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2049号 そして、誰もいなくなった


■昨日は、

 「お願いごとを叶えるための3つの黄金パターン」

 ということで


 1、長期の関係性のなかで双方の利害のバランスが取れている

 2、短い(あるいは初対面での)関係性ではあるけれども、
   相手に十二分のメリットを提示できている

 3,親しい関係性のなかでノリ、流れで
   「これ、ガツンと、いっときましょーよ」
   「ぜひ、やりましょー」「OKっすよ」
   なんて盛り上がる


 この3つのパターンをご紹介いたしました。

 そしてこのパターンを逸脱したら、叶う願いも叶わない、

 そんなお話もしましたね。


■今日はさらに深く掘っていきましょう。

 この3つのパターンを見て、

 「オレは得意だよ」「私は軽々できている」

 なんていう人はどれくらいあるでしょうか。


■これが実践できる人は一握り、とまではいわないにしても、
 頭では理解できても、臨機応変に実践するとなると、

 非常に高度な現場レベルでのコミュニケーション力が
 要求されるもの。


■したがって、私などは

 「人にお願いすることは、なんてハードルが高いんだろう」

 (よほどのことがないと、お願い事はしたくないなぁ)

 などと思ってしまうのです。


■だから


 「頼むのはタダだし、リスクもないんだから、
  なんでもかんでも、周りの人に頼みまくれ」


 なんていうことを聞いても、とてもその言葉通りに
 実行しようなんて思いません。

 さらにいうと、実は「リスクはない」なんていいながら
 物凄い高いリスクが地雷のように埋まっているものです。


■もし、


 「頼むのはタダだし、リスクもないんだから、
  なんでもかんでも、周りの人に頼みまくれ」


 という相手に対して、まるで配慮のない依頼を
 愚直に行いつづけるとどうなるか。


■想像つく方はすでにもうおわかりのことと
 おもいますが、その依頼を受けた人は、


 「この人とは長期の関係は保てないな」

 「角を立てたくないので、依頼は承諾するけれども、
  これ以上、深い関係にはならないでおこう(距離を置こう)」

 「依頼は受けたけど、ほんとはちょっと困るなあ(嘆息)」


 なんて、いろんな思いが心の中に渦巻くことでしょう。


■それは自分が依頼を受ける側に立つならば、
 100人が100人ともそのように思うはずで、

 自分がそのように思うことであるながら、
 相手に対してもやってはいけないよね、

 という幼稚園児でも理解できること、といっても
 よいかもしれません。


■しかし幼稚園児でもこのことは知っているけど、
 実践するのは大人でも難しい。

 そういうものなのかもしれませんね。

 そんなことを私もさんざん失敗してきて、
 時に親切な、偉大な先輩や友人が、


 「おまえ(=私のこと)、いい加減にしとけよ!(怒)」


 なんて、あえて心を鬼にして教えて下さって
 さすがに私も、ようやくその心が理解できるように
 なったのです。


■もし、このことが、いまだ腑に落ちていなかった、
 という読者さんがあったとしたら、

 前車(=私)の轍(わだち)を踏まぬよう、
 これを機会にぜひ上記のことに注意されるとよいかと
 おもいます。


■これまで数回にわたりお伝えしてきたように、
 ことほどさように、

 「人に何かをお願いする」

 というのは難しい。

 どうしても人になにか頼み事をするに際しては、
 慎重の上にも慎重を期す、

 それくらいの心構えがあって、初めて実行に移すべき
 ものですね。


■軽い気持ちでじゃんじゃん頼んじゃおう、
 失敗したら、次行こ、次!

 みたいなノリでいくと、自覚なきダメージが
 ボディブローのようにじわじわ効いてくる。


■そうして気がつくと、
 いずれ相手をしてくれる人がいなくなる。

 そんな恐怖の事態が出来(しゅったい)しないとも
 限りません。

 そんなことにならぬよう、

 「人にお願いすることの怖さ」

 を今一度、わたしもここで確認しておきたいとおもいます。



 【今日のピークパフォーマンス方程式】                ■配慮のない依頼を行うことによって自ら蒙るダメージは、       自らの身体にボディーブローをじわじわ打ち込まれるが        ごときもの。                          ■はじめは自覚症状がなくても、時間の経過とともに、         徐々に効いてくる。                        気がつけば、                           「そして(私の周りに)誰もいなくなった」             などという、恐怖の事態が出来(しゅったい)しないとも       限らない。                        

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