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1987号 変化は内から起こるもの


■昨日は、

 キャリア戦略と脳内爆発(小爆発、中爆発、大爆発)に
 ついて、私の考えをお伝えしました。


■その中で、

 自分の内部が作り変わってもいないのに、
 自分を取り巻く外部環境が好転するというのは
 どこかおかしい。

 ないし、

 たまたまそのようなことが起きたとしても
 長続きしないのではないか。


■キャリア戦略(ないし人生戦略、経営戦略)を
 考えるときには、安易な方法を選ぶのではなく、

 自身の哲学、思想、あるいは道といわれるものを
 確固たるものに高め、昇華していくべきであろう。


■そのために脳内の小爆発、中爆発、そして
 大爆発を継続的におこし続けることによって
 新しい道が切り開かれる。

 そんなことも書かせていただきました。


■ちなみにこの数ヶ月の間における、
 わたしにとっての大爆発(パラダイムシフト)は


 【 利益についての概念の変化 】


 でした。


■儲かりさえすれば何をやってもよい、という考え方には
 これまでも大いなる違和感がありましたが、
 自分のなかでうまくその考えをまとめられず、

 それゆえ明快に説明することもできず、
 つまるところ、

 経営者として活動しながら
 経営についての哲学も思想もなかった、ということを
 率直に認めなくてはなりません。


■そんななかドラッカーの哲学に触れ、

 利益について、経営についてのパラダイムシフトが
 起こされたわけですが、

 氏は

 「儲けさえすれば良い、儲けのみが目的」

 というスタンスの経営は唾棄すべきものとして
 忌み嫌います。


■そして利益について、どのように捉えているのか
 著作の至るところで述べられています。


 すなわち、

 ──────────────────────────────

 事業体とは何かを問われると、たいていの企業人は
 利益を得るための組織と答える。

 たいていの経済学者も同じように答える。

 この答えは間違いなだけでない。的外れである。

                        「現代の経営」
 ──────────────────────────────


 ──────────────────────────────

 利益が重要でないということではない。利益は企業や事業の
 目的ではなく、条件である。

 利益は、事業における意思決定の理由や原因や根拠ではなく、
 妥当性の尺度である。

                        「現代の経営」
 ──────────────────────────────


 ──────────────────────────────

 企業にとって第一の責任は、存続することである。

 換言するならば、企業経済学の指導原理は利益の最大化ではない。
 損失の回避である。

 したがって企業は、事業に伴うリスクに備えるために、
 プレミアムを生み出さなければならない。
 リスクに対するプレミアムの源泉は一つしかない。利益である。

                        「現代の経営」
 ──────────────────────────────


 ──────────────────────────────

 昨日のコストを賄えるかを問題にするように、明日のコストを
 賄えるかを問題にしなければならない。

 最大の問題は、成長に伴うリスクをカバーするだけの利益が
 あるかである。

 こうして利潤動機なる概念は雲散する。搾取なる概念も消える。

                        「断絶の時代」
 ──────────────────────────────


 ──────────────────────────────

 事業の目標として利益を強調することは、事業の存続を
 危うくするところまでマネジメントを誤り導く。

 今日の利益のために、明日を犠牲にする。

 売りやすい製品に力を入れ、
 明日の市場のための製品をないがしろにする。

                        「現代の経営」
 ──────────────────────────────


 ──────────────────────────────

 利益計画の作成は必要である。
 しかしそれは、利益の最大化についての計画ではなく、
 利益の必要額についての計画でなければならない。

 その必要額は、多くの企業が実際にあげている額はもちろん、
 目標としている額をも大きく上回ることを知らなければならない。

                       「マネジメント」
 ──────────────────────────────


 【 今日のお薦め本 ドラッカー名著集2 現代の経営[上]】

              P.F.ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)




 【 今日のお薦め本 ドラッカー名著集3 現代の経営[下]】

              P.F.ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)




 【 今日のお薦め本 ドラッカー名著集7 断絶の時代】

              P.F.ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)




 【 今日のお薦め本 マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]】

              P.F.ドラッカー (著), 上田 惇生 (著)




■いかがでしょうか。

 これらの言葉について、私が稚拙な解釈を加えるつもりは
 ありません。

 ただ、ぜひ各人、特に経営を預かっている方、
 あるいは経営幹部、経営幹部を目指される方には
 ぜひ味わっていただきたい文章です。


■わたしはこれら言葉の数々に触れ、
 経営に対するパラダイムシフトが起きました。

 当然のことながら、これからの当社の経営の在り方に
 ついても影響を及ぼすこととなるでしょう。

 そうです。
 変化は常に内から起こるもの、なのです。


■自らの内部が作りかわれば、
 自分を取り巻く外部の環境が好転することは必然、

 といえる、ある種の確信を持っています。


 繰り返します。


 【 変化は常に内から起こるもの 】


 なのです。


■会のどなたに頼まれたわけでもありませんが、

 自身の内部から変化を起こそうとする、
 目線を同じくする方との交流を学会を通して
 行えればと思っています。


 <ドラッカー学会>


 <入会案内>


 ※入会にあたって「推薦者氏名」が必須項目に
  なっていますが、他の推薦者がいらっしゃらなければ、
  私の名前(鮒谷周史)を記載いただいても結構です。


 ぜひドラッカー思想に、そして会長の上田惇生先生
 はじめ会員のみなさんとの接点をもっていただければと
 おもっております。

 いうまでもありませんが、経済的動機でもなければ(当たり前)
 誰かに依頼されたわけでもなく、

 純粋に同志とでもいうべき方との間接的なつながりを、
 ドラッカー学会を通して持てれば、

 そんな風に考え、ご案内させていただいております。


 【今日のピークパフォーマンス方程式】   ■「変化は内から起こるもの」である。   ■自身の外部環境を好転させようとおもったならば、自らの    内部(思考、認識など)を変えなければならない。   ■これはキャリア戦略、経営戦略、そして人生戦略における    基本原則といってよいだろう。

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