■P.F.ドラッカーは 「強みに集中して取り組むべきである」 と言っています。 今日は、ドラッカーのこんな言葉をご紹介 しましょう。 ------------------------------------------------ 「並以下の能力を向上させるために 無駄な時間を使ってはならない。 強みに集中して取り組むべきである。 無能を並の水準にするには 一流を超一流にするよりもはるかに多くの エネルギーを必要とする。 しかるに、あまりに多くの人たち、組織、そして 学校の先生たちが、 無能を並にすることに懸命になっている。 資源にしても時間にしても、有能な者を スターにするために使わなければならない」 (「P.F. ドラッカー経営論」) ------------------------------------------------ 【今日のお薦め本 P.F. ドラッカー経営論】 P.F. ドラッカー (著) ダイヤモンド社 ■上の言葉のなかで 「強みに集中する」 と言われているのは、別の表現をするなら 【「無能な領域を並の水準にする行為」をあきらめる 】 ということになるでしょう。 ■まだ人生の駆けだしの人のなかには、 「自分の強みとか、弱みとか言われても困る」 「向いているやり方は何で、 向いていないやり方はどれか分からない」 「価値観がまだ明確になっていない」 という方もいらっしゃるかもしれません。 実際、そんなご意見をじつにたくさんいただきます。 ■しかしそうしたことは、これからいろんなことに チャレンジしていくなかで見つかっていくもの。 「こうすれば分かりますよ」 というものではありません。 人生経験そのものが短ければ分からないですし、 あるていど人生の年輪を重ねれば、 おのずと見えてくるものでしょう。 ■もちろん、意識して、そうしたことに敏感になろうと 努めて生きていったなら、それだけ早く見えてきます。 そして、見えてきたなら、その芽を大切に育てていく。 今は、そんな気持ちでおられればいいのでは ないかとおもいます。 ■そのとき大事になるのが 先ほどのドラッカーの言葉ですが、 この話の続きは、また明日させていただきます。 【今日のお薦め本 P.F. ドラッカー経営論】 P.F. ドラッカー (著) ダイヤモンド社【今日のピークパフォーマンス方程式】 ■ドラッカーは「強みに集中せよ」と言う。別の言葉を つかうなら 「無能な領域を並の水準にする行為をあきらめよ」 ということ。 ■ただ、強み・弱みといっても、そもそもそれがまだ わかっていない、どうしたらいいのかと困惑する人も、 ことに年少者ならば少なくないだろう。 ■いまは、それを見極めることを意識だけしておけばいい。 ある程度の人生経験も必要だからだ。 そして強みの芽をみつけたら、その芽を大切に育てていく 心づもりをしておこう。
毎日20万人が読んでいるビジネスコラム 平成進化論
日本最大級・毎日20万人が読んでいるビジネスメルマガ
「平成進化論」のバックナンバーをご紹介しています。
2028号 強み・弱みを見極めるには時間も必要
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます。
カテゴリ:
バックナンバー カテゴリ一覧
ピークパフォーマンス方程式
- アイデア (841)
- コミュニケーション (688)
- セールス (577)
- パーソナルマーケティング (479)
- ビジネスIT・ツール (345)
- ビジネスマインド (1381)
- プロフェッショナル (674)
- マーケティング (308)
- レストラン・ホテル紹介 (6)
- 一般教養・雑学 (572)
- 人的ネットワーク (565)
- 仕事術 (678)
- 会食・交友録 (26)
- 名言・箴言・格言・金言 (267)
- 学習法 (694)
- 情報発信 (663)
- 情報社会 (336)
- 意思決定 (608)
- 投資 (425)
- 時流 (365)
- 書籍・雑誌紹介 (427)
- 歴史・人物に学ぶ (756)
- 海外 (65)
- 独立起業 (390)
- 環境 (571)
- 生き方・キャリア (1533)
- 目標達成 (790)
- 経営 (522)
- 習慣 (1095)
- 自己成長・変革 (1596)
- 自著紹介 (17)
- 長期的視点 (736)