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2051号 「愛の交歓」「情の交換」


■昨日は、

 人を見ては


 「こうて(買って)くれー」

 「紹介してくれー」

 「教えてくれー」

 「タダ(無料)でくれー」


 とクレー射撃を繰り返しながら攻め上ってくる、
 恐怖の

 「くれくれ星の戦士達」

 とならないように、お互い注意いたしましょう。

 そんなお話をいたしました。今日も続けます。


■「くれくれ星人」にならないため、
 人に何かをお願いするときには、その代替としての、

 「自分のメリットよりも先に相手のメリットを考えよ」

 この考え方が大原則となるのですが、

 ここで一点、注意として、単に相手のメリットを
 考えればこと足れり、というものでもない、

 ということをさらにお伝えしたいのです。


■相手のメリットを考えて、それを提示してから
 お願いしなければならないのはいうまでもありませんが、

 そのメリットは十分に提供、ではまだ足りず、

 十二分、

 さらには

 十五分、二十分

 (そんな言葉は実際にはありませんが、
  想いとしてはそのくらいの気持ちで)

 のメリットを提供しなければ、お願いはしないと
 決めておいたほうがよいでしょう。


■こういう姿勢が、先方の警戒心を解き、胸襟を開き、


 「そこまでやってくれるんなら、いっちょ、やりましょか!」

 「一肌脱ぎまっせ!」


 という流れに入るために決定的に重要な
 心がけなのです。


■そしてここで注意すべきなのは、
 相手が動いたその理由というのは

 提供されるメリットの価値云々、というよりも

 「そこまでワシのことを考えてくださるのか」

 なんていう、その心意気を意気に感ずる、
 浪花節的なところから生まれてきたものなのです。


■条件闘争とか、交渉術とか、そんな低次元の話では
 ありません。

 これは人と人との

 「愛の交歓」「情の交換」

 とでも呼ぶべきもの。


■それを理解せず、ただひたすらに、

 「くれー」「くれー」「くれー」「くれー」「くれー」

 ばかり連呼されたら、

 そこに愛は育まれず、せっかくの男気(女気)も
 萎えるというものです。


■もしこれが腑に落ちない人があったなら、

 ぜひ太閤記


 【今日のお勧め本 新史太閤記 (上巻)    新潮文庫】


 【今日のお勧め本 新史太閤記 (下巻)    新潮文庫】


 など、読んでみて下さい。


■秀吉はいろんな場面で「愛」や「情」を振りまいています。

 相手はそこに「男気」を感じて、秀吉の提案に乗るのです。

 幾多の場面で描かれていますが、
 これが秀吉の「パターン」なのです。


■で、今日の結論は

 「お願い事にも愛が必要」

 こういう着地にしたいとおもいます。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■人にお願いするときには相手のメリットの提示をしなければ      ならないが、その提示は十分、十二分ではまだ足りず、        十五分、二十分、を考えることにより、先様は警戒心を        解き、胸襟を開いてくれるのだ。                 ■ここで人が動くのはメリットの価値に動かされたからでは       なく、ひとえにその心意気を深く受け止めたから。          そこに「愛の交歓」「情の交換」とでも呼ぶべき感情の        やりとりが発生することとなるのである。             ■太閤秀吉の生き様は格好の例となるであろう。        

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