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2158号 未知ゾーンを体験して胆力を鍛える


■先日、アフリカを旅行してきました。

 そのとき、大変な事態に遭遇したのです。


■ケニアの旅もいよいよ終わり、

 ナイロビ空港からカイロ空港に向かうとき、
 ちょっと慌てていて、

 もろもろの貴重品を手荷物として機内に持って
 行くべきところを、ついうっかり誤って、

 「機内預け入れ」

 の荷物に入れてしまいました。

 スーツケースに入れたまんま、チェックインカウンターに
 預けてしまったのです。


■あっ、しまったと気付いたときは預け入れ荷物も
 カウンターの向こう側、ベルトコンベヤーに乗って、
 流れていってしまったあと。


 でも、パスポートは手元に合ったので、

 「まあ、いいか、、、」

 とそのまま預けっぱなしにしていたところ、

 飛行機が出発する少し前になって
 突然、私の元に、2人の巨大な警察官がやって来たのです。


■で、彼らは

 「これはお前のものか?」

 と尋ねてきたので、目をやると、

 なんと、彼らの手もとには、私が「機内預け入れ」で
 預けたはずのスーツケースの中身(=貴重品)が
 あるではありませんか。


■発展途上国では警官も悪い人のことが往々にしてある、
 という話を散々聞いていたので、

 最初はこの警官たちが

 「私の荷物を盗んで、なにか交渉しようとしているのか!?」

 と疑いました。(ごめんなさい)


■しかし、よくよく話を聞いてみると、

 どうも、空港職員が私のスーツケースをこじあけて
 中身を盗んでいたらしい。


■その犯人を彼らが捕まえてくれたようで、

 しかしながら、そのとき深夜3時半くらいだったのですが、
 事情聴取?のために、

 「お前もこのままケニアに残れ」

 みたいなことを言ってるようにも思えます。

 「いやいや、私はこれから30分後に出発する
  カイロ行きの便に乗るんすけど、、、」

 みたいな話ですよ。

 こんなところで足止め喰らうなんて冗談じゃありません。


■幸い、同行者の助けも得て、

 (Tさん、その節はありがとうございました。
  ほんとに助かりました)

 最終的には、事なきをえて、その便でカイロ空港に
 向かうことができ、貴重品も無事に返ってきたので
 結果オーライだったのですが。


■それにしても、こんなこと(空港職員が普通に荷物を
 盗んだりする)があるのが、驚きでした。

 私の他にも、同行者ではありませんでしたが、
 同じ便の乗客で手荷物がやられていた人もありました。


■ほかにも、

 ケニアでサファリをしていたところ、

 乗っていた車が、走行中に「ガーン」と
 すごい音がしました。

 左後方のタイヤが外れたらしい。

 車の左側をタイヤだけがコロコロと転がっていき、
 車は動かなくなりました。


■普通に整備している車だったら、こんなことは
 あり得ないし、

 万一起きたら、日本だったら大事件となるはずですが
 彼の地では、よくある?話なのか、

 運転手も悠々、堂々としたものです。


■我々は強烈な日差しの中、車の外に出されて、

 修理している間、
 ライオンとかが近くにいるかも知れないのに、
 延々、車外で待機させられました。


■最初は車の周りで雑談したり、
 双眼鏡で周りを眺めてたりしたんですが、

 1時間たっても、変化がないので
 いい加減飽きてきました。


■で、調子に乗って、草むらをかき分けて向こうの方に
 いって、

 広大なサバンナを背景に、記念写真でもをとって
 もらおうと思ったら、


 「ライオンに喰われたらどうするんだ」

 「早くこっちに戻ってこい!!」


 とガイドさんに怒られました(汗)


■なんて、

 こういった、日本であったら大事件になるようなことが
 起きても、

 むこうの人たちは少しも驚かないのです。

 気にするな、くらいの感覚です。

 この感覚の差異は、日本にいてもなかなか分からない
 ことでしょう。


 【「日本的な当たり前」は、決して当たり前でない 】


 と知らされてきました。


■そして、空港で荷物が盗まれたときも、
 そういう下地があったからか、


 「まぁ、なくなってもしょうがないか」

 「これも一つの勉強だ」

 「帰国してからのネタ(メルマガネタ)になるかもしれないし」


 くらいの肝の据わり具合になってたのには
 自分でも驚いたものです。


■驚いたりショックを受けたり、
 下手をするとそのことでダメージを被ってしまうのは、

 「未知のゾーン」「未体験の世界」

 に身を置いたとき。


■そこで、こんなふうに未知ゾーンを既知ゾーンに変える
 経験を少しずつ重ねることで、

 人としての許容量、みたいなものが大きくなって
 いくのではないか、

 そうなってくれたらいいな、

 と期待を込めて思ったものです。


■実際、今回の旅で
 自分がどの程度つくり変わったかなんて分かりませんし、

 ここでこうして言葉にしてきたことで
 その全てを表すことができたとは到底思えませんが、

 言葉以上のものを、体で感じてくることができた
 有意義な旅でもありました。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■なにかにショックを受けるのは、過去に経験してきたことの      範疇をこえた物事や考えに出会ったときだ。            ■未知ゾーンを既知ゾーンに置き換えていけば、泰然自若、       多少のことには動じない大きな人間になれるのではないか。     ■新たな経験を少しずつ積んで、胆力を鍛えていきたい。    

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