などのメディアを
 通して知る、ということと、身体で感じることの大きな差異に
 気付かされたのです。


■そんな遠い国のことが我々の人生やビジネスと関係あるのか?

 と問われると、それが大ありなのです。

 これだけグローバル化が進んだ時代においては
 他の地域との関係性がそのまま我々の生活に直撃する
 ことがしばしばあります。

 そしてその傾向はこれからますます加速していくこと
 でしょう。


■アメリカ、ヨーロッパ、中国、あるいは中東諸国との
 関係の変化が、

 たとえば日本の社会や経済を直撃することがある、
 というと同意されるでしょう。

 近いところでは原油の高騰が、我々の生活を大きく
 揺さぶりましたね。

 あるいは、アメリカ発の金融危機に端を発した
 経済の落ち込みは国民生活に大きな影響を与えました。


■そんなことがアフリカ諸国との関係性においても
 起こりうるのではないか。

 すなわち、

 日本からはるか遠く離れた地域との関係性が
 これまで以上に、様々な形で我々の生活に影響を及ぼすと
 いうことがあるのでは、

 ということを感じたのです。


■さらにいうと、

 そのエリアにおける中国の存在感の大きさは
 既に脅威を覚えるレベルにあります。

 大使館や関係機関、あるいは現地で起業されたり、
 NPO、NGOとして活動されている皆さんが
 懸命に活動されているのを知ると同時に、

 この地域(ケニアに限らず、アフリカ全体)との
 関係性が、将来、日本にどのような影響をもたらすか、

 真剣に考える契機となりました。


■何かで読んだり、話を聞いたり、
 で分かった気になるものですが、

 商売でもなんでもそうだとおもいますが、
 やはり、現地・現場にいってこそ、真実が見えてくる、
 体感できる、

 というものではないかと知らされました。


■詳しくは書きませんが、
 彼の地における中国の存在感というのは
 かなりのものです。

 日本のアフリカ外交はこれから一体、どこに向かうのか、
 をリアルに感じ、考える機会となったのです。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■メディアで知ることと、実際に現地・現場に触れて知らされる     こととは天地雲泥の差があるものだ。               ■何かを学ぼうとおもったら、横着して活字さえ読んでおれば      いい、というものではなく、実際に身体を現地・現場に運んで     みなければ分からないことがある、ということを知っておく      べきだろう。                       

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